留守中の防犯対策に照明が有効 !?

防犯 2023.11.20更新(2019.10.21公開)
留守中の防犯対策に照明が有効 !?

旅行や里帰りなどで長時間留守にしなければならないとき、空き巣に入られることを心配される方も多いのではないでしょうか。一戸建てはマンションなどに比べて空き巣などの被害に遭いやすいのでとくに注意が必要です。ここで、どうすれば空き巣の被害から我が家を守ることができるか、その対策とポイントをみていきましょう。

留守と悟られないことが大切

警察庁発表の「令和4年の刑法犯に関する統計資料」によると、令和4年の侵入窃盗の認知件数の総数は36,588件、そのうち住宅を発生場所とするものは16,524件です。住宅を発生場所とする侵入窃盗は、1日約45件発生していることになります。また、その73.1%が一戸建て住宅で発生しています。
一般住宅への侵入窃盗の手口は、留守宅に侵入して窃盗を働く「空き巣」、居住者の寝ている間に侵入する「忍び込み」、居住者の食事中などに侵入する「居空き」があります。住宅を発生場所とする侵入窃盗のうち、実に63.9%が侵入者にとってリスクの少ない「空き巣」です。このことから、たとえ不在であっても「留守と悟られない」ようにすることが非常に重要であると言えるでしょう。
では、空き巣はどのように留守を見抜いているのでしょうか。その方法から対応策を考えてみることにしましょう。

住宅を発生場所とする侵入窃盗の認知件数の割合と住宅を発生場所とする侵入窃盗の手口別認知件数の割合の円グラフ
住宅を発生場所とする侵入窃盗の認知件数の割合と住宅を発生場所とする侵入窃盗の手口別認知件数の割合の円グラフ
住宅を発生場所とする侵入窃盗の認知件数の割合と住宅を発生場所とする侵入窃盗の手口別認知件数の割合の円グラフ

出典:警察庁「令和4年の刑法犯に関する統計資料」

留守を見抜く方法で多いのは「インターホンで呼ぶ」

空き巣が留守を確認する方法は「インターホンで呼ぶ」がもっとも多く、一戸建てにお住まいの方が長期間留守にする場合は、これに対抗できる対策を検討することが重要です。録画機能付きのインターホンが未導入である場合には新たに導入することを検討してみるのもよいでしょう。

留守の確認方法
留守の確認方法

出典:(財)都市防犯研究センター JUSRIリポート

「動きを見張る」に対処するには

侵入者が留守を見抜く方法で次に多いのが「動きを見張る」です。
この方法の手口の一つとして居住者がいるかどうかを外から見張るというものがあり、その中でも部屋の照明の確認が代表的です。留守にしている住居は、通常、外が暗くなっても部屋の明かりがつかないので、そのことを端緒に留守であることが見抜かれてしまいます。
では、どのように対処すればいいのでしょうか。
もっとも簡単なのは、タイマー式の照明をリビングや寝室、外灯などに導入するという方法ですが、点灯・消灯の時刻が毎日同じであればやはり留守であることを疑われてしまいます。そこで、日によって点灯・消灯のタイミングを少しずつずらし、留守であっても普段の生活のリズムにあわせて照明をコントロールするようにすれば、留守だと見抜くことはむずかしくなります。
最近では、IoT(Internet of Things、モノのインターネット)と呼ばれる、インターネットを通じて家電をコントロールする技術も広く使われるようになってきています。上手に使いこなすと、スマートフォンからの遠隔操作で照明だけでなく、テレビやラジオなども操作することができるようになります。利用するには多少の設備投資と設定が必要ですが、対応機器類もそれほど高額ではなく、設定も慣れてしまえばむずかしくないでしょう。
ちなみに在宅時においてもIoTの活用によって、スマートフォンやスマートスピーカーなどでいろいろな家電を操作することができるようになります。このような便利な家電は、IoT家電やスマート家電などと呼ばれています。

「郵便受け」にも要注意!

他、対策を施しておきたいものに「郵便受け」があります。防犯のために勝手に開けられないよう鍵などを郵便受けに取り付けるのはもちろんですが、郵便受けに新聞や郵便物がたまっているとひと目で留守とわかってしまいます。長期間留守にする際は、新聞や郵便物は配達されないよう事前に手続きを行いましょう。新聞は配達を担当している新聞販売店に連絡、郵便物は最寄りの郵便局に「不在届」を提出します。
しかし、新聞・郵便物の配達を止めたとしても対策しづらいのが宅配便の不在票です。最近では、配達前に電子メールなどが届く宅配便の事前通知サービスもあるため、登録していると不在中でも受け取り日時の変更ができます。

もっとも安心なのはホームセキュリティ

長期間家を留守にするときのチェックポイントと対応策をご紹介しました。不在にする期間にもよりますが、これらすべてを自身で用意すると少し手間が必要かもしれません。仮にここまで説明してきた対策をすべて行っていたとしても、万が一侵入者が入ってしまった場合のことを考えれば、やはり不安が残ってしまいます。

そこで、おすすめなのがホームセキュリティです。ALSOKのホームセキュリティは、「セルフセキュリティ」「オンラインセキュリティ」の2つから選択できます。セルフセキュリティでは、お手頃価格〔月額 990円(税込)から〕でホームセキュリティを実現でき、もしもの時にはガードマンの依頼駆けつけが利用可能です。オンラインセキュリティでは、異常発生時には自動でガードマンが駆けつけます。
ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

この記事に関連する商品

HOME ALSOK Connect
お買い上げプラン
月額費用4,070円(税込)
  • スマホで簡単に警備操作
  • 24時間365日の徹底警備。緊急時にはガードマンが現場に急行
  • お手頃価格で家計も警備も安心
HOME ALSOK アルボeye
カメラ稼働式
月額費用2,750円(税込)
  • 自宅内に設置したカメラの映像をスマホでいつでも確認!
  • もしもの際はメールで異常を通知+ガードマンが駆けつけ
  • ご高齢者様の見守りなどの利用にも