家庭用防犯カメラの設置場所のポイントは?注意点や選び方を解説

防犯2026.07.30更新(2020.09.04公開)
家庭用防犯カメラの設置場所のポイントは?注意点や選び方を解説

本記事では、家庭用防犯カメラのおすすめ設置場所、設置場所を選ぶポイント、設置時の注意点、防犯カメラの選び方や費用相場について解説します。

自宅に防犯カメラを設置しようと思っても、どこに取り付ければよいのか、カメラを向ける方向や、死角をどう防ぐのか、また近隣への配慮は必要なのか、といった点で悩む方は少なくありません。
家庭用防犯カメラは、設置場所や撮影範囲を適切に設定することで、防犯効果を大きく高められます。泥棒や空き巣に対しても防犯意識の高い住宅であることをアピールできるため、犯罪抑止にもつながります。

【この記事で分かること】

  • 家庭用防犯カメラのおすすめ設置場所
  • 設置場所を選ぶポイント
  • 設置時の注意点
  • 防犯カメラの選び方

目次

家庭用防犯カメラを設置する際の3つのポイント

防犯カメラ設置のポイント

防犯カメラは、設置場所や設置の仕方によって犯罪抑止の効果が大きく変わってくるため、設置にあたっては慎重な検討が必要です。自宅に防犯カメラを設置するときは、次の3つのポイントを考慮することをおすすめします。

防犯カメラの死角を作らないようにする

  • 侵入経路を把握する
  • 障害物を確認する
  • 夜間も確認する

まずは玄関や窓など、侵入経路になりやすい場所を把握したうえで、カメラの設置位置や向きを検討しましょう。敷地が広い住宅では1台だけではカバーできないため、複数台の設置も検討することをおすすめします。
カメラを設置する際は、樹木や塀、物置などの障害物によって撮影範囲が遮られていないかも確認が必要です。設置直後は問題なくても、時間が経つにつれて枝葉が茂り、死角が生まれるケースもあります。設置後も定期的に撮影範囲をチェックしておきましょう。

また、空き巣や居空き、忍び込みは、玄関だけではなく窓からも侵入します。警察庁の発表によると、令和6年(2024年)に発生した住宅侵入被害のうち、玄関などの表出入口から侵入された割合は27.9%、窓から侵入された割合は50.3%でした[注1]
住宅の裏側など、住民の目が届きにくい場所にある窓も撮影できるように防犯カメラを設置することが重要です。
さらに、夜間の撮影範囲も忘れずに確認しましょう。空き巣は日中の留守を狙うケースが多い一方、忍び込みなどは深夜の就寝時間帯を狙って侵入する傾向があります。
暗い場所でも鮮明に撮影できるよう、赤外線撮影機能に加え、人を検知するとセンサーライトが自動で点灯する機能を備えたカメラを選ぶと安心です。

[注1]警察庁「令和6年の刑法犯に関する統計資料」

防犯カメラの存在をアピールする

  • 出入口付近に設置
  • 防犯ステッカーを併用

玄関や駐車場など人の出入りが多い場所に防犯カメラを目立つように設置し、「防犯カメラ設置中」や「24時間監視中」などのステッカーを掲示することで、泥棒や空き巣に対する抑止効果が期待できます。カメラやステッカーの存在に気づいた時点で侵入をあきらめるケースもあるため、どちらも見やすい場所に設置・掲示することが大切です。

プライバシーに配慮した画角にする

  • 必要な範囲だけを撮影する
  • 近隣住宅や道路が過度に写り込まないようにする
  • 人通りの多い場所を広く映しすぎない
  • 角度や向きを調整する

防犯カメラを設置する際は、隣人や通行人などのプライバシーに配慮する必要があります。
過去には、防犯カメラの設置および撮影がプライバシー権を侵害するとして、カメラの撤去や損害賠償が認められた裁判例があります。東京地方裁判所の平成27年(2015年)11月5日判決では、設置された4台の防犯カメラのうち1台による撮影について、原告らの日常生活を継続的に把握できる状態となっていたことなどからプライバシー権侵害が認められ、当該カメラの撤去と原告ら各人に対する10万円の慰謝料の支払いが命じられました。
防犯カメラの撮影範囲によっては、隣人の日常生活が把握できる状態となり、プライバシーの侵害と判断されるおそれがあります。場合によっては、カメラの撤去や損害賠償を求められる可能性もあります。防犯カメラの設置及び画角の設定にあたっては、プライバシーの侵害とならないよう十分に注意しましょう。

家庭用防犯カメラのおすすめ設置場所

家庭用防犯カメラは、侵入経路になりやすい場所や、不審者の接近を早い段階で確認できる場所への設置を優先することが重要です。ここからは、防犯カメラの効果的な設置場所と設置のポイントをご紹介します。

玄関・勝手口

玄関は他の出入口と比較して人の出入りが多く、窓に次いで侵入経路となりやすい場所です。宅配業者や訪問販売員を装って不審者が近づくケースも少なくありません。勝手口も道路や隣家からの視線が届きにくく、侵入口として利用されやすい傾向があります。
防犯カメラは、侵入者から見えやすい位置に設置し、カメラの存在が分かるようにすると抑止効果が期待できます。また、出入口だけでなく、建物へ近づくためのアプローチや通路も映るように設置しましょう。

駐車場

駐車場は、車上荒らしや自動車・二輪車、自転車などの盗難被害が発生しやすい場所です。また、侵入者が建物へ接近する際に駐車場を通過するケースもあるため、不審者の行動を把握するうえでも重要な監視ポイントとなります。
防犯カメラは、駐車車両だけでなく、駐車場へ続く通路や出入口、道路との接点、住宅へ向かう動線が映る位置に設置しましょう。さらに、センサーライトと組み合わせることで、夜間の視認性向上や抑止効果も期待できます。

窓・ベランダ

道路側から見えない死角になる窓や、庭やベランダに面した大きな窓も、アクセスしやすく狙われやすい場所です。植栽などで死角がある場合は特に注意が必要です。
ベランダも空き巣の侵入口となり得る場所です。防犯カメラを設置する際は、侵入者の顔がはっきり映り、通路や庭などの接近経路も撮影できる位置に設置します。ただし、近隣の方々のプライバシーに十分に配慮し、隣家の敷地や室内の様子が写り込まないように画角を調整しましょう。

建物の四隅

自宅が塀や庭木に囲まれていて見通しが悪い場合、建物の四隅に防犯カメラを設置するのも有効です。不審者は死角を狙って侵入してくるため、四隅にカメラを設置することで、建物の外周を広範囲にカバーでき、死角を最小限に抑えられます。

室内(見守り兼用)

玄関やリビング、廊下など、室内に防犯カメラを設置することで、侵入された場合の証拠映像を残すことができます。また、高齢の家族や子ども、ペットの見守りにも活用可能です。

防犯カメラ設置場所の比較一覧

防犯カメラは、住宅のどこに設置するかによって防犯効果や撮影できる範囲が大きく変わります。ここまで紹介した場所に加え、「門扉」や「敷地の境界線」なども含めた代表的な設置場所ごとの設置理由と設置時のポイントを、一覧表でまとめました。自宅に当てはまる場所を確認しておきましょう。

設置場所 設置する理由 設置する際のポイント
  • 窓は最も侵入者に狙われやすい侵入経路、侵入手段別では50.3%を占める
  • 不審者を監視し、侵入の抑止と証拠確保が重要
  • 防犯カメラが侵入者に見える位置に設置する
  • 死角になりやすい窓に設置する
  • 窓そのものだけでなく、接近経路も映る位置に設置する
玄関・勝手口
  • 人の出入りが多く、窓の次に不審者の侵入経路になりやすい場所
  • 防犯カメラが侵入者に見える位置に設置する
  • カメラの存在を分かりやすくする
  • 接近経路も映る位置に設置する
門扉
  • 門扉は敷地の出入口にあたり、不審者が敷地内に立ち入る前の段階から行動を監視・記録
  • 不法投棄やいたずら対策
  • 門扉の正面または斜め方向から撮影する
  • 接近から通過までの行動を映せる位置、通過から建物への接近を映せる位置に設置する
敷地の境界線
  • 不審者が塀やフェンスを乗り越えて敷地内に侵入するケースもある
  • 侵入経路の監視、不法投棄やいたずら対策
  • 見通しの悪い裏口や窓がある箇所を優先する
  • 人が侵入しやすい場所を優先する
  • 塀やフェンスを乗り越えようとする人が映る位置に設置する
  • 樹木や物置の陰にならない位置を選ぶ
駐車場
  • 建物に接近するために駐車場を通過するケースもある
  • 敷地内をうろつく不審者の行動を監視
  • 駐車場へ続く通路や出入口、接道部分、家屋へ続く通路が映る位置に設置する
2階のベランダ
  • 2階のベランダは外から見えにくいことがあり、雨どいやカーポート、物置などを足場にして侵入するケースもある
  • ベランダ全体と侵入経路が映る位置に設置する
  • ベランダには手すりや物干し竿、植木鉢などがあり、視界が遮られないよう、隅の高い位置に設置する
  • ベランダの見通しが悪くならないよう、物を放置しない
室内
  • 万が一侵入された際の証拠を記録
  • 貴重品の持ち出しを監視
  • 高齢者、子ども、ペットの見守りにも活用可能
【侵入者の監視の場合】
  • 侵入者が通る動線が映る位置(玄関からリビングへ続く通路、階段、廊下)に設置する
  • 出入口に向けて設置する
  • 貴重品を保管している場所や部屋に設置する
【家族やペットの見守りの場合】
  • 家族やペットが長時間過ごす場所に設置する
  • 部屋全体を見渡せる位置に設置する
  • 双方向通話機能や通知機能、動体検知機能を活用する
  • 寝室、更衣スペース、浴室付近への設置は避け、同居家族には設置場所や利用目的を事前に共有する

防犯カメラを設置する際に留意すること

防犯カメラの効果を十分に発揮させるためには、設置場所だけでなく、取り付ける高さや光の影響、設置環境にも注意が必要です。ここからは、防犯カメラを設置する際に押さえておきたいポイントを6つ紹介します。

手が届く低い位置に設置しない

防犯カメラは、泥棒や空き巣への威嚇にもなるため、目に付きやすい場所に設置することが大切です。ただし、破壊されてしまっては意味がないため、手が届く低い位置(柵に登れば簡単に手が届くような場所を含む)への設置は避けましょう。手を伸ばしても届かない、2.5m程度の高さに設置するのが望ましいとされています。

強い光が写り込む向き・場所は避ける

西日や朝日、自動車のヘッドライトなどの強い光が当たる場所に設置すると、映像が白飛びしてうまく記録できない場合があります。設置する際は、強い光が写り込まない向きや場所を選びましょう。

設置場所に合わせて屋内用・屋外用を選ぶ

防犯カメラには、屋内用と屋外用があります。屋外用の防犯カメラは、雨風にさらされる環境でも使用できるよう、防水・防塵性能を備えています。一方、屋内用の防犯カメラは防水・防塵性能を備えていない機種も多く、屋外に設置すると雨やほこりなどの影響で故障するおそれがあります。設置前に屋内用・屋外用の別を確認し、設置場所に適した機種を選ぶことが重要です。

人の顔が確認できる位置に設置する

防犯カメラは、証拠映像としての有効性を高めるため、人の顔が確認しやすい位置と角度に設置することが重要です。設置高さは地面から2.5m程度の高さを目安とし、出入りする人物の顔が鮮明に映るよう調整しましょう。万が一の際の人物特定にも役立ちます。

周囲のプライバシーに配慮する

防犯カメラを設置する際は、隣家の敷地内や室内、道路を通行する人などが必要以上に写り込まないよう、カメラの向きや撮影範囲を調整しましょう。また、「防犯カメラ作動中」などのステッカーを掲示して設置を周知することで、プライバシーへの配慮を示すとともに、不審者の侵入抑止も期待できます。

自治体のルールやマンションの管理規約を確認する

防犯カメラに録画された映像で、人物の特定ができてしまうものは個人情報となるため、適切な管理が求められます。総務省では「カメラ画像利活用ガイドブック」を策定しており、個人情報の取り扱いや防犯カメラ設置にあたり、事前告知など他者へ配慮すべき事項がまとめられているため、事前に確認しておきましょう。
また、自治体ごとに、防犯カメラの設置に関するガイドラインが設けられている場合もあります。例えば、群馬県邑楽郡大泉町では、「大泉町家庭用防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン」を策定しています。このガイドラインでは、家庭用防犯カメラの設置にあたり、不必要な個人の映像を撮影しないよう撮影範囲を必要最小限に留めることや、防犯カメラを設置していることを分かりやすく表示することなどが定められています。

さらに、マンションなどの集合住宅では、管理規約によって共用部分へのカメラ設置が制限されていることが多く、設置が可能であっても事前の届け出が必要です。ベランダの外側や共用廊下にカメラを向ける場合は、設置前に管理組合や管理会社へ確認しましょう。

出典:総務省 カメラ画像利活用ガイドブック
大泉町役場総務部安全安心課「大泉町家庭用防犯カメラの設置及び運用に関するガイドライン」

防犯カメラを設置するメリット

防犯カメラを設置するメリット

防犯カメラの設置には、犯罪の抑止だけでなく、証拠の確保や家族の見守りなど、さまざまなメリットがあります。

泥棒や空き巣の侵入を防ぐ

泥棒や空き巣の侵入を防ぐことは、防犯カメラ設置の大きな目的です。防犯カメラを設置すれば、防犯意識の高い家であることをアピールできるため、泥棒や空き巣の被害に遭いにくくなります。警視庁も犯罪を抑止する方法の1つとして、防犯カメラの設置を推奨しています[注2]
また、万が一犯罪の被害に遭ってしまっても、防犯カメラの映像が犯人の特定に役立つ可能性があります。事件の早期解決という観点でも防犯カメラの設置をおすすめします。

[注2]警視庁「防犯環境設計による防犯対策」

自動車の盗難や車上荒らしを防ぐ

東京都の自動車盗発生場所別割合

自宅に駐車している場合でも、自動車盗難の被害に遭うことがあります。警視庁によると令和7年(2025年)の東京都における自動車の盗難は、駐車場・駐輪場で41.5%、住宅で34.1%発生しています[注3]
防犯カメラは、住宅の駐車場への侵入や車上荒らしを防止する目的でも活用できます。

[注3]警視庁「東京の犯罪(令和7年版) 乗り物盗の発生状況」

不審者や迷惑行為の対策につながる

防犯カメラは、空き巣対策だけでなく、不審者の徘徊や無断侵入、しつこい訪問販売・勧誘などの対策にも役立ちます。カメラが設置されていることがわかれば、不審な行動を取りづらくなるため、迷惑行為の抑止につながるでしょう。

被害発生時の証拠になる

防犯カメラの映像は、被害を受けた事実を客観的に示す証拠としても有効です。
空き巣や器物損壊、不審者とのトラブルなどが起きた際は、録画データを警察に提供することで、捜査や加害者の特定がスムーズに進められます。
また、映像には日時が自動で記録されるため、被害の発生状況を正確に伝えられるほか、保険金請求の際の証明資料としても利用可能です。

留守番中の子どもや高齢者、ペットを見守れる

子どもや高齢者が留守番をする時間が不安な場合は、室内向けの防犯カメラを設置することで、安全を確認できます。また、外出先からペットの様子を確認することにも役立ちます。最近では、スマートフォンを使って映像を確認できるタイプも普及しています。遠隔で声かけができるタイプであれば、子どもの帰宅確認や、高齢者への水分補給の呼びかけ、ペットの無駄吠えの注意などが可能です。

失敗しない防犯カメラの選び方7つのポイント

防犯カメラを選ぶ際は、設置場所に合った性能や機能を選ぶことで、防犯効果と使いやすさが向上します。ここでは、防犯カメラを選ぶときに押さえておきたいポイントを紹介します。

200万画素以上のカメラを選ぶ

泥棒や空き巣を威嚇する目的なら画素数の低いカメラでも問題ありません。しかし、犯人の顔や車のナンバーを映したい場合は200万画素以上のカメラを選びましょう。200万画素は、いわゆる「フルHD(1080p)」と呼ばれる解像度で、一般的なテレビやパソコンのディスプレイにも広く採用されている規格です。画素数が低いカメラの場合、映像が不鮮明になりやすく、人物の顔や車のナンバーなどの細かい情報が判別しにくくなるおそれがあります。また、敷地が広い場合は、監視したい範囲や設置場所に応じて、望遠レンズを備えたカメラや画角を調整できるカメラの導入を検討するとよいでしょう。

夜間撮影性能を確認する

住宅の周辺は夜間になると照明が少なくなり、撮影しにくくなる場合があります。夜間の撮影には赤外線暗視機能を備えたカメラがおすすめです。また、逆光によって人物が見えにくくなることがあるため、逆光補正機能を備えた機種を選ぶと鮮明な映像を記録しやすくなります。

設置場所に合う形状を選ぶ

防犯カメラには、ドーム型やボックス型などさまざまな形状があります。それぞれ特徴が異なるため、室内には圧迫感の少ないドーム型、屋外には耐久性の高いボックス型など、設置場所や用途に応じて選びましょう。

スマートフォン連携機能

スマートフォンと連携して、リアルタイムで映像を確認できる防犯カメラもあります。カメラが動きを感知した際にアラートを受け取り、すぐに確認することも可能です。外出中や旅行先でも自宅の状況を即座にチェックできるため、何か異常があった際にも素早く対応できるでしょう。

人感センサー機能

人感センサー付きのカメラは、人の接近や不審な動きを検知すると自動で録画を開始します。深夜や外出中でも必要な場面を効率的に記録できるため、常時録画による不要なデータの蓄積を抑えられるのが特徴です。また、不審者の侵入や異変をいち早く把握しやすく、防犯対策の強化にもつながります。

センサーライト機能

センサーライト付きの防犯カメラは、人や車両を検知するとライトが点灯する機能を持ったカメラです。夜間でも対象を明るく照らせるため、録画映像の視認性向上にもつながります。
人や動物の体温を検知して自動点灯する仕組みが一般的で、周囲が明るく照らされることで近隣の目にも留まりやすくなり、不審者への威嚇と犯行をためらわせる効果が期待できます。

設置のしやすさ

防犯カメラの設置には、配線工事や複雑な設定が必要な機種もあります。大掛かりな工事は避けたいと考える方もいるでしょう。近年では、工事不要で設置できるものや、スマートフォンから簡単に設定できる高性能な防犯カメラも増えています。導入時は、防犯性能だけでなく、設置や設定のしやすさも考慮して選ぶことが大切です。

家庭用防犯カメラの費用相場

防犯カメラの費用は「本体価格」「設置工事費」「ランニングコスト」の3つで決まります。それぞれの目安を確認していきましょう。

本体・機器の価格目安

防犯カメラの本体価格は、性能や機能、屋内用・屋外用の違いなどによって数千円台から数万円台まで幅があります。ワイヤレスタイプは配線工事が不要な機種も多く、比較的手軽に導入できるのが特徴です。一方、有線タイプは配線工事や録画機器が必要になる場合があり、本体価格に加えて追加費用が発生することがあります。そのため、導入時は総コストも考慮して選ぶことが大切です。

設置工事費の目安

防犯カメラの設置工事費は、カメラ1~4台で10万~30万円程度が目安です。実際の費用はカメラの種類(有線か無線か)、設置する台数、設置場所、工事内容によって変動します。
壁への穴あけや配線の引き回しが必要な現場、高所での作業が発生する場合は、追加費用がかかるケースもあります。

ランニングコスト

防犯カメラの運用コストは、録画方式によって異なります。レコーダーやSDカードに映像を保存する方式は、導入後に月額料金が発生しないケースが多く、継続的な費用を抑えやすいのが特徴です。一方、クラウド保存に対応した機種では、録画データの保存や管理のために月額利用料が発生する場合があります。また、レコーダーに搭載したHDDやSDカードなどの記録媒体は経年劣化するため、必要に応じて交換費用が発生することも考慮しておきましょう。

ALSOKの防犯カメラの費用

ALSOKでは、屋外の設置に適した防犯カメラ「HOME ALSOK Connect Eye」と、屋内の見守りに適したカメラ「アルボeye」の2種類をご提供しています。それぞれの特徴を下表にまとめましたので、設置場所や目的に応じて、自分に合ったタイプを検討してみてください。

商品名 対応エリア 本体価格 工事費 ランニングコスト 詳細
HOME ALSOK Connect Eye 屋外 44,000円 (税込) 工事不要 依頼駆けつけオプション月額1,100円(税込)、1回の駆けつけにつき7,700円(税込) こちら
HOME ALSOK アルボeye 屋内 工事不要 2,200円(税込)~
※機器の分割代金含む
1回の駆けつけにつき7,700円(税込)
こちら

防犯カメラの設置方法|自分で設置する?業者に依頼する?

防犯カメラの設置には、自分で取り付ける方法と、専門業者に依頼する方法の2通りがあります。配線工事が必要な場合や設置位置に迷う場合は専門業者への依頼がおすすめです。

自分で設置するメリット・デメリット

メリット

自分で設置する最大のメリットは、設置工事費を抑えられることです。近年は小型で扱いやすい製品や、工事の負担が少ない製品も増えており、防犯カメラを自分で設置するハードルは低くなっています。
例えば、Wi-Fi接続に対応したワイヤレスカメラは、配線工事の負担が少なく、比較的簡単に設置できる製品が多いため、導入後すぐに運用を始めやすいのが特徴です。

デメリット

一方で、設置場所や画角の設定を誤ると死角が生じたり十分な証拠映像を記録できなかったりするほか、配線や設定に専門知識が必要になる場合があります。

業者へ依頼するメリット・デメリット

メリット

専門業者に依頼するメリットは、防犯設備の知識や施工経験を踏まえ、設置場所や高さ、撮影範囲を考慮した適切な設置ができることです。死角の少ない監視環境を構築しやすく、配線工事や設定も任せられます。

デメリット

専門業者に依頼する場合は、機器代に加えて設置工事費が必要になるため、自分で設置する場合と比べて導入費用が高くなりやすい点がデメリットです。台数や工事内容によっては費用が大きく変わるため、事前に見積もりの内訳を確認しておきましょう。

自分で設置したい方には、工事不要で届いたその日から設置できるALSOKの「HOME ALSOK Connect Eye(コネクトアイ)」がおすすめです。
配線の知識がなくても手軽に導入でき、防犯効果も期待できます。

防犯カメラの設置に使える補助金はある?

自治体によっては、防犯カメラをはじめとする防犯対策機器の購入・設置にかかる費用の一部を補助する制度を設けている場合があります。ただし、補助金の有無や補助額、対象となる設備や申請条件は自治体によって異なるため、利用を検討する際は事前に確認しておきましょう。
例えば、東京都荒川区では、個人住宅に常時録画機能を備えた防犯カメラを設置した場合、購入・設置費用の2分の1(上限3万円)の補助を受けられます。利用にあたっては、荒川区に住民登録があり実際に居住していることなどの条件があります[注4]

このような補助制度は荒川区以外の自治体でも実施されている場合がありますが、補助の有無や補助額、申請期間は地域によって異なります。また、制度内容が年度ごとに見直されることもあるため、防犯カメラの設置を検討する際は、お住まいの自治体の公式サイトで最新情報を確認しておくことが大切です。

[注4]荒川区公式サイト「荒川区住まいの防犯対策補助金交付制度」

防犯カメラ・ホームセキュリティならALSOK

防犯カメラとホームセキュリティを併用することで、監視と異常発生時の対応の両面から防犯対策を強化できます。防犯カメラで周囲の状況を記録しながら、ホームセキュリティのセンサーや警報機能で異常をいち早く検知できるため、それぞれの特長を生かして単体では補いきれない部分を相互にカバーできます。

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ALSOKのホームセキュリティ「HOME ALSOK Connect」

ALSOKのホームセキュリティ「HOME ALSOK Connect」では「オンラインセキュリティ」と「セルフセキュリティ」の2種類から選べます。
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ALSOKのホームセキュリティは、在宅中も警備をセットできるので、就寝中や一人での在宅時にも安心です。ホームセキュリティの導入を検討している方は、ぜひALSOKにご相談ください。

まとめ

防犯カメラの効果を高めるには、玄関や窓など侵入経路になりやすい場所を優先して監視し、死角を減らすことが重要です。また、近隣の住宅や通行人が必要以上に写り込まないよう撮影範囲に配慮し、破壊を防ぐため適切な高さに設置しましょう。
さらに、高い防犯性を求める場合は、防犯カメラによる監視・記録とホームセキュリティによる異常検知・駆けつけ対応を組み合わせるのがおすすめです。住宅のセキュリティ強化を検討している方は、防犯カメラの導入をぜひ検討してみてください。

家庭用防犯カメラに関するよくある質問

Q:賃貸でも防犯カメラは設置できますか?

A:壁や天井に穴を開けない据え置き型の室内用カメラやワイヤレスカメラであれば、賃貸物件でも設置しやすいといえます。専有部分である室内は原状回復義務を守れる範囲で設置できますが、ベランダや玄関の外側などの共用部分に設置する場合は、事前に管理会社やオーナーへ確認しましょう。

Q:防犯カメラの設置に許可や届出は必要ですか?

A:個人宅で自宅の敷地内を撮影する目的の防犯カメラを設置する場合、一般的には警察や自治体への許可・届出は不要です。ただし、隣家の敷地や公道が必要以上に写り込まないよう配慮するとともに、自治体独自のガイドラインがないか事前に確認しておきましょう。

Q:ダミーカメラでも効果はありますか?

A:一定の威嚇効果は期待できるものの、ダミーカメラだけに頼った防犯対策はおすすめできません。カメラの配線やレンズの構造、赤外線LEDの有無などからダミーカメラだと分かってしまう場合があります。一度ダミーだと判断されると、防犯対策が不十分な住宅と認識されるおそれもあります。確実な防犯効果と証拠映像の記録を期待するのであれば、実際に録画できる防犯カメラを設置することをおすすめします。

執筆:ALSOK株式会社

「安全・安心」を皆様にお届けするため、セキュリティのプロフェッショナルであるALSOKが編集しています。日常生活に潜む危険から身を守るための防犯対策、突然の災害に備える防災情報、ご高齢者やお子さまのみまもりまで、暮らしに役立つ確かな情報を分かりやすく発信しています。

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