家の防犯グッズ完全ガイド!場所別の選び方と対策を解説

防犯2026.07.27更新(2020.03.27公開)
家の防犯グッズ完全ガイド!場所別の選び方と対策を解説

本記事では、玄関・窓・庭など設置場所別に、住宅の防犯グッズの選び方と対策を解説します。

近所での空き巣被害の話を耳にしたり、長期の外出を予定していたりすると、自宅の防犯対策が気になる方も多いのではないでしょうか。何から始めればよいかわからず、対策が後回しになっているケースも少なくありません。
住宅の防犯性を高めるには、住まいのどの箇所に侵入リスクがあるのか、構造上の弱点はどこかを把握し、場所ごとに最適な対策を取ることが大切です。

【この記事で分かること】

  • 住宅で侵入リスクが高い場所と、その理由
  • 窓・玄関・庭など場所別の防犯グッズの選び方
  • すぐ始めやすい防犯対策と、ホームセキュリティの考え方

目次

防犯グッズの選び方

防犯グッズは、侵入されやすい場所ごとに選ぶのが基本です。警察庁の統計資料によると、令和6年の住宅対象の侵入窃盗は16,962件で、侵入経路は「窓」が最多、「表出入口(玄関)」が続きます。まずは窓と玄関を中心に、勝手口や庭などの侵入経路も対策しましょう。
下表で、場所別に有効な防犯グッズを確認してください。

侵入経路 主な手口 主な防犯グッズ
ガラス破り・無施錠 防犯フィルム・補助錠・防犯ブザー(アラーム)
表出入口(玄関) 無施錠・合い鍵の悪用 補助錠・防犯カメラ・センサーライト
勝手口・裏口 無施錠・ガラス破り 補助錠・防犯ブザー(アラーム)
庭・敷地まわり 下見・侵入経路として利用 防犯砂利・センサーライト・フェンス

なお、住宅用の防犯グッズを選ぶ際は「CPマーク」が付いた製品を目安にするのもおすすめです。CPマークは、防犯性能試験に合格し、防犯建物部品目録に登録された防犯グッズにのみ使用が認められているマークです。CPマーク付きの製品は防犯性に優れているため安心して使用することができます。

出典:警察庁 令和6年の刑法犯に関する統計資料
警察庁 住まいる防犯110番

窓は住宅の中でもっとも侵入されやすい場所です。そのため、窓の種類や周囲の環境を踏まえて、複数の防犯対策を組み合わせると良いでしょう。
例えば、ガラス破り対策として防犯フィルムを貼り付けて窓ガラスの強度を上げたり、補助錠を取り付けて簡単に開けさせないようにしたりします。他にも、窓が割られたときや窓から不審者が侵入した際、警報音が鳴る窓用の防犯ブザー(アラーム)の取り付けもおすすめです。特に、1階やベランダに面した窓は侵入されやすいため、重点的に対策を行いましょう。
窓は住宅侵入経路の半数以上を占める、最も重要な箇所のひとつです。お住まいの種類にあわせて専門記事をご参照ください。

玄関や庭

玄関周辺には補助錠・防犯カメラ・センサーライト、庭には防犯砂利・センサーライトの設置が有効です。これらは防犯意識が高い住宅であることを空き巣にアピールし、下見の段階で犯行を断念させる効果があります。
玄関前や庭に防犯カメラを設置すれば、侵入抑止になるだけでなく、万が一侵入被害に遭った場合も証拠として犯人の特定に役立ちます。
さらに、歩くと音が鳴る防犯砂利を敷いておけば、敷地内への侵入にいち早く気づくことが可能です。また、敷地の境目にフェンスを設置することで、物理的な侵入抑止にもなります。

住宅への侵入を防ぐ防犯グッズ

ここでは、住宅への侵入防止に役立つ防犯グッズの詳細をご紹介します。

一戸建て住宅特有の構造的なリスクや、住居タイプ別に適した防犯グッズの選び方については、下記の関連記事をご参照ください。

防犯ブザー(アラーム)

どろぼーセンサーⅡ

防犯ブザー(アラーム)とは、窓やドアの開閉、ガラスが叩かれた際の振動を感知してアラームを鳴らし、周囲に異常を知らせる防犯グッズです。侵入の初期段階で警告を発し、空き巣などの不審者の侵入を防ぐ効果があります。窓や玄関、勝手口など、侵入されやすい場所への設置が有効です。
「どろぼーセンサーⅡ」は、窓と玄関ドアに対応している薄型の防犯ブザー(アラーム)です。窓ガラスが破壊されたり窓が開け閉めされたりすると、大音量のアラームが鳴るシステムになっています。貼るだけで設置できるので、すぐに取り入れられる防犯対策です。

補助錠

ALSOKロック

補助錠は、既存の鍵に加えて追加で設置する鍵のことです。補助錠を取り付けることで、開口部を簡単に開けにくくなり、侵入に時間をかけさせる効果が期待できます。侵入者は時間がかかることを嫌う傾向があるため、犯行を断念させるきっかけになります。
補助錠は、大きな窓や玄関だけではなく、キッチンの小窓や勝手口など、見落とされがちな開口部に設置するのもおすすめです。
貼るだけで簡単に取り付けができる「ALSOKロック」は、窓につけられる補助錠です。外からALSOKのマークが見えるため、セキュリティの強化につながります。窓の防犯対策におすすめのグッズです。

防犯カメラ

HOME ALSOK Connect Eye

防犯カメラは、侵入犯に対する強力な抑止力となります。玄関や駐車場、裏口などの死角に設置することで、敷地内への不審な侵入を常に監視できます。録画機能が備わっていれば、万が一侵入被害に遭った場合も証拠映像として利用できます。
防犯カメラは、あまり低い位置に取り付けると破壊される可能性があります。取り付ける際は、簡単に手の届かない位置(ただし、メンテナンスが可能な位置)に設置するのがポイントです。
ALSOKの「HOME ALSOK Connect Eye」は配線工事が不要で、Wi-Fi環境があれば手軽に設置可能な無線式カメラです。専用のアプリをインストールすることで外出先からも管理できます。
また、トラブル発生時にALSOKが駆けつける「依頼駆けつけオプション」もご用意しています。

センサーライト

センサーライトは、人の動きを感知して自動的に点灯するライトです。人が近づくと強い光で周囲に人がいることを知らせるため、人目につくことを嫌う不審者に犯行を諦めさせる効果が期待できます。また、自宅に接近する人物がいることを住人に知らせる効果もあります。
玄関先や庭、物置周辺、裏口など犯人の侵入経路となりやすい箇所に設置するのが有効です。特に、暗い場所や見通しの良くない場所をセンサーライトで照らすことで、犯罪の抑止につながります。

防犯砂利

防犯砂利は、踏むと大きな音が鳴る砂利のことで、侵入者が砂利の上を歩いていることを周囲に知らせてくれます。玄関周りや隣家との境界線、建物の裏手など、家の死角となる場所や侵入経路となりそうな場所に敷くことで、不審者の動きを音で察知できます。最近はカラーバリエーションや砂利のサイズなども豊富なため、家や庭の雰囲気を損ねることなく防犯性を高められます。

防犯ステッカー

防犯カメラやホームセキュリティサービスを導入する際は、「防犯カメラ作動中」などと記載された防犯ステッカーも併せて使用しましょう。ステッカーを目立つ場所に貼ることで、防犯対策に取り組んでいることを周囲にアピールでき、空き巣のターゲットになりにくくなります。防犯カメラやセキュリティサービスの契約時には、警備会社のロゴ入りステッカーが付属するケースもあるため、積極的に活用しましょう。

防犯ガラス・防犯フィルム

窓からの侵入が多い一戸建住宅では、窓ガラスを防犯ガラスに交換したり、窓に防犯フィルムを貼ったりするのも効果的です。防犯ガラスは2枚のガラスの間に特殊な中間膜を挟んだ複層構造の窓ガラスで、強い衝撃を加えられても簡単には割れません。防犯フィルムは既存のガラスに貼るだけで割れにくくなり、ガラス破りによる侵入を防止できます。いずれも侵入に時間がかかる状況を作り出せるため、不審者に犯行を諦めさせる効果が期待できます。

今すぐできる住まいの防犯対策

空き巣などは、少しの隙を狙って侵入してくるおそれがあります。そのため、日頃からの防犯対策が重要です。ここでは、お住まいで今すぐにできる防犯対策をご紹介します。

自宅の周辺に足場となる物を置かない・放置しない

空き巣は侵入経路を確保するために、エアコンの室外機や脚立、ゴミ箱などを足場として利用します。これらが自宅の周辺に放置されていると、2階の窓やベランダへの侵入を容易にしてしまいます。普段から自宅の周辺を確認し、不用意に物を置かないことが大切です。特に、死角となる裏手や人の通りが少ない道路に面した場所は注意しましょう。エアコンの室外機は、窓の下やベランダに置かないようにしましょう。

短時間の外出でも玄関や窓の鍵を閉める

ゴミ捨てなどの短時間の外出であっても、鍵をかけ忘れると空き巣に狙われるリスクが高まります。わずか数分で侵入が可能なため、時間の長短に関係なく、玄関や窓はしっかり施錠する習慣をつけましょう。

ピッキングされにくい鍵に交換する

古いタイプの鍵や構造が単純なシリンダー錠は、ピッキングされやすく防犯性が低いとされています。ピッキングされやすい鍵の場合、最新のディンプルキーや電子錠など、防犯性能の高い鍵に交換することをおすすめします。特に築年数の経った住宅は旧式の鍵を使用し続けているケースがあるため、一度確認してみてください。なお、賃貸住宅にお住まいの場合は、鍵の交換前に大家さんや管理会社への確認が必要です。

貴重品は見つけにくい場所に隠す

空き巣犯は侵入後、まず現金や貴重品を探し出そうとします。多くの場合、引き出しやベッドの下、クローゼットの中などの定番の場所から優先的に探されます。そのため、貴重品は目立たない家具の裏や容器の中など、予想されにくい場所に保管しましょう。また、通帳と印鑑は一緒には保管しないことも大切です。貴重品の保管場所は家族以外に知られないようにし、金庫の設置も視野に入れると良いでしょう。

留守を悟られないようにする

空き巣犯は、留守の家を事前に下見している可能性があります。長時間カーテンが閉まったままになっている、郵便物が溜まっている、夜になっても明かりが点かないなど、留守を示すサインは極力避けましょう。旅行時には新聞の配達を止める、タイマーで照明を自動点灯させるなどの対策で、不在を悟られないようにすることが大切です。

防犯グッズにホームセキュリティを組み合わせて、住まいの防犯性を高めよう

防犯グッズは、自宅への侵入を防ぐ目的で設置するものです。しかし、防犯カメラなどの死角となる場所やセキュリティの甘い箇所があると、不審者の侵入を許してしまうケースもあります。そのようなときに備えて、自宅の防犯をより強化するために、防犯グッズとホームセキュリティを組み合わせるのがおすすめです。
ホームセキュリティは万が一不審者が侵入した場合に異常を感知し警告音で威嚇、専門の研修を受けた警備員が駆けつけ適切に対処、状況に応じて警察や消防など各関係機関と連携します。

ホームアルソックコネクトのスマホゲート

ALSOKのホームセキュリティなら、「セルフセキュリティ」「オンラインセキュリティ」の2種類から選べます。
セルフセキュリティでは、お手頃価格でホームセキュリティを実現でき、もしものときにはALSOKの依頼駆けつけサービスが利用可能です。
オンラインセキュリティでは、異常発生時には自動でALSOKが駆けつけます。加えて、スマートフォンを持っているだけで、外出時は警備の設定、帰宅時は簡単に警備解除ができるスマホゲートもご用意しています。防犯カメラとアプリ連携ができることから外出中でもリアルタイムで映像を確認可能です。
ALSOKのホームセキュリティは在宅中も警備をセットできるので、就寝中や一人での在宅時にも安心です。ご自宅の防犯対策をご検討されている場合は、ぜひALSOKにご相談ください。

まとめ

住宅の侵入窃盗を防ぐには、窓や玄関、庭など、それぞれの場所に適した防犯グッズの設置が効果的です。同時に、短時間の外出でも施錠を徹底し、足場となるものを周囲に設置しないといった、日頃の防犯意識を高く持つことも欠かせません。
もしも防犯グッズだけでは不安な場合は、ホームセキュリティサービスの導入も視野に入れましょう。大切な住まいを守るために万全の対策を講じてください。

住まいの防犯グッズに関するよくある質問

Q:賃貸住宅でも設置できる防犯グッズはありますか?

A:貼るだけで設置・取り外しができる製品は、賃貸住宅でも使いやすくおすすめです。具体例として、補助錠の「ALSOKロック」や、防犯ブザーの「どろぼーセンサーⅡ」などが挙げられます。なお、防犯フィルムは撤去時に跡が残るおそれがあるため注意が必要です。

Q:100均の防犯グッズと専門メーカー品は何が違いますか?

A:100円ショップの製品は手軽に試しやすい一方、屋外での耐久性やセンサー精度、防水性能に差があります。住まいの防犯用途では、設置場所に合った性能表示を確認して選ぶことが大切です。防犯性能試験に合格した証である「CPマーク」などの表示がある製品を選びましょう。

執筆:ALSOK株式会社

「安全・安心」を皆様にお届けするため、セキュリティのプロフェッショナルであるALSOKが編集しています。日常生活に潜む危険から身を守るための防犯対策、突然の災害に備える防災情報、ご高齢者やお子さまのみまもりまで、暮らしに役立つ確かな情報を分かりやすく発信しています。

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