内覧会チェックリスト(新築戸建て)を紹介!持ち物や場所別のチェックポイント

新築 2026.05.20更新(2024.01.10公開)
内覧会チェックリスト(新築戸建て)を紹介!持ち物や場所別のチェックポイント

本記事では、新築戸建ての内覧会で必ずチェックしておきたいポイントや、当日に役立つ持ち物などを解説します。PDF形式のチェックリストもダウンロードできますので、ぜひご活用ください。

新築の戸建て住宅が完成すると、購入者に引き渡しをする前に内覧会が行われます。その目的は、建物が打ち合わせ内容や設計通りに施工されているかを確認することにあります。しかし、具体的に何をチェックしたら良いか分からない方も多いのではないでしょうか。引き渡し後は修理対応が難しくなるケースもあるため、内覧会でしっかり確認しておくことが大切です。

【この記事で分かること】

  • 内覧会の概要と当日の流れ
  • 内覧会で確認したいチェックポイントと持ち物
  • 内覧会で気になる箇所を見つけた場合の対処法

目次

新築戸建ての内覧会とは?概要と当日の流れ

新築戸建ての内覧会とは?概要と当日の流れ

新築戸建ての内覧会とは、住宅の引き渡し前に最終確認を行う場です。
内覧会を「見学会」や「展示会」だと思うかもしれませんが、実は「検査」が正しい認識です。引き渡し前に、住宅に不備がないか確認するため、内覧会は「施主検査」や「竣工検査」とも呼ばれます。

内覧会とは何をする日?

内覧会は、設計図通りに作られているか、欠陥はないかを確認することが大きな目的です。売主や施工会社から説明を受けながら、室内や設備、外装、外回りを確認します。
事前にホームインスペクションを依頼し、内覧会時にホームインスペクター(住宅診断士)に同行してもらうことで、専門的に確認してもらう方法もあります。

「施工中のキズ」を確実に直せるのは引き渡し前だけ

入居後は「生活キズ」との区別がつきにくく、「施工中のキズ」でも補修を依頼しづらくなる場合があります。内覧会は、気になる点を見つけて補修を依頼できる最後のタイミングです。引き渡し前に室内外を一つずつチェックしておきましょう。

内覧会当日の流れ

  1. 物件に集合・挨拶
  2. 売主・施工会社から内覧の進め方について説明してもらう
  3. 施工内容の説明、室内・設備のチェック(キズ・汚れ・施工ミスの確認)
  4. 指摘事項の確認・共有
  5. 補修日や再確認日の調整

ホームインスペクター(住宅診断士)などにチェックを依頼している場合は、その方も同席します(なお、ホームインスペクターの同行は必須ではありません)。
最初に、売主・施工会社から内覧の進め方について説明を受けます。その後、実際に建物の中や外装を見回りながら、欠陥がないか、内装にキズがないかなどを確認していきます。水まわりなどの設備機器や床材についても説明があるので、よく確認しましょう。
すべての箇所のチェックが終わってから、修理や補修が必要な部分があれば伝え、補修のスケジュールを確認します。問題がなければ、書類への押印などの手続きをして完了になります。
住宅は人生最大の買い物です。後悔することのないよう、しっかりと時間を取って確認するようにしましょう。気になった点は自ら質問をすることが大切です。そのうえで、必要を感じれば入居前の補修を求めるようにしましょう。
内覧会のときにはチェック漏れがないように、あらかじめどこをチェックするかを記したチェックリストを用意することをおすすめします。

なお、内覧会の所要時間の目安は2~4時間程度です。ただし、建物によってかかる時間は異なります。どれくらい内覧に時間がかかるか知りたい場合は、事前に不動産会社の担当者に確認しておきましょう。

内覧会の場所別チェックリスト

内覧会ではチェック漏れがないよう、チェックリストを持参して細かく確認することをおすすめします。ダウンロードできるチェックリストをご用意しましたので、ぜひ活用してみてください。

場所 項目 内覧会に役立つチェックリスト
外回り 外壁
屋根
外構
敷地境界
玄関 ドア
収納
床面
壁・天井

【外回り・玄関】安心して暮らすための「見た目」と「防犯」をチェック

外観や玄関の確認は、安全な暮らしを守るためにもしっかりとチェックしておきたい箇所です。
外壁のひび割れや塗装ムラ、雨どいの歪みがないか目視で確認しましょう。玄関ドアは、開閉のスムーズさや鍵の動作を実際に確認します。さらに、インターホンや照明スイッチの動作確認も行います。
ドアのすきまや鍵穴の状態によっては、防犯性が低下するおそれがあります。必ずドアのすきまや鍵穴の状態もチェックしておきましょう。

【リビング・廊下】軋みや傾きの有無、採光・通風をチェック

リビングや廊下は、床や天井、壁を中心に確認を行います。
床の軋みや傾きは、実際に歩き回ることで確認できます。壁や天井のクロスにシワ・浮き・継ぎ目のズレがないか、窓の開閉や鍵の動きもチェックしましょう。廊下は採光・通風も大切なポイントで、日当たりの良さや換気のしやすさも内覧時にしっかり確認しておくと安心です。

【キッチン】漏水トラブルと設備の動きをチェック

キッチンは水回りが重要です。施工ミスがあると、漏水などのトラブルにつながるおそれもあるため、しっかりとチェックしましょう。
内覧時には、水道を実際に流して排水の流れを確認し、シンク下の配管周辺に水漏れの跡がないか確認します。コンロの点火・換気扇の動作・収納扉の開閉も1つずつしっかりとチェックしましょう。キッチンカウンターや床材のキズ・浮きも見落とさないよう、手で触れながら確認するのがおすすめです。

【洗面所・浴室】湿気と水漏れから家を守れるかチェック

洗面所・浴室は、湿気や水漏れの有無をチェックすることが重要です。
内覧時には、まずカビが発生していないか、換気扇が正常に作動するかを確認しましょう。浴室のコーキング(目地)が剥がれていると水が壁内に侵入する原因になります。洗面台下の配管接続部も目視で確認を行います。床の排水スピードが遅い場合は詰まりの可能性があるため、実際に水を流してチェックしましょう。

【トイレ】設置の「傾き」と「ガタツキ」をチェック

トイレは、便器を手で左右に揺らしてガタツキがないか確認しましょう。スムーズな排水と給水が正常に行われるかも確認すると安心です。
また、床との接合部にひび割れやすきまがあると水漏れにつながるため確認します。温水洗浄便座の場合は、各機能の動作もひと通り試しておくのが良いでしょう。

【ベランダ・バルコニー】雨漏りと落下の危険をチェック

ベランダやバルコニーに不備があると、雨漏りや転落事故につながるおそれがあります。まず、手すりを握って揺れやガタツキがないかチェックしましょう。また、排水溝の詰まりは、雨水の滞留やあふれの原因になります。詰まりがないか、確認しましょう。
さらに、サッシ周辺のコーキングが劣化していると、室内への雨水侵入につながることがあります。隣接する居室との段差も確認し、つまずきや転倒のリスクがないかチェックすると安心です。

防犯視点でのチェックポイント

玄関や窓の鍵の種類、住宅周辺の死角などは、防犯面で確認しておきたいポイントです。

玄関・窓の鍵の種類

玄関や窓は、空き巣などの侵入口となることが多いため、必ず鍵の種類をチェックしておきましょう。
玄関には、ピッキングに強いディンプルキーが採用されているか確認します。また、上下2カ所に鍵が付いた「ワンドア・ツーロック」は、防犯性を高める効果が期待できます。窓についても、クレセント錠に不具合がないか、補助錠が設置されているかなどをチェックしておくと安心です。

周辺の人通りや外からの死角

防犯性を確認する際は、建物だけではなく周辺環境にも目を向けましょう。昼間の内覧だけでは分かりにくいため、可能であれば夜間の街灯の明るさや人通りも事前に確認しておくと安心です。
また、玄関まわりや駐車場付近に、外から見えにくくなる植栽や塀がないかもチェックポイントです。死角が多い場所は、不審者が身を潜めやすく、侵入リスクが高まる可能性があります。さらに、インターホンのカメラに映らない死角がある場合は、防犯カメラを設置して周囲を確認できるようにすると安心です。

内覧会当日の持ち物リスト

内覧会でしっかりとチェックするために、間取り図のコピーやメジャーなどを持っていくことをおすすめします。ここでは、内覧会当日に役立つ持ち物を詳しくご紹介します。

間取り図のコピー

必須度:★★★
内覧の際には、間取り図と照らし合わせながら確認していくとスムーズです。住宅会社の担当者が間取り図は持参していることが大半ですが、手元でも確認できるように自分用の間取り図のコピーがあると良いでしょう。
特に、採寸してサイズを書き込んでおくと家具・家電の購入時や引っ越しの際に便利なので、書き込みやすいように少々拡大しておいても良いでしょう。

メジャー

必須度:★★★
図面通りに仕上がっているかを確認するために用います。また、詳しい寸法を測っておけば、引っ越しの際の家具や大型家電などの配置決めがスムーズに行えます。

マスキングテープ・付箋、筆記用具

必須度:★★★
マスキングテープや付箋紙、ペンなどを用意しておくことをおすすめします。キズや汚れなどの気になる箇所を見つけた際に、その場所に印をつけるために使います。

デジタルカメラ(スマートフォンのカメラ機能でも可)

必須度:★★★
記録用に、デジタルカメラ・ビデオカメラなどを用意しておくと良いでしょう。キズや汚れなど不具合がある箇所を撮影しておきます。スマートフォンで撮影しても良いでしょう。採寸の際、あわせて床や壁の色などを撮影しておくと、家具の色合いを決める際に参考になります。

スリッパ

必須度:★★
内覧の際はまだ清掃が不十分な場合もあることから、スリッパを持参することをおすすめします。冬場においては、スリッパは足の冷えの対策としても有効です。なお、床に凹凸がないか、床鳴りがないかなどを調査する際には、スリッパを脱いで床を靴下のまま歩いて確認しましょう。

水平器

水平器

必須度:★★
水平器は、床がきちんと水平になっているかをチェックするために用います。もし、水平器がないのであれば、スマートフォンの水平器アプリでも代用可能です。ビー玉やゴルフボールを床に置いてみるという方法もあります。

懐中電灯

必須度:★★
内覧会の段階では照明のつかない場所も多いため、懐中電灯は持っていくと安心です。床下や天井裏などの暗い場所でキズや汚れがないかをチェックする際に使用できます。

タオル

必須度:★
夏場は冷房が使えず汗だくになってしまうことがあるため、タオルの持参もおすすめします。水を出して給水・排水のチェックを行う際にも水が飛び散ったりすることがあり、タオルを持っておくと便利です。
その他、あったほうが便利なものとしては、「通電確認用のドライヤー」「キズか汚れかを判別するためのティッシュペーパー」「死角になっている箇所をチェックするための手鏡」などがあげられます。

気になる箇所を見つけた場合の対処法

  1. プロに相談をして認識を合わせる
  2. 入居後の生活イメージを交えながら、直してほしい理由を明確に伝える
  3. 補修内容を記録し、再内覧の日程を決める

内覧会で気になる箇所を見つけた場合は、遠慮せずに質問するようにしましょう。また、ホームインスペクターなどの専門家に相談し、本当に不具合なのかを確認してもらうと安心です。施工会社へ伝える際は、「子どもが転ぶ危険がある」など、入居後の生活をイメージしながら具体的に説明すると、改善の必要性が伝わりやすくなります。
ホームインスペクターなどの専門家に依頼する場合、数万円程度の料金は必要ですが、十分な機材を揃えたうえで、依頼者に確認を取りながら効率良くチェックを行ってくれます。(※ホームインスペクターの同行は必須ではありません)
後のトラブルを防ぐために、補修前の状態や補修内容を写真や書面で記録することも大切です。

新居での生活を始める際は防犯対策も忘れずに行おう

新築のマイホームに入居する際、心配なのは火災や泥棒です。補助錠や火災報知器の設置など、入居前に対策を行いましょう。さらに安心につながる防犯対策としておすすめしたいのが、ホームセキュリティの導入です。ホームセキュリティはもしものとき、警備員が駆けつけ、適切に対応してくれます。

ALSOKのホームセキュリティ「HOME ALSOK Connect」は、「オンラインセキュリティ」「セルフセキュリティ」の2種類から選べます。
オンラインセキュリティは、火災や不審者の侵入などの異常発生時にALSOKが駆けつけ、適切に対処します。また、スマートフォンから警備操作が可能で、スマートフォンを持っているだけで警備を解除し、警備開始もワンタッチでできる機能があり、外出時や帰宅時にもスムーズに警備をセットできます。
セルフセキュリティは、お手頃価格でホームセキュリティを実現でき、もしものときにはALSOKの駆けつけを依頼できます。
ALSOKのホームセキュリティは、在宅中も警備をセットできるので、就寝中や一人での在宅時にも安心です。
新築住宅を購入する予定がある方は、ぜひALSOKのホームセキュリティを検討してみてはいかがでしょうか。

さらに、新築戸建てに防犯カメラの設置を考えているなら、ALSOKの屋外用カメラ「HOME ALSOK Connect Eye」がおすすめです。ALSOKの屋外用カメラは、工事不要で設置でき、人感センサーによる自動録画やオプションの駆けつけサービスにも対応しています。人の動きを検知するとLEDライトが点灯するため、夜間や暗い時間帯でも状況を把握しやすく、安心感を高めてくれます。防犯性能を重視しつつ、導入のハードルを下げたい方に適した防犯カメラです。

まとめ

新築戸建て住宅の内覧会は、住宅が引き渡される前に、入念なチェックができる場です。不具合やキズがないかなど、抜かりなくチェックする必要があります。そのため、チェックリストや必要な持ち物の持参など、万全に準備をすることが大切です。当日はしっかりと確認をしたうえで、後悔のないよう気になる点は遠慮せずに質問するようにしましょう。

執筆:ALSOK株式会社

「安全・安心」を皆様にお届けするため、セキュリティのプロフェッショナルであるALSOKが編集しています。日常生活に潜む危険から身を守るための防犯対策、突然の災害に備える防災情報、ご高齢者やお子さまのみまもりまで、暮らしに役立つ確かな情報を分かりやすく発信しています。

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