台風のときにエアコンから異音!?台風時の室外機の異常やトラブル対策

台風のときにエアコンから異音!?台風時の室外機の異常やトラブル対策

防災 2020.08.14(2021.12.20更新)
台風のときにエアコンから異音!?台風時の室外機の異常やトラブル対策

日本に台風が到来する時期はまだまだ気温が高い夏から秋にかけてです。暴風雨に備えて閉めきった室内にいると暑いことも多く、エアコンを使用したいと思うかもしれませんが、台風到来時のエアコン使用は故障などのトラブルが発生する可能性があり、注意が必要です。この記事では、台風時のエアコン・室外機のトラブルについて予防方法や対策をご紹介します。

近年の台風は被害が大きくなりがち!?

年によってばらつきはあるものの、1981~2010年までの約30年間は台風の平均上陸数が2.7個程度でした。しかし、2016年の台風上陸数は6個、2017年は4個、2018年と2019年は5個と年々増加しており、2020年は12年ぶりに上陸なしでしたが、2021年は11月時点で3個発生しています。台風の発生数や上陸数の増加だけの問題にとどまらず、強い勢力を保ったまま日本列島に近づいたり、日本列島に近いところで勢力を増したりする台風もあります。また、台風が上陸しなくても、接近して大雨が降ることもあります。その原因のひとつとして懸念されているのが地球温暖化です。
通常なら日本に近づく頃には台風の勢力がピークを過ぎつつあることも珍しくありませんでした。しかし、地球温暖化などが原因で日本近海の海水温度が高いことが多いため、多くの温められた水蒸気が供給され続けることで、日本に近いところでも発達する台風が増えてきているのです。
2018年7月の豪雨では活発化した梅雨前線と台風7号の影響で西日本の広い範囲で被害が生じました。また、2019年9月に千葉県に上陸した台風15号は首都圏にも大きな被害を与えています。千葉県では鉄塔の倒壊、送電線の切断などで長期間停電が続きました。今後もこのような状況は続くと考えられ、被害が増大することも懸念されています。

台風によるエアコン・室外機のトラブルとは?

台風によるエアコン・室外機のトラブルとは?

台風の日にエアコンに起こりやすいトラブルや故障の原因と対策法について詳しく紹介します。

室外機と強風は相性が悪い

エアコンには建物の外に設置する室外機があり、強風時には故障などの可能性が高くなります。強い風が吹くと、室外機のファン部分に負荷がかかります。この影響でモーターやブレード(ファンの羽根)などの破損や、冷却ガスの漏れが発生する可能性もあります。

ドレンホースが詰まる(水の逆流など)

エアコン内部の水分を屋外に逃がすために、エアコンの室内機から室外につながっているのがドレンホースです。屋外の先端部分は切りっぱなしの状態になっており、フィルターや蓋のようなものはついていません。冷房運転時にはそこからかなりの量の水が出ます。通常は室内機から外へ順調に水分が排出されますが、詰まりがあるとスムーズに排出されずに逆流して室内の水漏れや異音が発生することがあります。
台風時には、強風がドレンホース内の結露を部屋の中に押し戻したり、飛んできたゴミや木の葉などがドレンホースに入り込んで詰まることがあります。

室外機の位置ずれ・転倒・落下

台風による強風により室外機の位置がずれたりする影響や、本体が転倒・落下したりする被害も考えられます。近年は暴風をともなう大型の台風接近が増え、総重量20~50kg程ある室外機も被害を受けることがあります。
なお台風が通り過ぎたあとも、室外機が少し移動しただけだからと、点検せずに使用を再開することは避けましょう。室内機に接続されている配管の脱落や破損なども考えられます。室外機のカバーやファンが破損していないか、吹出口・吸入口にゴミや汚れが溜まっていないかを確認しましょう。

大雨で室外機が浸水する

1階のエアコンの室外機が地面近くの低い位置に設置されている場合、大雨による浸水の恐れもあります。室外機は雨水が入り込みにくいように作られていますが、浸水してしまうと故障につながる恐れがあります。大雨の日にエアコンを使用していて、ブレーカーが落ちた場合は浸水による漏電の可能性があるため、ただちにコンセントを抜きましょう。

このように、台風などで強風や大雨に見舞われた際は水の詰まりや故障、浸水のリスクに備え、できるだけエアコンを使用せずに過ごすことがおすすめです。

台風による室外機トラブルの予防や対策は?

台風による室外機トラブルの予防や対策は?

大雨や強風をともなう台風が接近した際、室外機が故障するリスクは外に設置されている分だけ高くなるといえます。室外機のトラブルを予防・回避するため、以下の対策を採っておくとよいでしょう。

逆流防止弁の使用

室外のホース先端からゴミなどが入らないようにするために取り付ける部品が逆流防止弁です。逆流防止弁の弁は普段は閉じているため、ゴミや虫などが入り込むことがなく、外部の臭いも入りません。エアコンを作動させて水が発生したときだけ、水の重みで弁が開いて排出する仕組みです。ドレンホースの先端にビニールテープなどで固定するだけで済み、自分でも簡単に取り付けられます。ホームセンターなどで購入することができます。

風の向きを考慮して設置する

お住まいの地域の風向きの傾向がある程度予測できるなら、風向きを考えて強風を直接受けにくい位置に室外機を設置すると良いでしょう。

防振パッドやコンクリート製の置台を設置する

風の影響による振動を抑えるため、室外機の底に防振パッドを設置することや、室外機の置台をコンクリートなど頑丈な素材のものにするなどの対策も有効です。位置ずれや落下などのリスクを、ある程度抑えることができます。

水嚢(すいのう)や専用防水カバーを設置する

室外機に防水カバーを取り付けることで、浸水などで室外機の内部に水が入り込んでしまうことを防止できます。また、台風接近時には土嚢や水嚢を室外機の周囲に置いておくことも、浸水対策になります。

もし室外機の転倒や浸水が発生したら

強風によって室外機が転倒したり、大雨で浸水した場合は、必ず専門業者へ連絡しましょう。室外機の構造は複雑なため、ご自身の判断で勝手に動かすと二次的な故障を招く恐れもあります。転倒した室外機を無理に起こしたり、ずれた室外機を勝手に戻したりせず、専門業者に点検と修理を依頼しましょう。

台風後に確認すべき室外機のチェック項目

室外機の異常を見つけたら、自己判断で対応しないことが前提ですが、目視である程度状況を確認することは可能です。ここでは、台風通過後にチェックしたい室外機の状況についてご紹介します。

室外機が転倒・移動していないか

さきほども触れましたが、室外機の転倒や落下、位置のずれがないかを最初に目視で確かめましょう。もし転倒などがあった場合も、ご自身で勝手に動かしてしまうとさらなる異常の原因になり得ます。無理に動かさず、専門業者に連絡して訪問を依頼しましょう。

室外機のファンが破損していないか

室外機のファンが破損していると、動作させても動かなかったり異音をともなったりするなど、エアコンが正常に動作しません。このような症状が確認された場合は破損が疑われますので、専門業者へ相談しましょう。

室外機の吸入口を確認

室外機の吸入口を覗いて見て、汚れや異物が付着していないかチェックしましょう。異物が吸入口をふさいでいるとエアコンの効き目が悪くなるため、泥や枯れ葉などが付いていないか必ず見ておきます。

室外機やエアコン本体から異音がしないか

エアコンの室内機・室外機の両方について、耳で動作音を聞いて異音がないか確認しましょう。台風が通り過ぎた後に異音が確認できる場合は、内部にゴミが入り込むことによる異常や、強風によってファンなどの部品が壊れている可能性があります。このような状況を確認した場合は、専門業者へ相談しましょう。

日頃から災害への備えをしておくことが大切

エアコンの室外機だけに限らず、災害直前に災害対策グッズをそろえようと思っても、急に全部は準備できないこともあります。ALSOKの防犯・防災グッズ通販ショップでは災害時に必要なアイテムや非常食などを幅広く取り扱っています。
これを機会にぜひ一度ご家庭の防災用品の再点検をされてみてはいかがでしょうか。

災害時に慌てないために日頃から対策を!

台風の接近はある程度予測ができます。しかし、それでも想定外の被害がでることもあるほか、予測できない災害が発生することもあります。そのため、日頃から災害に対する意識を持ち、対策を立てておくことが大切です。いざ対策グッズが必要になったとき慌てないように、ALSOKの防犯・防災グッズ通販ショップで備えを万全にしておきましょう。

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