一軒家は泥棒に狙われやすい?泥棒に入られない防犯対策とは

防犯 2024.01.30更新(2020.10.07公開)
一軒家は泥棒に狙われやすい?泥棒に入られない防犯対策とは

泥棒に入られると、大切な財産を奪われるだけでなく、家族が危険な目に遭うなど、大きな物理的・心理的被害を受けることになります。できることなら泥棒に入られない家にしたいと誰でも思いますよね。そこで、どんな家なら空き巣に入られる確率が低くなるのか、詳しく検討してみましょう。

目次

泥棒による被害の状況

侵入窃盗の手口別認知件数

出典:警察庁「令和4年の刑法犯に関する統計資料」

住宅に人がいない間に、窃盗を行う泥棒ですが、毎年数多く被害が発生しています。警察庁が発表している「令和4年の刑法犯に関する統計資料」によると、空き巣被害が全体の29.0%(10,593件)を占めています。

泥棒が入りにくい家の特徴

泥棒は金銭を窃取するために戸建てやマンション、アパートに侵入しますが、やみくもに侵入するわけではありません。念入りに下見をして、事前に情報を集めてから入る泥棒もいます。家人が留守の時間帯を玄関や表札に印として残す空き巣犯もいますので、不自然な記号が書かれていた場合は空き巣の前兆といえるかもしれません。では、空き巣が下見をしたとき、「この家に侵入するのはやめておこう」と思うのは、どんな家なのでしょうか。その特徴を挙げていきます。

家人が在宅している

侵入犯の多くは、家人が居ない留守宅を狙います。侵入の際、家人に通報され、警察に捕まることを1番に怖れているからです。空き巣犯が留守を確認する方法はいくつかあります。
たとえば、昼間でもカーテンや雨戸が1日中閉まっていないか、郵便受けに新聞などの郵便物が溜まっていないかを確認し、在宅しているかどうかをチェックします。電話番号を知っていれば電話して確認する場合もありますし、インターホンを押して直接確認する犯人もいます。
対策としては、カーテンや雨戸を閉めっぱなしにしない、玄関回りを清潔に保ち、郵便物を溜め込まないことなどが有効です。

死角や騒音がない

空き巣犯は周囲に死角や騒音がない住宅を嫌がります。空き巣の侵入口の多くは窓によるもの。周囲に高い塀などの死角がない場合、窓を破って侵入するとなると目立ってしまうので、多くの泥棒は断念します。また、ガラス窓を破るときには少なからず音がするため、その音をかき消してくれる騒音がないところでは、侵入をためらう泥棒が多くなります。
対策としては、侵入経路となりそうな場所はできる限り見通しをよくすることです。また、線路近くや大通り沿いなどの地域に住んでいる場合は、犯行時に周囲に知らせることができる対策が必要です。たとえば、庭に防犯砂利を撒いたり、窓に衝撃が加わるとブザーが鳴るような防犯装置をつけたりすると効果的です。

侵入に手間がかかりそう

泥棒は侵入に手間がかかりそうな住宅も嫌がります。都市防犯研究センターの資料によると、侵入するのに5分以上かかると約7割の泥棒があきらめ、10分以上かかると侵入者のほとんどがあきらめるという結果がでています。そのため、泥棒に「侵入に手間がかかりそう」と思わせることが、空き巣対策につながります。
具体的な方法は、ゴミ捨てなどの時もこまめに鍵をかけることはもちろん、補助錠をつけること、屋外に足場となるものを置かないことなどです。窓ガラスに防犯フィルムを貼ることも効果があります。

泥棒に入られない家の特徴

出典:(財)都市防犯研究センター「侵入盗の実態に関する調査報告書」(1994年)

第三者の目に守られている

空き巣に入ろうとする住宅が、近所の住人などの第三者の目に守られていることも、泥棒にとっては嫌なことです。都市防犯研究センターの報告書では、泥棒が犯行をあきらめた理由として「近所の人に声を掛けられたりジロジロ見られたりしたから」が63%と半数以上を占めています。第三者の目があると、犯行後に逃げにくくなるため、泥棒にとっては大きな障害となるのです。普段からご近所付き合いを大切にし、挨拶を習慣にしておくことも、防犯対策としてはとても重要です。

犯行をあきらめた理由

出典:(財)都市防犯研究センター「侵入盗の実態に関する調査報告書」(1994年)

泥棒は一軒家を狙う?

侵入窃盗の発生場所は、一戸建住宅が33.0%と最も多い

侵入窃盗の発生場所別認知件数

出典:警察庁住まいる防犯110番「データで見る侵入犯罪の脅威」

令和4年の侵入窃盗の発生場所別認知件数を見てみると、一戸建住宅は、33.0%と最も多い結果となっています。この結果から、一戸建住宅は泥棒に狙われやすいことが分かります。

泥棒が一軒家を狙う理由

一戸建住宅は4階建て以上の共同住宅と比べて、低層階で窓や玄関から侵入しやすく逃走しやすいため、狙われやすいといえます。
また一戸建住宅は、オートロックや監視カメラといったセキュリティがない家も多いことや、高い塀があるなど死角が想像以上に多いことも原因だと考えられます。

泥棒に入られないための防犯対策

泥棒に入られないためにも、住宅の防犯対策を高めることが必要です。泥棒に入られないための防犯対策を以下でご紹介します。

【効果的な住宅の防犯対策】

  • 補助錠を付ける
  • 防犯ガラスを設置する
  • センサーライトを設置する
  • 防犯カメラを設置する
  • 防犯砂利を設置する
  • ホームセキュリティを導入する

住宅に補助錠や防犯ガラスを取り付けることで、泥棒の侵入を防ぐことにつながります。また、歩くと音の出る防犯砂利を住宅の入り口や庭などに設置すると、侵入したときに音がなります。泥棒は音を嫌がるため、防犯対策として効果的です。
他にも、センサーライトや防犯カメラ、ホームセキュリティといった防犯アイテムの設置が有効です。侵入の難しそうな家と泥棒に思わせることが重要です。

ホームセキュリティで住宅に安心を

万が一、空き巣に入られると、たいしたものを取られていなくても、「この家に泥棒がいた」と考えるだけで怖くなり、その後も長く安心して暮らせないという人は多いです。空き巣だけでなくすべての犯罪に関して共通することですが、巻き込まれたらどうするかではなく、未然に防ぐことが重要となります。

ALSOKのホームセキュリティなら、24時間365日住まいを見守ります。不審者による侵入を即座に感知し、万一の際にはガードマンがすぐに駆け付けます。さらに独自の施錠確認センサーによって鍵の閉め忘れを防ぐことで、侵入手口として最も多い無締りの防止もできます。
また、工事不要で屋外に取り付けができる「HOME ALSOK Connect Eye」もご用意。専用のアプリからリアルタイムでいつでも住宅の映像を確認することができます。夜間でもはっきりと撮影ができるので安心です。
この機会に効果的な防犯のご検討をしてみてはいかがでしょうか。

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