墓守とは?お墓の管理は誰が?墓守の役割や費用について

高齢者・介護 2024.03.13
お墓の管理

「墓守」には、先祖代々のお墓を引継ぎ守っていく役割がありますが、近年は「墓守」を引き継ぐ人がいないケースも増えています。本コラムでは、墓守の役割や墓守が負担する費用、墓守を引き継ぐ人がいない場合にどうすべきかなどについてご紹介します。「墓守を任されそうだが何をすべきか分からない」「墓守を任すべき人が思い当たらない」などお悩みの方は、ぜひご参考にしてください。

目次

墓守とは?

墓守という言葉には2通りの意味合いがあります。

  1. お墓の継承者:ご親族のなかで、お墓を受け継ぐ人。
           ご親族のなかで、お墓を引継ぎ、中心となってお墓を維持管理する人。ご親族のなかで、お墓を引継ぎ、中心となってお墓を維持管理する人。
  2. 墓地や霊園全体の管理者:墓地・霊園全体を管理する人。

本コラムでは、「お墓の継承者」という意味での墓守についてご説明します。

墓守は誰が行う?

墓守

ここでは、一般的な観点から墓守の役割について説明してまいります。

墓守の役割は誰が担ってもよい

墓守の役割は誰が担ってもかまいません。戦前までの旧民法においては、祭祀財産を含むすべての財産を長男が承継するものとされていました。そのため、「墓守は長男が務める」という風潮の名残をとどめているようなケースもあるかもしれません。現在では、娘や次男、三男などその他の親族がお墓を継ぐケースも多くあります。
系譜(家系図など)、祭具(仏壇、位牌など)や墳墓(墓石、墓碑など)といった祭祀財産や遺骨を管理し、祖先の祭祀を主催すべき人のことを「祭祀継承者」と言います。
祭祀継承者は、「前の祭祀継承者の指定(遺言など)」や「慣習」によって決められる場合があります。現代の日本では、長男だけが家督を相続する制度が廃止されて長い時間が経っており、多くの地域で祭祀継承者に関する慣習は残っていないと考えられます。代わって、親族会議等によって決まることが多くなっています。
また、家庭裁判所に祭祀継承者指定の申し立てをすることで、家庭裁判所の審判によって祭祀継承者を指定することができます。
祭祀継承者は、原則として一人で務めることになっていますが、特段の事情がある場合は複数でもかまいません。

墓守の役割は分担してもよい

お墓のお世話をしたり、管理費を支払ったりする際に複数のご親族で分担することは問題ありません。役割を分担する場合は、後にトラブルにならないよう明確に個人の役割を決めておく必要があります。

墓守のおもな役割

墓守になるとどのようなことを行う必要があるのでしょうか。ここでは、墓守となった人が務めるべき3つの役割についてご紹介します。

定期的なお墓の清掃

お墓へ出向き、お墓参りをするとともに、墓石やお墓周りの清掃を実施します。

法要・法事の施主や年間行事への参加

法要・法事を執り行うときは、施主として会場の手配や準備などを担当します。

お墓の維持・管理費や法要・法事に伴う支払い

お墓の維持・管理やメンテナンスにかかる費用、墓地や霊園の管理費を支払います。
墓地・霊園の管理費用には、以下の項目が含まれます。

  • 共用設備のメンテナンス
  • 共用する備品の購入
  • 電気代や水道代、燃料費などの光熱費

このほか、法事や法事を行う際にはお布施や必要な費用を負担します。

墓守が負担する費用の目安

墓守が負担すべき費用は、ご親族の間で分担しても問題ありません。墓守にあたってどのような費用負担が生じるのか把握しておくと、親族の間での分担を話し合う際に役立ちます。墓守が負担する費用の種類・目安は、以下のようになっています。

寺院や霊園の年間管理料

お墓がある寺院や霊園に、管理費を納めるのも墓守の役目です。納める年間管理料は、墓地全体の維持に充てられます。霊園の場合では3,000円から15,000円くらいが、年間管理料の目安となります。また寺院の場合は檀家となる際に入檀料が必要な場合もあります。このため霊園よりも相場が高くなり、数千円から2、3万円程度が目安となるでしょう。

名義変更手数料

墓守としてお墓を継承したら、まずお墓の名義変更を行わなければなりません。名義変更にかかる費用は、1,500円から5,000円ほどが目安です。霊園の場合は管理事務所に、寺院の場合は住職に問い合わせてみましょう。

納骨や法要の際のお布施

納骨を行う場合、お布施を納めるのが一般的です。その相場は、3万円から5万円ほどが目安です。また、納骨時に実施する開眼供養のお布施は別で用意する必要があるため注意しましょう。開眼供養のお布施の相場も合わせると、1.5倍から2倍程度の金額が目安となります。また、一周忌や三回忌などの年忌法要を行う際にもお布施を納める他、会食の費用なども必要になります。

お墓のメンテナンス費

墓石も時間が経つと傷みが目立つようになり、修繕が必要になることがあります。たとえば刻んだ文字の色あせや墓石自体のひび割れ、目地の割れ、石のズレなどが想定できるでしょう。墓石の修繕費については、数千円の場合もあれば、数十万円以上になるケースもあります。

お墓を守る人がいない場合は?

考える女性

近年の少子高齢化の影響もあり、お墓を承継できる人がいなくなってしまうケースも増えています。そのような場合は、どうすれば良いのでしょうか。ここでは、お墓を守る人がいなくなってしまった、またはいなくなりそうなときに検討できる方法についてご紹介します。

墓じまい

墓地を、寺院や霊園の管理者に返却することを「墓じまい」といいます。その際、お墓だった場所は更地に戻し、ご遺骨は取り出して改葬するか、永代供養など別の供養方法に変更します。

永代供養

お墓を設けずに供養する方法として近年増えているのが「永代供養」です。永代供養とは、寺院や霊園に故人のご遺骨を引き受けてもらい、永代にわたって供養をお願いすることです。ご遺骨は、多くは寺院や霊園内の施設にある納骨堂などに納められ、一定の期限後「合祀墓」に埋葬されます。

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親の終活やご自身の終活の一環として、お墓の継承について考えている方も多いでしょう。親が終活を検討するような年代である場合、積極的な見守りが必要となるケースも考えられます。特に「親が現在1人暮らししている」「子どもたちは親と離れて遠くに暮らしている」といった状況であれば、ご家族の不安は大きなものになるかもしれません。
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まとめ

この記事では、お墓を維持・管理していくために欠かせない役割である墓守について、くわしくご説明しました。
ご家族や親戚と「誰が墓守を務めるのか」「墓守でかかる費用はどのように負担するか」など、話し合いで決める予定がある方もいるでしょう。いざそうなったときに揉め事にならないよう、事前に墓守についてよく理解されておくことをおすすめします。

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