片づけお悩み相談 vol.6

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モヤモヤにさよなら! 片づけお悩み相談 vol.6
片づけをしているとモヤモヤすることってありますよね。
整理収納コンサルタントの金内さんに解決法を教えてもらいます。

Illustration:Risa Kazama

  • 書類が多くて溢れてしまう。どうやって整理すればいい?
  • 保管期間別に分けて、定期的に見直しましょう

新しい書類が入ったら見直す

新しい書類が入ったタイミングで見直すのも◎。たとえば古い書類をファイルの左側に入れて、右側に新しい書類を入れる習慣をつければ、つねに一定量をキープできるはず。

不要なDMは発送停止にする

不要なDMは、面倒かもしれませんが発送停止の手続きをしましょう。受け取るたびに確認をして手放す、という手間がなくなります。家に入る書類を増やさないのも手です。

ゴミ箱への動線をスムーズにする

ゴミ箱が不便な場所にあると、処分するはずの書類をテーブルなどに置きっぱなしにしてしまうことも。ゴミ箱をテーブルの近くや玄関など、処分しやすい場所に置きましょう。

見返さない書類はあえて不便な場所へ

確定申告、源泉徴収票、領収書などの保証期間は、場合によりますが7~10年といわれています。見返さない書類は不便な場所に、見返す頻度の高い書類は便利な場所に保管を。

まず書類の種類と分量を把握するために、取り扱い説明書、税金関係、DMなどに分類します。「今日は説明書を整理しよう」と手をつけやすくなります。そして要・不要の判断をします。要の書類は、さらに次の3つに分けるのがおすすめです。(1)短期保管(1週間程度/DM、公共料金請求書など)。(2)中期保管(1か月~半年程度/マンションの点検案内、学校や地域の配布物など)。(3)長期保管(1~10年程度/取り扱い説明書、保険・税金・年金関係など)。期間が過ぎたら処分します。
そして大切なのは見直すこと。書類は増えやすいので、1週間ごとや1か月ごとなど期間を決めて定期的に見直しましょう。

iStock.com/LifestyleVisuals
●監修 金内朋子さん

整理収納コンサルタント。500名以上に整理収納のレクチャーを行っている。
著書に『散らかし屋さんが片づけたくなる部屋のつくり方』(ワニブックス)。

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