サステナビリティ・CSRニュース

ALSOKの隊員、強い思いで振り込め詐欺に喝!

2013/01/31

 大室隊員が業務でATMコーナーを訪れると、携帯電話を片手にATMの操作をするご高齢の女性客を見かけました。声をかけると「区役所の福祉課からお金が戻ってくると言われて操作をしているので大丈夫です。」と答え、再びATMの操作に没頭してしまいました。
 振り込め詐欺ではないかと考えた彼は、女性客の代わりに区役所に確認を実施。すると、区役所にはそのような部署はなく、また、該当する職員もいませんでした。

 当初女性客は、振り込め詐欺ではないと固く信じており、まったく話を聞いてくれない上、隊員をしきりに帰そうとしましたが、隊員の真剣で粘り強い説明で自分は振り込め詐欺にあったかもしれないと自覚をしはじめました。そして最後に再び警察への届出を勧めると、女性客は納得してATMコーナーを後にしました。
 その後、その女性客からは会社に「警察に相談し振り込め詐欺と判明したが、被害に遭わずに済みました。本当にありがとうございました。」とお礼の電話を頂きました。

 警察署担当官の話によると、これから年度末にかけては税金の還付金などが支給される時期であり、そこに付け込んだ「還付金詐欺」が増加しているとの事です。

大室隊員のコメント

 振り込め詐欺を実際に目の当たりにしたのは初めてでしたが、自然に声をかけていました。体が勝手に動いたのはやはり日頃から意識していたからだと思います。女性客が帰った後しばらくは、ひょっとしたら既に被害にあってしまったのではないかと心配で仕方ありませんでした。しかし後で、女性客が被害に遭わずに済んだと聞いたときにはホッとしたと同時に、本当によかったと思いました。これからもガードマンとして、常に出来る限りの行動をとっていきたいと思います。