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工場・プラントのセキュリティ対策と安全対策:入構管理、外周警備、位置管理など

入構管理、外周警備、位置管理
2019.03.29

工場やプラントはさまざまなリスクを抱えています。原材料や部品の盗難、不審者の侵入対策のほか、近年では食品工場における異物混入の発生など、リスク対策の範囲が多岐にわたります。そのほか、工場やプラントでは多くの設備が稼働しているため、作業中に事故が起きないよう、従業員の安全管理も必要です。
工場のセキュリティ対策と安全対策にはどのようなサービスが必要なのか、考えてみます。

工場・プラントにおける事故などのリスク

工場・プラントの内外において、想定されるリスクがいくつかあります。

工場・プラントにおける事故などのリスク

作業員の事故

工場では機械に服や指が挟まれるなど、機械操作中に作業員が巻き込まれる事故、危険物の取り扱いミスによる事故が後を絶ちません。

厚生労働省の「労働災害統計(平成29年)」によると、業種、事故の型別死傷災害発生状況のうち、“はさまれ・巻き込まれ”による事故で製造業が占める割合は全体の49.3%とほぼ半数に近く、“高温・低温物との接触”は約31%、転倒は約18%、転落は約14%を占めています。

最近は少人数または単独で作業するケースも増えており、作業員の作業状況を管理する必要性が高まっていることがわかるでしょう。

不審者の侵入及び盗難

工場には原材料、資材、薬品(劇薬含む)などが保管されていることが多く、盗難に注意する必要もあります。盗難被害に遭った場合、金銭的な損害を被るのはもちろん、盗まれた物が犯罪に使用されるような事態に発展すると、企業のイメージダウンにつながり、経営に大きな打撃を与えかねません。

異物混入

食品工場では異物混入にも注意したいものです。2014年、大手食品工場で元契約社員が冷凍食品に農薬を混入して逮捕された事件があり、その後、他メーカーにおける異物混入事件についても、メディアで大きく報じられました。消費者の意識も変わる中、食品メーカーにとって異物混入対策は避けられないものとなっており、これを機に、二度と同じ過ちを繰り返さないよう、各食品メーカーでは、異物混入対策に翻弄されています。

工場・プラントに必要なセキュリティ対策

工場・プラントに必要なセキュリティ対策

まず、工場やプラントに必要なセキュリティ対策をご紹介します。基本的な対策として挙げられるのは、入構管理と外周警戒です。

入構管理(出入管理)で工場への出入を管理

侵入者による犯罪を防ぐには、工場に立ち入らせないことが重要です。出入管理という観点から、工場に出入りする「人」と「車両」の管理を行います。
人の場合はICカードや顔認証システムによる出入管理、車両の場合はICカードやナンバープレートで通行可能な車両を識別する車両ナンバー認証システムなどがあります。
また、車両下部監視システムがあれば不審物の有無も確認可能です。
入構管理をシステム化することで、それまで警備員が目視で行っていた社員証や通行証の確認作業がなくなり、省人化につながるというメリットもあります。

車両ナンバー認証システム
車両ナンバー認証システム
車両下部監視システム
車両下部監視システム

外周警戒で侵入者の動きを監視

工場・プラント施設外からの侵入を防ぐためには、外周警戒も重要です。フェンスの乗り越えを検知する外周警戒センサーや、広範囲をカバーする高解像度の広域監視カメラなどを設置し、不審者の侵入を警戒します。
監視条件によって、3Dレーザーレーダーやドローンを使った設備監視方法もあります。

コンビネーションセンサー

赤外線センサーとマイクロ波センサーを一体化した複合型センサー

コンビネーションセンサー

フェンスセンサー

外周フェンスにセンサーケーブルを取付。フェンスの乗越え、切断する侵入者を検知するセンサー

フェンスセンサー

光ファイバーフェンスセンサー

フェンスからの侵入者を検知するセンサー

光ファイバーフェンスセンサー

3Dレーザーレーダー

環境の変化などに影響されず、広域な検知エリアを実現可能

3Dレーザーレーダー
3Dレーザーレーダー

工場に必要な安全対策

工場では作業員の安全を確保する必要がありますが、広い工場内で作業者一人ひとりの状況を把握することは難しいものです。防犯カメラ・監視カメラで作業者の状況を把握するほか、安全確保のための各種サービスも視野に入れてはいかがでしょうか。

位置管理で作業者の状況を把握

スマホを使い、従業員の現在位置や姿勢をリアルタイムに把握することで、位置や体調(転倒していないか?)を確認することが可能。

※作業者が一定時間動かない状態を検知した場合、体調不良警報を送信してくれる。

位置管理で作業者の状況を把握

安全帯で作業者の安全を確認

安全帯で作業者の安全を確認

高所における作業では転落の危険性が伴います。厚生労働省では2022年からフルハーネス型の安全帯の着用を業種問わず義務付けることを告知しました。
しかし、作業員が着用を忘れることも考えられます。そのような場合、センサー内蔵型の安全帯があれば安心です。センサーが構造物に引っ掛けるフックの状態(「休止」「使用中」「外れている」)を検知し、管理者のスマホへ送信してくれるため、転落事故防止に役立ちます。

まとめ

工場・プラントにおけるセキュリティ対策の基本は、不審者が侵入しやすい場所や機会をつくらないことです。そのために出入管理や外周警戒を行い、不審者の侵入を防ぎます。また、工場・プラントでは事故の発生も多いため、作業者の安全管理に努め、事故の発生を防ぐ対策を講じる必要もあります。

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出入口に、電気錠を操作できるICカードリーダー等を設置し、出入管理を行います。また、LAN接続されたパソコンから、カードの操作履歴や侵入警報などを簡単に見ることができます。

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