自転車・ロードバイクの盗難防止対策

防犯 2020.12.31

自転車やロードバイクの盗難事件は年々減少傾向にありますが、それでも年間の発生件数は決して少なくありません。

警視庁の統計によると、令和元年中の自転車盗の発生件数は3万1,937件に上っています。[注1]

自転車やロードバイクを日常の交通手段にしている方にとって、自転車の盗難は日常生活に大きな支障を来しますので、日頃から盗難防止対策をしっかりと行っていくことが大切です。

今回は自転車・ロードバイクが盗難された場合の対処法と、盗難被害に遭わないための対策について解説します。

[注1]警視庁「自転車盗の発生状況」

盗難被害に遭ったときの対処法

盗難に遭ったときの正しい対応
盗難に遭ったときの正しい対応

自転車は路上に停めていると盗まれやすいというイメージがありますが、警視庁によると自転車盗は4割以上が住宅敷地内、約25%が駐車場・駐輪場で発生しています。[注2]

[注2]警視庁「自転車盗の発生状況」

然るべき場所に保管していても、自転車やロードバイクの盗難に遭う可能性は高いので、もしもの場合に備えて自転車・ロードバイクが盗難されたときの対処法を覚えておきましょう。

ここでは、自転車・ロードバイクの盗難に遭ったときの正しい対応をまとめました。

1警察に盗難届を出す

自転車やロードバイクを盗まれたら、すぐに警察へ盗難届を出しましょう。

盗難届は最寄りの交番で出せますが、手続きには印鑑と身分証明書、防犯登録番号が必要です。

自転車・ロードバイクの防犯登録は「自転車の安全利用の促進および自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律」(通称:自転車法)の第12条に定められている義務ですので、お店で自転車やロードバイクを購入する際は、必ず防犯登録が行われます。

防犯登録を行うと、防犯登録番号が記されたステッカーと書類が発行されます。

盗難届に防犯登録番号を記載すれば、車体に貼られたステッカーと照合することで、盗難に遭った自転車かどうか判断できます。盗難届の作成にあたっては、盗難被害に遭った日時、場所、状況などのヒアリングが行われます。時間は15~30分程度で済みますので、盗難に気付いたら間を置かずに届け出るようにしましょう。

2保険会社に連絡する

自転車保険に加入している場合、保険会社に連絡し、盗難に遭った旨を報告します。

補償を受けるには、盗難届を出したときに発行される盗難届受理番号が必要ですので、警察に届出をした後に連絡しましょう。

なお、自転車保険は自動車の自賠責保険とは異なり、任意で加入するものです。

保険に加入していなければ当然補償は受けられませんが、任意の自動車保険や火災保険のなかには、自転車盗難被害を補償してくれるものもあります。

自転車保険に加入していないからと諦めず、他の保険の補償内容や特約を一度確認してみましょう。

ただし、自転車やロードバイクを施錠していなかった場合、残念ながらどの保険会社も補償の対象外に位置付けるケースがほとんどです。

同様に、サドルやタイヤだけ盗まれた場合も原則として補償対象外ですが、自転車保険の内容によっては、購入金額の数%分の保険金が支払われることもあります。

なお、自転車保険の盗難補償を受けた時点で、盗まれた自転車の所有権は保険会社に移行します。

盗難補償を受けた後に盗まれた自転車が見つかった場合、保険会社に譲渡しなければなりません。所有権は保険会社にありますが、警察から連絡が来るのは、保険契約者になります。その場合、ご契約者が警察署まで自転車を取りに行く必要があります。

所有権を取り戻すには、保険契約者が受け取った補償金を返還し自転車を回収する必要がありますので、すぐに手続きを始めるかどうか保険会社と相談しましょう。

3自転車が見つかった場合の対応

警察が盗まれた自転車を発見した場合、持ち主のもとに連絡が来ます。

見つかった自転車は盗難届を出した交番ではなく、指定の保管所に安置されています。

警察から保管所の場所を聞いて、自分で自転車を取りに行きましょう。

一方、自力で自転車を見つけた場合は、盗難届の取り下げが必要です。

盗難届を出した交番に身分証明書と印鑑を持参し、自転車が見つかったことと、盗難届を取り下げたい旨を伝えましょう。

無事に自転車が見つかったからといって、盗難届を取り下げずにいると、盗まれた自転車に乗っているとみなされて、警察から職務質問を受けたり、検挙されたりするおそれがあるので要注意です。

盗難被害に遭わないための対策方法

盗難被害に遭わないた為の対策方法
盗難被害に遭わないた為の対策方法

大切な自転車やロードバイクの盗難を防ぐために、日頃からやっておきたい対策方法を7つご紹介します。

1自宅敷地内でもしっかり施錠する

自転車盗難のうち、実に半数以上が無施錠の状態で被害に遭っています。

一戸建て住宅やマンション・アパートの敷地内は、路上に比べて安全というイメージがあり、つい無施錠で放置しがちですが、自転車盗難の4割以上は住宅敷地内で発生しています。

自転車盗難の犯人も、あえて住宅を狙う節がありますので、自宅敷地内でもしっかり鍵をかける習慣をつけましょう。

2鍵は2つ以上つける

一般的な自転車には標準で鍵が1つ付いていますが、専用の工具を使えば短時間でロックを破壊し、持ち去られてしまいます。

ただ、鍵を複数付けていると盗難までに時間がかかるため、ターゲットにされにくい傾向にあります。 鍵は最低でも2つ以上、できれば形状や種類の異なる鍵を組み合わせるのがおすすめです。

3地球ロックを心がける

地球ロックとは、自転車を物理的に動かせない場所に繋ぎ止めておく方法のことです。

地球ロックをしていないと、鍵がかかった状態のまま、自転車ごと盗まれてしまうおそれがありますので、駐車場の柵や建物の柱などに自転車をしっかりくくりつけましょう。

ただ、自転車泥棒によってはニッパーを持参し、ワイヤーを切断して盗んでいきます。

地球ロックをしているからといって油断せず、複数の鍵をつける、駐輪場を利用するなど、他の防犯対策も併用することが大切です。

4定期的に駐輪場所を変える

通勤や通学などで日常的に自転車を利用している方は、習慣でいつも同じ場所に駐輪してしまいがちです。 自転車泥棒のなかには、行き当たりばったりの犯行ではなく、時間をかけてターゲットを絞り、入念に下調べしたうえで盗難するタイプもいます。

特に高級なロードバイクなどは目をつけられやすいので、定期的に駐輪場所を変えるなど、ターゲットになりにくいよう工夫をこらしましょう。

5なるべく人目のある場所に駐輪する

自転車泥棒は誰にも見とがめられない場所で犯行に及ぶため、人目のある場所に駐輪すれば、それだけで盗難の抑止力になります。

もちろん路上駐輪禁止区域や、歩行者の迷惑になるような場所への駐輪はNGですが、なるべく人通りの多い場所に駐輪するよう心がけましょう。

6防犯グッズを活用する

市場には、自転車やロードバイクの盗難防止に役立つ防犯グッズが販売されています。

具体的な例としては、振動を感知するとアラームを発する鍵や、GPS機能がついている鍵などがあります。

特にGPS機能付きの防犯グッズは、盗難された際に場所を特定できるため、無事に自転車が戻ってくる可能性が高くなります。

パーツの盗難が心配な場合は、サドルと車体をつないで施錠するサドルロックの活用がおすすめです。

7自転車の保管場所に防犯対策を施す

自転車は屋内に保管するのが理想ですが、それが難しい場合は、自転車の保管場所周辺に防犯対策を施しましょう。

たとえば人感センサーを設置したり、周辺に防犯砂利を敷いたりすれば、自転車泥棒の侵入防止に役立ちます。

ALSOKのホームセキュリティでは、屋内への侵入を感知する基本サービスに加え、屋外にカメラとセンサーを設置して、敷地内への人の侵入を監視するオプションサービスもご利用いただけます。

その他にも多く取り扱いも行っておりますので、住宅敷地内での自転車盗難を防止したい方はぜひご相談ください。

自転車・ロードバイクの盗難対策はしっかりと!

自転車やロードバイクの盗難は年間3万件以上発生しており、非常に身近な犯罪です。

大切な自転車やロードバイクが被害に遭わないよう、日頃からしっかりと防犯対策を行うことが大切です。

鍵などの盗難対策をしていても心配という方には防犯カメラの設置もおすすめです。カメラには犯罪抑止効果もあるほか、被害に遭った際には証拠が残っているので見つかる可能性も高まります。一度検討してみてください。

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