車の盗難手口とは?車の盗難防止対策といざという時の対処法

車の盗難手口とは?車の盗難防止対策といざという時の対処法

防犯 2020.12.18
車の盗難手口とは?車の盗難防止対策といざという時の対処法

日常的に使用している自家用車や社用車が、ある日突然盗難に遭ったら……と、つね日ごろから想定して生活している方は少ないかもしれません。しかし自動車の盗難は少なくなく、万一盗まれると解体され部品を転売されるケースもあります。そうなると、盗難車を完全な状態で取り戻せる確率は低くなってしまいます。

この記事では、自動車の盗難被害について説明し、自動車を盗む手口や有効な盗難対策について紹介します。

車の盗難被害の現状

まずは、平成22年から令和元年まで計10年間の、自動車盗難事件の認知件数の推移を見ていきましょう。

自動車盗の認知件数

出典:令和元年の刑法犯に関する統計資料(警察庁)

平成23年の25,238台が最多の認知件数となっており、最少は最も新しい令和元年の7,143台となっています。自動車そのものの盗難防止対策などが功を奏し、この10年間で認知件数にして約7割の減少を実現しています。しかし令和元年のデータで見ても、1日あたり約20台の自動車が盗難に遭っている計算になります。減少傾向が続くからと慢心せず、この件数を今後はさらに減らしていけるよう積極的に対策を行う必要があるでしょう。

車の盗難の手口

車の盗難の手口

車の盗難においては、自動車の多機能化にともない新たな犯人の手口が明らかになっています。ここでは、古くから知られているものから近年増えているものまで、さまざまな自動車盗難の手口についてご紹介します。

車に直接侵入して盗む手口

停車している車に侵入し、そのまま盗んでいく手口です。コンビニエンスストアの駐車場や路上で、エンジンをかけたまま一時停止した無人の車が狙われることが多く、車の使用者の防犯意識が問われるケースともいえます。
その他にも、開いた窓の隙間から針金などを差し込んでロックを解除して盗むケースや、ハンマーなどでガラス窓を割って侵入するケースも。ガラスを割るなどの強引な手口は、所有者の防犯意識がどんなに高くても狙われてしまえば防ぐことが困難になります。

イモビカッターを使用する手口

イモビカッターとは、車両に備わる盗難防止装置「イモビライザー」の機能を悪用する盗難の手口です。イモビライザーは、キーと車両それぞれのID情報が一致しなければエンジンがかからないという機能です。しかしイモビカッターという機器で車両側のID情報を書き換えてしまうと、非正規のキーに書き換え後のIDを登録することでエンジンを始動させられます。せっかく盗難防止に役立つイモビライザーが付いていても、その機能を備えているために盗難のリスクとなってしまう可能性もあるのです。

リレーアタックによる手口

イモビカッターと同様に、車両に備わる電子機器の機能を悪用するケースとして、最近ではリレーアタックという手口も増えています。これは近年の乗用車に多く装備されるようになった「スマートキー」という施錠・始動方式を悪用して車を盗む手口です。スマートキーは、キーが出す微弱な電波を感知してロックやエンジンスターターを動作させる仕組みです。使用者が自宅で持っているスマートキーからも、常時微弱電波が出ているため、犯人はその電波を増幅させる装置を外から使用して駐車スペースにある車のロックを解除、エンジンを始動させ簡単に車を盗んでしまいます。

車の盗難防止対策

車の盗難防止対策

車の盗難の手口が増えれば、それらへの対処法も増えていくものです。ここでは、すぐ取り入れられるものから比較的大掛かりなものまで、さまざまな車の有効な盗難対策をご紹介します。

防犯対策グッズ・システム

車の防犯対策に取り入れられるグッズや用品は、身近で安価なものから高価で高性能なものまで豊富にそろっています。
車に掛けるボディカバーは簡単に取り入れられますが、意外に効果的な盗難対策になり得ます。犯人は盗むまでに手間や時間がかかる対象は狙わない傾向があるため、カバーを剥がすという工程が加わるだけでも犯行への抑止効果につながります。

ハンドルロックやタイヤロックのように、車を物理的に移動させないための道具を活用することも、犯行を妨害する効果と抑止効果の両面で有効です。また、異常時の警報や緊急通報機能、盗難後の位置検索機能を備えたカーセキュリティシステムのように、ハイテクを活用した高機能な盗難対策も選ぶことができます。

車の盗難防止装置

車に備わっている盗難防止装置も、年々進化しています。イモビカッターの項目でご説明したイモビライザーや、停車時にブレーキペダルを踏めない状態にしてエンジンの始動を妨げるブレーキペダルロックなどがあります。

駐車場の盗難対策

駐車スペースにおけるおもな盗難対策には、防犯カメラの設置や人の侵入を感知するセンサーライトの設置が挙げられます。防犯カメラは異常時の映像を記録し、万一の際に犯人追跡の手掛かりが得られます。センサーライトは、周囲を自動で明るく照らすことで無人でも犯人を警戒させることができます。またこれらの両方に、犯人が下見に訪れた時点で犯行をあきらめさせる抑止効果が期待できます。

盗難被害に遭ったときの対処法

盗難被害に遭ったときの対処法

さまざまな対策を実施していたのに、不運にも盗難被害に遭ってしまうことがあり得ます。万一車の盗難に見舞われてしまった場合、何からどのように対処すればよいのでしょうか。ここでは車を盗まれてしまったと気づいたら、すぐに行うべきことについてご紹介します。

警察へ盗難届を出す

車両の盗難またはその疑いの当事者となったら、まずは警察署に連絡をしてから署へ出向き、指示にしたがって盗難届を提出します。犯人の追跡や逮捕につなげるだけでなく、万一盗難車が犯罪や不正行為にかかわった場合に被疑者とならないためにも、真っ先に届け出をしておきましょう。

なお盗難届を出す際には、車検証に記載された車両情報が必要となります。車を盗まれた場合車検証も一緒に盗難に遭っていることが想定されるため、車検証のコピーを用意しておくとよいでしょう。

また、保険の手続きをする際には被害届の受理番号が要る場合があります。車両保険などを契約中で、保険会社に連絡を取る場合に、被害届を受理された時点で受理番号を控えておくと後から困りません。

車の一時抹消登録を行っておく

盗難車を公道で走れない状態にし、自動車税の課税を止めるために一時抹消登録をしましょう。一時抹消登録には車検証とナンバープレート、登録済みの実印と印鑑登録証明書が必要です。しかし車が盗難に遭っていれば、車検証やナンバーは用意できない可能性が高いでしょう。
その場合は、管轄の運輸支局で理由書へその旨を記載して手続きを行います。車両に関する書類がない場合、登録済みの実印と印鑑登録証明書、盗難届の受理番号を持って運輸支局へ出向きましょう。

駐車場への設置に最適なALSOKの防犯カメラ

駐車場への設置に最適なALSOKの防犯カメラ

ALSOKでも、駐車場への設置に適した防犯カメラ・監視カメラを取り扱っています。駐車スペースに設置するカメラは、防水・防塵機能を備えた屋外用のIPカメラがおすすめ。赤外線レンズを備え、暗い夜でも鮮明に映像を記録します。

パソコンやスマホ・タブレットなどから、インターネット経由でいつどこにいてもライブ映像を確認でき、カメラの向きなどを遠隔操作することも可能です。

またALSOKの防犯カメラには、設置を知らせるALSOKステッカーも付属。防犯意識の高さを視覚効果でアピールでき、抑止効果にもなります。

おわりに

この記事では、車の盗難被害の状況やその手口、有効な盗難対策などについてご紹介しました。車の盗難に遭いやすい車種なども公開されていますが、それに当てはまらないからといって自分の車は大丈夫と思うことは禁物です。犯人が車を盗む理由もさまざまですから、どんな車でも盗難に遭う可能性を想定しておくことが必要でしょう。

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