中尊寺
岩手
慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)によって開かれた奥州藤原氏三代ゆかりの古刹。堂の内外に金箔を押した金色堂は、創建当時の姿をいまに伝える唯一の建造物である。境内の木々が色づきはじめる11月初旬には、もみじを手にした子どもや詠歌衆、僧衆の行列が金色堂への道を練り歩く「秋の藤原祭り」が行われる。神秘的な静寂につつまれた紅葉はじつに見事。秋の深まりとともに、コントラストはいっそう鮮やかさを増す。
1965年に建設された新覆堂。なかに金色堂が保存されている(写真提供:中尊寺)




















