子どもの食事や留守番はどうしてる?共働き夫婦の夏休み対策

子どもの食事や留守番はどうしてる?共働き夫婦の夏休み対策

子育て世代 2019.08.15(2021.12.27更新)
子どもの食事や留守番はどうしてる?共働き夫婦の夏休み対策

子どもたちにとってはうれしい夏休み。とくに小学生の子どもたちは、いつもと違って学校がない自由な時間を、毎日遊んで楽しもうとわくわく想像しているに違いありません。
一方、共働き世帯の親にとっては頭を悩ませる時期かもしれません。普段の仕事や家事に加えて夏休み中の子どもをどう過ごさせるかなど、同じ悩みを抱えている方はたくさんいます。
ここでは共働き夫婦のみなさんが具体的に何に悩んでいるかを把握した上で、子どもの夏休みの過ごし方について、どんな対策方法があるかを考えてみましょう。

共働き夫婦の夏休み中に多い悩み

ALSOKの「小学生の子どもの防犯に関する調査」で、小学生の子どもを持つ共働き夫婦のうち、子どもが夏休みに入るということに不安があると答えた人に、どのようなことが不安かを聞きました。その結果、最も多かったのが「子どもの食事の用意」で70.5%の人が不安と感じていることがわかりました。ついで多かったのが「宿題(自由研究など)の進捗」で68.6%、次が「子どもの安全の確保」で56.8%という順位となっています。

ALSOKの「小学生の子どもの防犯に関する調査」

子どもの食事の用意

夏休み中は子どもが家で食べるお昼ご飯を用意しておかなければなりません。夏バテしないように栄養も摂れるメニューを毎日考えるだけでも一苦労です。学童保育などを利用して子どもの面倒をみてもらうにしても、学校がある時と違って給食はありません。そのため毎日お弁当を持たせなければならず、「朝の準備の時間がいつも以上にかかるのが負担」という声が共働き家庭における悩みとして多く挙げられています。

子どもの夏休みの過ごし方

共働きで親が不在なのに子どもだけが休みということで、当然ですが子どもの安全の確保が心配という世帯が多いこともわかります。夏休み中は学校と違って、大人の目が常にあるわけではありません。学童保育などを利用する場合でも、両親の帰宅時間までのすべてをカバーできるとは限りません。子どもだけで遊びに行ったり塾や習い事へ行ったりする間も、どこで何をしているのかすべてを把握することは難しいでしょう。もし約束通りの時間に帰ってこないことがあれば、何かあったのではないかと心配になりますよね。子どもが自由に動ける時間が増える分、外出中の安全が気になる方は多いでしょう。

子どもだけの留守番

家にいるからといって、子どもを長い時間ひとりにさせることは防犯面だけでなく防災面についても不安が残ります。しかし、子どもだけで留守番するという状況を避けられないこともあるでしょう。仕事の合間に子どもと電話で話すことはできますが、様子が見えない間に何をしているか、誰か家に来ていないか気になりますよね。
共働き世帯は全体の6割近くに達しているというデータもありますが、多くの人たちはどうやってこの状況を乗り越えているのでしょうか?

共働き夫婦、夏休みの対応方法

ここでは、夏休み中の対応策をいくつかご紹介します。

夫と妻が時期をずらして夏季休暇を取る

最近は、働き方改革などで連続した休みが取りやすくなってきています。たとえば夫婦それぞれ平日や勤務日に5日間ずつ休暇を取得できれば、夏休み40日のうち、14日間は預け先を考えずに済むということになり、この方法をとればかなり効果が高い対策といえそうです。
ただし、夫と妻が時期をずらして夏季休暇を取るという方法の最大のデメリットは、家族揃ってのまとまった旅行や帰省などができないという点にあります。それでも、週末をまたいで休みを1日だけ重ねるなどの工夫をすれば、2泊3日くらいの小旅行や帰省をすることは可能でしょう。

サマーキャンプに参加する

民間が実施しているサマーキャンプに子どもを参加させるという方法もあります。サマーキャンプは自然の中でさまざまな体験ができるものが多く、子どもたちも楽しんで参加できるでしょう。行き先は子どもの年齢によって近場や遠方を選べる上に、1泊から1週間以上のものと期間もかなりバリエーションがあるため、子どもの成長度合いに合わせてプランを選ぶとよいでしょう。

祖父母の家にお泊まり

両親のそれぞれの実家に交代で泊まりに行かせるという方も多いようです。祖父母なら預けても安心ですし、そのために日頃からなるべく頻繁に通って、子どもがいつもと違った環境に慣れるようにする方もいるようです。たとえば父方、母方それぞれの祖父母の家に1週間ずつお泊まりさせれば、夏休みのほぼ半分を安心して過ごすことができます。サマーキャンプもそうですが、これらの方法は毎日の食事の用意を考えなくて良いというメリットが大きいでしょう。

働き方を工夫する

働き方改革に伴って、時短勤務やリモートワーク制度を導入している企業が増えています。共働きかつフルタイム勤務の場合、1カ月以上もの長い間子どもを一人で留守番させることになります。そのため働き方を時短勤務に変えることで夕方には家に帰宅し、なるべく子どもが一人になる時間を短くすることができます。
また、リモートワークに切り替えることができれば子どもと一緒に過ごしながら仕事をすることが可能です。子どもの面倒を見られるだけでなく、通勤時間がかからないことで多少時間に余裕が持てるという点が大きなメリットでしょう。なかなか休暇が取れない場合でも、働き方を工夫する方法を検討してみてはいかがでしょうか。

その他

今回は比較的長い期間に対応できる方法をあげましたが、その他にも以下に掲げたような方法もあります。公的機関の実施しているものは地域によって利用の仕方に違いがあるため、希望する場合は事前に調べておくことをおすすめします。

  1. 児童館・学童を利用する
  2. 幼稚園・保育園の預かりを利用する
  3. 地域の子育てと仕事の支援「ファミリーサポート」を利用する
  4. ママ友に頼る
  5. 習い事・夏期講習に通わせる
ALSOK

どうしてもひとりで留守番が避けられないときには…

どうしても子どもひとりの留守番が避けられないときは、留守番中の約束事を決めておきましょう。まず、必ず決めておくことは誰かが訪ねてきた時と電話の対応です。留守番中は突然の来客もあるかもしれませんが、そもそも普段子どもが来客対応するということはあまりないかと思います。家に子どもしかいないと知られないために、インターホンが鳴っても絶対に対応せず、ドアを開けないように伝えておきましょう。また、電話で家にひとりでいるのかを聞き出してくるケースもあるため、電話にも出ないように約束しておくのが安心です。

子どもだけの留守番で不安なのは不審者の訪問だけではありません。たとえ家の中でも、キッチンには包丁やコンロなど危険につながるものがたくさんあります。用意したお昼ご飯を子どもが自分で温める際は、基本的に電子レンジでできるものにし、包丁や火を使わせないようにしましょう。

家にひとりでいるのが退屈な時間になってしまわないように、「帰ってくるまでに夏休みの宿題を終わらせておいてね」と約束しておくのも良いでしょう。勉強に集中すればあっという間に時間は過ぎて、夏休みの宿題も早く片付けられます。また、洗濯物の取り込みや洗い物など、子どもができるお手伝いをしてもらいましょう。お手伝いカードを作って、1日ひとつお手伝いできたらスタンプを押すなど、工夫するのもおすすめです。
忙しいパパやママの負担を減らせるうえに、子どもが自分で考えて行動する力もつきます。感謝を伝えると子どもは達成感を感じて、だんだんと自らお手伝いしてくれるようになるでしょう。夏休み中に子どもの成長も感じられると嬉しいですよね。

このように、夏休み中の約束事を子どもと話し合うことはとても大切です。しかし、何度も子どもと話し合って約束をしたとしても、やはりひとりで留守番させるのは不安が残るもの。どうしても心配というときは、ホームセキュリティを利用する、というのも1つの手です。
ALSOKでは、ご家庭用のホームセキュリティをご提供しています。ALSOKのホームセキュリティは、子どもが帰宅した際にスマホに通知を受け取ることもできます。不審者の侵入検知や火災感知機能があるため在宅時の防犯や火災も安心で、いざというときにはガードマンが駆けつけます。
また、ALSOKが提供している「HOME ALSOKアルボeye」は、子どもの留守番にピッタリなWebカメラです。マイク、スピーカー、温度センサーなどがついていますので、留守番中のお子さまの様子を外出先から見守ることができます。また、異常を感じた際にはガードマンの出動を要請することもできるので、すぐに自宅に帰れない事情がある場合にも安心です。
小さなお子さまを持つ共働き世帯の方は、ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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