引越し先の治安・安全性を調べるポイントとは?

防犯 2020.03.16(2023.12.01更新)
引越し先の治安・安全性を調べるポイントとは?

引越しをするときには、家賃や物件価格、物件の広さ、利便性などの条件は当然重要な検討対象となります。そして、暮らしの安全・安心のためには、これらに加えて周辺の環境・治安や物件の防犯設備についてもチェックしておくことが大切です。ここでは引越しの際に比較検討しておくべきポイントについて考えてみることにしましょう。

比較検討すべきポイント

周辺環境

住居を決めるにあたり、住む地域が決まっていない場合は、まず地域を絞り込むことになるでしょう。公的組織が発表している治安情報や犯罪発生情報を参考にしつつ、なるべく治安が良い地域を選択するようにします。
次に、最寄駅から物件まで移動するには徒歩や自転車でどのくらいの時間がかかるか、を考えることになりますが、同時に最寄駅から物件までの経路周辺の治安環境のチェックも怠らないようにしましょう。とくに女性の一人暮らしの場合は、尾行や待ち伏せなど、ストーカー犯罪が発生する可能性もあるため治安の確認は不可欠と言えます。
まずは、防犯の観点から、候補にあがっている物件周辺の人通りを確認します。駅の周辺は店舗も集まっているので一定の人通りはあることと思いますが、駅から少し離れた住宅街などに物件がある場合には、住宅街に入るにつれて徐々に人通りが少なくなることが多いので注意が必要です。人通りが少ない場所はそうでない場所よりも犯罪に遭うリスクが高まる傾向にあります。
駅から物件までの道順を確認するときには、最短ルートだけではなく、多少大回りをしても人通りの多いルートで帰れるかどうかを調べておくことをおすすめします。道中に袋小路や狭い路地が多いルートもなるべく避けたほうがいいでしょう。不審者が近づいてきたときに逃げられなくなるリスクがあります。
また、駅からの帰り道に暗い場所がないかを夜間に実際に歩いて確認しておくことも重要です。日中は安全に思えても、街灯が少ない通りなどは夜間には真っ暗となっていることがあり、不審者が隠れていても気付きにくくなります。あわせて、通りに防犯カメラがあるかどうか、近くにスーパーやコンビニストア、交番など、危険を感じた際に逃げ込める場所があるかどうかを確認しておきましょう。

住宅の選び方

住みたいと思っている物件の治安状況・周辺環境をチェックしたら、次は物件の防犯設備のチェックです。賃貸マンションなどの共同住宅では、エントランスはオートロックになっているかどうか、防犯カメラの設置はあるか、エレベーターは外部から直接見られない位置にあるか、などの点を確認しましょう。
ただ、オートロックがあるからといって、また、高層階の部屋を選んだからといって、犯罪に遭うリスクがなくなるわけでもありませんので、油断は禁物です。

侵入窃盗の侵入手段 共同住宅(4階建て以上)

出典:警察庁「令和4年の犯罪」

警察庁の調べによれば、高層マンションなど4階建て以上の共同住宅では、無締りとなった玄関から侵入される割合が高くなっています。エントランスがオートロックになっており、高層階に住んでいるから、と安心して、ゴミ出しやちょっとした外出の際に鍵をかけずに出かけてしまって被害にあっている人が多いというのが現実です。どんなに短い時間であっても外出時には必ず鍵をかけるようにしましょう。オートロックは暗証番号で開けられるようになっているところも多いですが、これを必ず鍵を使ってあけるように習慣づけておくというのもひとつの手です。これなら必ず鍵を持って出ますから玄関の鍵を締める習慣が自然と身につきます。
また、侵入窃盗の侵入手段として無締りに次いで多いのがガラス破りです。この対策には窓の内側の鍵付近に防犯フィルムを貼るのが効果的です。後付けタイプの2重ロックを設置したり、窓が開いたときにアラームが鳴る仕組みのセンサーを取り付けたりする方法もあります。
マンション全体の防犯をチェックする場合には、エレベーター前や廊下に防犯カメラが設置されているかどうか、非常階段などの共用部からベランダに飛び移れそうな場所がないかどうか、などのポイントを確認しておくことも物件を選ぶ上で重要です。
高層マンションの屋上からロープを伝って上層階のベランダに降りる手口がありますので、マンション屋上の入口が施錠され、屋上への立ち入りができないようになっているか確認しておきましょう。
オートロックも住人や宅配便などの後ろについてくれば簡単に侵入できてしまいます。このとき防犯カメラが設置されていれば、犯罪を抑止する一定の効果が期待できます。
また、2階や3階などの廊下やベランダ部分などに飛び移れそうな電柱や街路樹などがないかどうかについてもチェックしておきましょう。

侵入窃盗の侵入手段 一戸建て住宅

出典:警察庁「令和4年の犯罪」

引越し先として一戸建て住宅を考えている人の場合には、外部からの見通しが防犯上の重要なポイントになります。一戸建て住宅への侵入窃盗の侵入口は、外部から見られにくい箇所にある窓からの侵入が多いからです。
住宅が見通しの悪いコンクリートなどの壁で囲われていると、外部から中が見えないため、侵入者にとっては容易に犯行が可能な環境となってしまいます。壁の代わりに植栽にして、登りづらい背丈の高い縦格子で囲いをするのが防犯上はもっともよい環境といえます。外部からの目線をある程度遮断してプライバシーを守りつつ、泥棒には常に「誰かに見られてしまうかも」という不安を与えるような環境を作ることが大切なのです。
このほか、通りに面していない側の通路などに音の出る砂利を敷いたり、センサーライトを設置したりすることも、侵入抑止のための一定の効果が期待できます。
一戸建て住宅を選ぶ際にはできるだけ外から死角になっている箇所の少ない物件を選ぶことがコツです。

防犯対策

留守の確認方法

出典:警察庁「住まいる防犯110番」

空き巣などの被害を防ぐには、次のような防犯の条件を意識することが大切です。
1つめは「留守がばれない工夫があるか」です。
空き巣に留守だと悟られてしまうと標的になりやすくなります。空き巣が留守宅を確認するための一番手っ取り早い手法は「インターホンを鳴らす」だそうです。留守であれば受け答えをすることができませんので、これで留守と簡単に悟られてしまいます。
これを防ぐには録画機能付きインターホンを設置するという方法があります。空き巣は証拠を残すことを嫌がるので、録画されているとわかるとインターホンを鳴らすことを避けるようになり、犯罪の抑止につながります。引越しで新居を選ぶ際にはできるだけ録画付きインターホンが設置されている物件を選び、呼び鈴の近くに「録画中」と表示しておくことをおすすめします。

侵入をあきらめる時間

出典:警察庁「住まいる防犯110番」

2つめは「簡単に侵入ができない工夫があるか」です。
空き巣は、住宅に侵入する際に時間がかかると通行人に目撃されるリスクや住人が帰宅するリスクが高まるために、侵入を断念する傾向があります。5分以内に侵入できない場合には約半数が断念し10分以上かかるとほとんどはあきらめるといわれています。
簡単に侵入させないことが、空き巣被害を未然に防ぐ大きなポイントとなります。
ドアやドアのカギ、窓、シャッターなどの建物部品で、一定の試験にパスした防犯性の高いものだけに与えられるCPマークというものがあります。住宅を選ぶ際にはこうした部品にCPマークがついているかどうかを確認しましょう。これらの製品が取り入れられていれば空き巣の侵入を抑止する効果が期待できます。
またホームセキュリティの契約があるかも大きなポイントです。警備会社のステッカーが貼ってあるだけで、犯罪を未然に防ぐ大きな効果があります。

3つめは「空き巣が犯行をあきらめる環境であるか」です。
下のグラフを見ると、「声をかけられた」ことがきっかけで空き巣が犯罪をあきらめることが多いということが分かります。空き巣は、下見や犯行中に周囲の目を気にする傾向があります。自宅の周辺に人通りが多いことで、空き巣がその場での犯行を思いとどまることも多いでしょう。また、空き巣など犯罪者は住民の連帯感の強い町を嫌います。よそ者とそうでないものの区別が瞬時についてしまうような土地柄では、よそ者である空き巣はすぐに不審に思われてしまうからです。
また、清掃が行き届いていてゴミが落ちておらず、落書きなども見られず、どの建物もきれいに管理されているような地域は、周辺住民の防犯意識が高い傾向にあり、犯罪が起こりにくくなる傾向にあります。

犯行をあきらめる時間
犯行をあきらめる時間

出典:警察庁「住まいる防犯110番」

物件は現地に出向いて自分で確認が大切

物件探しをする際には、ここまで紹介したようなチェックポイントを考慮して慎重に選ぶことが大切です。最近では、賃貸物件を動画で内見できるサービスもありますが、その街の雰囲気や体感治安はその場に行かないと分からないもの。いざ引越しを決めてから後悔しないように、やはり現地に足を運んで自分自身で周辺環境や治安の良し悪しを確かめることが大事です。
ただ、費用を含め自分の条件にかなった物件というのは、なかなか見つかるものではありません。何かの条件を妥協して決めなければならないことも出てくると思います。治安などの周辺環境や防犯設備の有無もしかりです。もし、気に入った物件周辺の治安が心配なときや、物件の防犯面に物足りなさを感じるときには、防犯カメラやホームセキュリティの導入など、自主的な防犯対策を検討してみることをおすすめします。

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