離れて暮らす高齢な親を見守りたい!おすすめの見守りサービスとご両親の説得方法

高齢者・介護 2020.03.27(2023.03.31更新)
離れて暮らす高齢な親を見守りたい!おすすめの見守りサービスとご両親の説得方法

実家にいる親御さんが高齢になってきて病気やケガが心配になることはありませんか。
近くに住んでいればすぐに駆けつけることができますが、遠く離れて暮らしていると万が一のときにすぐに気が付くことができません。親を見守るサービスは色々あるけど、詳しくわからないし、両親は「私は大丈夫!」「必要ない!」と中々聴いてくれず、説得に頭をかかえている方も少なくないと思います。
そこで、サービス導入に対して高齢の両親が消極的な理由と、見守りサービスはどんなことが出来て、どんなメリットがあるのか、具体的にご紹介します。

高齢の両親が見守りサービスに消極的な理由

高齢の両親を心配して見守りサービスの導入をすすめても、まだ考えてない、入れなくても心配ない、と断られるケースは多いです。
高齢者が見守りサービスの利用に消極的である一般的な理由が以下の4つです。

  1. 見守りサービスは監視されているように感じる
  2. 新しい機械やシステムが生活に入りこむのに抵抗がある(操作が難しい印象)
  3. まだ見守りサービスが必要な年齢ではないと思っている
  4. お金がかかる

上記について詳しく紹介します。

① 見守りサービスは監視されているように感じる

見守りサービスに対して、いつも見張られているようだ、監視されている、と感じる方は多くいらっしゃいます。親子といえども、生活を常にみられることは窮屈に感じるでしょう。
見守りサービスの機能について、監視カメラのような機器を使ったシステムと勘違いされている方も少なくありませんが、近年の見守りサービスにはプライバシーに配慮したものが多くあります。
例えば、「センサーを使った見守りサービス」、「家電を使用した見守りサービス」です。
センサーを使用した見守りサービスでは、トイレやキッチンといった生活する上で必ず通る場所に人感センサーを設置します。人感センサーは人の動きや熱を感知するセンサーのため、映像が記録されることはありません。また、家電を使用したサービスは、普段使う家電の使用状況を分析して見守ります。日常的に使用されていたポットが長時間使われていなければ、食事がとれていないなどの判断が可能です。
見守りサービスときくと、生活を見張られると感じているタイプの方の場合、見守りサービスに対する誤解を解き、システムの詳細をわかりやすく伝えることが説得のカギとなるでしょう。

② 新しい機械やシステムが生活に入りこむのに抵抗がある(操作が難しい印象)

新しい機械やシステムに対して抵抗感を持つ方は多いです。歳を重ねると、新しい機械の使い方を覚えるのに時間がかかることもあり、使いこなせないこともあります。なにより、現在の自分のライフスタイルが変わるのに抵抗感を感じます。多くの見守りサービスは、機械を設置したり、携帯型端末を持ち歩いたりする必要があります。ライフスタイルを変えたくない方にとっては受け入れが難しいことでしょう。このタイプの方の場合、ご両親が普段と同じ生活をするだけで見守りができるサービスの提案がおすすめです。

③ まだ見守りサービスが必要な年齢ではない

自分にはまだ必要ではない、と感じる高齢者の方もいます。また、特にこれといった不安や持病がない場合は必要ないと考えがちです。そのため、遠くに住む高齢の親を心配する子世代とまだまだ元気と感じる親世代の間に溝ができてしまいます。
こういったタイプの方は、まず条件をつけて将来の導入を約束してみてはいかがでしょうか。例えば、「〇歳になったら考えてみない?」「今の生活に不安が出たら導入しよう」などと条件をつけて将来の導入を決める方法です。親御さんの意見を尊重し、こちらが譲歩した上で提案すると受け入れてもらえるかもしれません。できるだけ具体的な条件を提示しましょう。
一方で、見守りサービスではなく、別サービスを導入する方法もあります。これは高齢者向けのサービスに嫌悪感を持つ方にもおすすめの方法です。
高齢者向けの見守りサービスではなく、住宅防犯のためのホームセキュリティやスマートホームシステムを提案しましょう。これにより「高齢だから心配」ではなく、「遠くに住んでいるから、何かあったら心配」と説明ができます。提案の切り口を変えるだけで双方納得できる可能性が高まります。ホームセキュリティによっては、オプションでさまざまな機能を付け足すこともできるため、ご両親の状況に合わせてカスタマイズすることができるでしょう。

④ お金がかかる

見守りサービスは24時間対応などさまざまサービスがあるため、高額な料金がかかると考えている方もいらっしゃるでしょう。子どもが支払うにしても、お金がかかるサービスであると親本人が気を遣う可能性もあります。
そういった場合は長期的に利用するのを前提として、経済的に無理のない範囲で利用できるサービスを見つけてあげると良いでしょう。

離れた場所に住む高齢の両親を見守るサービスの種類

高齢のご両親の様子を知らせてくれる見守りサービスは、そばで見守ることができない人にとってとても便利なサービスです。見守りサービスに抵抗感がある親御さんに導入をすすめる場合、相手に合ったサービスを提案することが重要です。
ここでは、離れた場所に住む高齢の親のタイプ別に、おすすめの見守りサービスの種類をご紹介します。

持病をもつ親におすすめの見守りサービス

持病がある方には医療サポートや緊急通報サービス、安否確認サービスがある見守りサービスが適しています。医療サポートがあると、いつでも健康についての相談が可能です。
また持病の悪化だけでなく緊急通報サービスはこんな時にも活用できます。

緊急通報ボタンは、壁に備え付けるタイプや据え置きタイプ、首から下げて使用できるペンダントタイプなどがあります。
また、駆けつけサービスが付帯したものもおすすめです。

監視されるのが嫌なタイプの方におすすめの見守りサービス

監視されているようで抵抗感がある方には、センサーを使った安否確認サービスや、家電を使った見守りサービスがおすすめです。
トイレやキッチンといった生活する上で必ず通る場所に人感センサーを設置するため、普段と変わらない生活を送るだけで、センサーの感知で安否を確認します。映像を記録するものではないため、監視されていると感じることも少ないでしょう。それと同時に普段利用する家電を使った見守りサービスもおすすめです。カメラといった映像機器を使わなくても、センサーや家電を活用することで遠方の親御さんの暮らしを見守ることができます。
そのほか、室内にセンサーを設置することで離れた場所から部屋の温度を確認、エアコン操作で温度調節ができ、高齢の親御さんの熱中症を離れた家族が予防できるサービスがあります。また、スマホを日常的に操作するだけで、歩数計で計った歩数、写真撮影、ロック解除といった利用状況をあらかじめ指定した家族や友人などにメールで通知することが可能なサービスもあります。

新しい機械に抵抗があるタイプの方におすすめの見守りサービス

新しい機械やシステムに不安を感じる方は、なるべく操作が簡単なサービスを選ぶと良いでしょう。どのボタンが何につながっているのか一目瞭然のシステムであれば、誰でも簡単に操作ができます。
また、身に着けているだけで見守りが可能な小型端末型のサービスもおすすめです。キーホルダーのようにひもを通してカバンに着けたり、専用の靴に入れて持ち歩くことができたりするものもあります。身に着けるだけなので、操作も難しくなく、いつもより帰宅が遅いなど、外出時の状況を把握することができます。

見守りサービスはまだ必要ないと考えるタイプの方におすすめの見守りサービス

上記の消極的な理由でも記載しましたが、年齢的にまだ見守りサービスは必要ないと考える方には通常のホームセキュリティサービスを提案するのがおすすめです。実際に物騒な強盗事件が頻発するなど、昨今では住宅の防犯は重要です。一度ホームセキュリティサービスを利用していれば、歳を重ねた後に見守りサービスに切り替えることも抵抗感が少なくなるでしょう。
大手企業のホームセキュリティサービスであれば、マンションや戸建てに対応したプランなど、家族構成や希望のセキュリティレベルに合わせて最適なプランを提案してくれるでしょう。通常のホームセキュリティサービスであっても、見守り情報配信サービスなど親御さんの生活リズムの正常・異常を感知し、連絡してくれるサービスをつけることもできます。

お金がかかるのを気にするタイプの方におすすめの見守りサービス

このタイプの方を説得する場合、リーズナブルな価格で導入ができる見守りサービスを選びましょう。初期費用0円から始められるプランや、長期のご利用にお得なプランなど、ニーズに合わせて選択できるプランを用意している見守りサービスもあります。レンタルや買い上げによっても価格は異なるため、あまりお金をかけると親が気を遣ってしまうという場合は、初期費用がないプランや機器をレンタルするプランを活用すると良いでしょう。

離れて暮らす両親を見守るALSOKの見守りサービス

親は親なりに将来を考えていたり、子どもに迷惑がかかることを嫌がったりさまざまな考えを持っています。親がどういった点で懸念があるのかを理解すると、説得する方法や譲歩のポイントも見えてきます。心配という気持ちもわかりますが、押し付けにならないよう注意しましょう。親の希望する生活に見合ったサービスを提案すれば、双方納得する結果が見つかることもあります。

ALSOKのみまもりサポートとは?

ここからはALSOKの見守りサービス「みまもりサポート」についてご紹介します。
導入方法についても詳しくご紹介しますのでご参考にしてください。

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ALSOKのみまもりサポートは、高齢者の生活を遠隔で見守るだけでなく具合が悪くなったりケガをしたりした場合、迅速に対応するサービスです。
緊急通報装置であるHOME ALSOK みまもりサポートを設置することによって、いつでもプロのガードマンの駆けつけを要請できます。
また、何となく体調が優れないといったときには健康についての相談をすることも可能です。

ALSOKのみまもりサポートには次のような安心できるメリットがあります。

ボタンでらくらく操作

ボタンでらくらく操作

みまもりサービスに使うコントローラーは、大きな文字・聞き取りやすい音声・警報音など、高齢者の方でも操作しやすいユニバーサルデザインになっていて、ボタンを押すだけで簡単に操作することができます。据え置き設置ができるので、テーブルの上やテレビのそばなど、身近な場所に置いて使うことが可能です。
機械操作が苦手な方でもわかりやすい仕様でボタンごとに何のボタンがわかるようになっています。

24時間365日体制の万全なケア

24時間365日体制の万全なケア

ボタンを押すだけで、全国の待機所からもっとも早く到着できるガードマンが、24時間365日、迅速に駆けつけます。24時間だれかが常に見ているというわけではなく、体調が悪くなったときや、自宅でケガをしたときなど、必要な時に必要なサポートを受けることができます。

安心対応のヘルスケアセンター

安心対応のヘルスケアセンター

相談ボタンを押すだけで、24時間ALSOKヘルスケアセンターとつながります。ヘルスケアセンターには看護師が常駐していますので、少しでも気になることがあれば、いつでも相談することができます。ヘルスケアセンターでは、健康・介護に関する相談、医療機関・介護施設の情報に関する相談、介護福祉関連施設への取り次ぎ、介護事業者の紹介、疾病予防・健康管理に関する施設紹介などをしています。

設置もラクラク

設置もラクラク

みまもりサポートの導入には、インターネット回線等は必要ありません。固定電話回線と電源があれば利用ができます。また、固定電話回線が無い場合は、オプションで通信回線もご用意しています。

緊急情報登録で、もしものときにも安心

緊急情報登録で、もしものときにも安心

あらかじめ持病やかかりつけの病院などの情報を登録していただくと、救急車による搬送が必要になった場合に、駆けつけた救急隊員への引き継ぎに役立てます。

熱中症・認知症、安否確認もあり安心

熱中症・認知症、安否確認もあり安心

コントローラーの湿度センサーによる自宅での熱中症見守りや外出・帰宅を家族にメール通知するといった見守り機能もあります。また自宅内にセンサーを設置し、決められた時間に反応するか、日常生活を通しての見守りもサポートします。
熱中症注意喚起と緊急速報メールの受信・読み上げといったサービスも基本料金で利用できるため、費用もリーズナブルで安心です。

離れて暮らす両親を見守るALSOKの見守りサービス

便利なオプションサービスも用意

緊急通報以外にも、トイレなどの生活の動線上にセンサーを設置したり身につけたりすることで高齢者の方の生活を見守るサービスもあります。オプションサービスには次のようなメニューがあります。

ペンダント型緊急ボタン

ペンダント型緊急ボタン

首から下げるタイプの緊急ボタンで、コントローラーまで歩けないような緊急時にも通報することができるボタンです。

火災感知器

火災感知器

キッチンや寝室の天井にセンサーを設置して火災や煙を感知すると、すぐにALSOKが駆けつけます。

ガス漏れ感知器

ガス漏れ感知器

キッチン等にセンサーを設置して、ガス漏れを感知するとALSOKのガードマンが駆けつけます。

ライフリズム

ライフリズム

トイレのドアにセンサーを設置して一定時間ドアが開閉されなければ、異常と判断してALSOKのガードマンが駆けつけます。

見守り情報配信サービス

見守り情報配信サービス

天井や壁に人の動きを感知するセンサーを設置してご利用者を見守り、ご家族に生活リズムの正常・異常をメールでお知らせするサービスです。

ALSOKの見守りサービスを導入するには

ALSOKの見守りサービスを導入するには

みまもりサポートを導入したいが、親御さんにどう説明したら分かってもらえるか、説得できるかご心配のときには、ALSOKのスタッフが一緒に訪問してご説明させていただくこともできます。ぜひ一度ご相談ください。
また、導入費用についても、ALSOKのみまもりサポートならニーズに合わせて選べる3つの料金プランがあります。
プランの概要は次のとおりです。費用の詳細は以下のページをご参照ください。

長く利用をお考えの方は、
月額費用がお安くなるこちらがオススメ

お買い上げプラン

月額費用

1,870

初期費用

工事費13,200機器費52,800

※機器はお買い上げで、10年間無料保証

一定期間のご利用を
お考えの場合にオススメ

レンタルプラン

月額費用

2,750

初期費用

工事費13,200

※機器はレンタルになります。

初期費用をかけずに、
はじめたい方にオススメ

ゼロスタートプラン

月額費用

2,970

初期費用

0

※機器はレンタルになります。

※価格は全て税込です。

お買い上げプラン

コントローラーやセンサーを導入時に購入することで毎月の費用を抑えることができるので、長期利用をご希望される場合にはおすすめのプランです。機器は10年間無料保証付なので長期間でも安心して利用できます。

レンタルプラン

導入時に設置費のみを支払い、見守り機器をレンタルで利用するプランです。5年以内の利用を検討している場合におすすめです。

ゼロスタートプラン

初期費用0円ですぐにみまもりサポートを導入できるプランです。短期間の利用や初期費用をなるべくかけたくないという場合におすすめです。

HOME ALSOK みまもりサービス

離れて生活する親御さんが心配で、親御さんに見守りサービスを提案しても、難色を示す場合があります。また、費用負担の感じ方はそれぞれのご家庭の状況によって大きく異なるとはいえ、現実として「親が高齢であり、何かあったときにすぐに駆けつけることができない距離に離れて暮らしていて、近くに頼れる身寄りがない」といったときには、やはり「駆けつけサービス」がついているサービスを選んだ方が何かと安心ということは間違いないといえるでしょう。
ALSOKのみまもりサポートはこうした皆様のニーズに寄り添うサービスとなっています。利用する親御さんをはじめ、ご家族で導入を検討する際には、まず資料請求をしてみてはいかがでしょうか。この機会にぜひ家族が安心できる安全な環境づくりをご検討ください。

離れて暮らす両親を見守るALSOKの見守りサービス

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