ドアスコープからも行われているのぞき対策の必要性について

防犯 2021.01.15

昨今、増えてきている事件のひとつが盗撮です。全国で盗撮が摘発された件数が、例年増えてきているとされています。[注1]

その原因のひとつとして、スマートフォンの普及が挙げられます。スマートフォンのような小型の撮影機器による、のぞきや盗撮といった事件が多発しています。

のぞきや盗撮といった事件は、男女問わずにターゲットにされてしまいます。自分を守るために、あらかじめ対策を講じましょう。このコラムでは、増加傾向にあるのぞき被害に遭わないために、対策の必要性について解説します。

「のぞき」とは?定義などを解説

日本でのぞき行為をすると、軽犯罪法によって罰せられます。のぞきの定義については、軽犯罪法の第一条二十三号にて以下のように記されています。

”正当な理由がなくて人の住居、浴場、更衣場、便所その他人が通常衣服をつけないでいるような場所をひそかにのぞき見た者”

[引用]電子政府の総合窓口e-Gov:軽犯罪法(昭和二十三年法律第三十九号)

のぞき行為とは、衣服を脱ぐ可能性のあるプライバシー性の高い場所を正当な理由がない状態でのぞき見る行為のことです。のぞき見るという行為自体が違反なため、仮にその場に人がいなかったとしても、のぞき見た時点で犯罪とみなされ罰せられます。

一般的に屋外や公共の場所は、「衣服をつけないでいるような場所」には該当しないため、屋外や公共の場所での着替えや排泄行為を見たとしてものぞき行為には該当しません。ただし、迷惑防止条例などほかの法律によって罰せられる可能性はあります。

加えて、人が住んでいる住居をのぞいた場合は、軽犯罪法だけではなく住居侵入罪の罪にも問われます。

どこから「のぞき」をされるのか?

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過去に発生した事件を参考に、頻繁にのぞかれる場所として狙われやすいところを見ていきましょう。個人の住宅の場合、以下のような場所がのぞきのターゲットにされやすいです。

トイレ・お風呂場・脱衣所

トイレやお風呂場、脱衣所、寝室といった場所は、衣服を脱ぐことの多い場所です。そのため、のぞき魔のターゲットにもなりやすい場所です。

リビング・廊下

油断しやすいのが廊下です。ひとり暮らしの場合、ワンルームなど玄関からリビングにかけてドアなどの隔たりがない造りの住居もあります。住居によっては、キッチンが廊下にあったり、トイレやお風呂場への動線がひとつの廊下に繋がっているといった設計の住居もあるでしょう。

このような設計の住居の場合、トイレやお風呂場に窓がなくても、廊下に窓があれば日常風景の多くのシーンがのぞかれてしまう恐れがあります。

そのため、人の日常風景を好んでのぞこうとする犯人には恰好の場所といえるでしょう。

ドアスコープから「のぞき」

のぞきのターゲットとして候補に挙がる廊下は、玄関ドアに取り付けられているドアスコープからのぞかれることもあります。ドアスコープは、玄関の前に誰がいるのか玄関ドアの内側から確認するために取り付けられているもの。

インターホンにカメラが備わっていない場合、ドアスコープを使って訪問者を確認します。一般的にドアスコープは魚眼レンズとなっており、小さいのぞき口からドアの向こう側を広く確認できます。

魚眼スコープの仕組み上、反対側からのぞくと逆に見える景色が小さくなります。そのため、このままではのぞきに悪用されることはありません。しかし、リバースドアスコープと呼ばれるアイテムを用いることで、外側からでも住宅内がのぞけるようになってしまいます。

本来、リバースドアスコープは帰宅した際に空き巣などが住宅内にいないかどうか確認するための防犯アイテムです。しかし、なかにはのぞきに悪用する人間もいます。

また、ドアスコープを介したのぞき被害は、リバースドアスコープを用いたものだけではありません。ドアスコープのなかには簡単に取り外せるタイプもあります。そのため、ドアスコープを外したことでできた穴にカメラを仕込まれる可能性もあります。

ドアスコープに施せる3つののぞき対策

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ドアスコープを利用したのぞきや空き巣対策として、具体的な3つの方法をご紹介します。

1専用の目隠しカバーを取り付ける

ドアスコープに施せるのぞき対策のなかで、もっともシンプルで効果的なのが、専用の目隠しカバーです。内側ののぞき口に取り付けて使用します。

取り付け方として両面テープなどが用いられており、安価で簡単に実践できます。外側の様子は、目隠しカバーを指ひとつずらすだけで確認できます。

できるだけ早く対策を実施したいのであれば、自宅にあるテープや紙などでもよいでしょう。新たにアイテムを購入しに行かなくても、早急に行えます。

また、両面テープなどで簡単に接着できる安価なフックも、のぞき対策として活用可能です。ドアスコープの上部にフックを貼り付け、のぞき口を隠すように何かをぶら下げてみましょう。

2外側からの取り外しが不可能なドアスコープに交換する

外側から簡単に取り外しができてしまうドアスコープの場合、のぞきだけでなく空き巣の侵入口としても悪用されてしまうかもしれません。ドアスコープそのものを簡単に取り外せないものに交換しましょう。

ドアスコープは本体がねじ山になっており、ねじを締めるのと同じ要領でドアスコープに差し込むことで取り付けられています。ねじ山を回転させても差し込めないように空転機能が用いられているねじ山のドアスコープが販売されているので、こちらに交換しましょう。

3専用の防犯カメラで犯行の瞬間を捉える

ドアスコープに取り付けて使用する専用の防犯カメラがあります。さらに厳重なのぞき対策を行いたい方は、取り付けを検討してみてください。ドアスコープそのものが防犯カメラのレンズとなっており、なかには振動や動きを察知するセンサーが備わっているものもあります。

外側から誰かが近づいたり、ドアスコープを取り外そうとしたりすると、センサーが察知して自動で録画がはじまります。ほかの防犯対策と比較すると費用がかかりますが、その分強固な防犯対策が実現できるでしょう。

ドアスコープを交換してのぞき対策を実現

トイレやお風呂場、脱衣所、寝室といった場所は、のぞきや盗撮のターゲットになりやすい場所です。他にも、リビングや廊下といった場所ものぞきの対象になります。

なかでも気をつけたいのが、廊下です。ひとり暮らし用の住宅の場合、廊下からリビングまでが筒抜けだったり、トイレやお風呂場への動線としてのぞかれてしまったりします。これらは、玄関ドアのドアスコープの悪用によって行われます。

防犯対策として、目隠しカバーの取り付けや対策が施されたドアスコープへの交換がおすすめです。

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