不審者に狙われやすい人の特徴は?対策も解説

防犯 2020.11.06

テレビの特集や報道番組などで、不審者に関するニュースを目にする機会が増えてきました。実際、子どもへの声掛け・つきまとい事案は増加傾向にあり、愛知県警の調べによると、2019年度は過去5年間で最多となる1,209件の情報が警察に寄せられています。[注1]

不審者対応訓練に力を入れる学校・保育施設も存在しており、地域の防犯意識がますます高まっています。自分自身や子どもの身の安全を守るため、何ができるのでしょうか。本記事では、不審者に狙われやすい人の特徴や、不審者との遭遇・声掛け等を避けるための3つの対策を解説します。

不審者の犯行動機は?不審者の4人に1人が高い計画性

警視庁は「子ども・女性の安全対策に関する有識者研究会提言書」において、痴漢・強姦・強制わいせつ等の犯行事案の加害者151名に対し、犯行の準備行動に至った動機の聞き取り調査を実施しました。[注2]

準備行動の動機

  • 初めから犯行するつもり 25.2%
  • 自分が酒に酔っていた 15.9%
  • 性情報に興奮 14.0%
  • 以前から目をつけていた 0.9%

もっとも多かったのが、「初めから犯行するつもり」だったという回答です。酒に酔った結果、場当たり的に犯行へ及んだケースもあるものの、不審者の4人に1人が計画性を持って犯行に及んでいることがわかっています。とくにターゲットとなりやすい女性や子どもは、日頃から防犯意識を高め、適切な不審者対策を実施する必要があります。

また、警視庁の「ストーカー事案の概況」によると、ストーカー行為者と面識がないのにもかかわらず付きまとわれたケースは、平成30年度(2018年)に163件、令和元年度(2019年)は104件発生しています。[注3]計画性を持たない犯行からも自分自身や子どもの安全安心を守るため、適切な対策が必要です。

不審者に狙われやすい人の外見的特徴3つ

不審者に狙われやすいのはこんな人
不審者に狙われやすいのはこんな人

不審者に狙われやすい人には共通点があります。不審者の心理として、犯行が行いやすく、なおかつ露見しにくいターゲットが選ばれがちだからです。実際、痴漢・強制わいせつなどの犯行事案の統計から、不審者のターゲットとなる可能性がある人の外見的特徴を3つ解説します。

スカートやハイヒールなど動きにくい服装をしている人

とくに痴漢や粗暴行為のターゲットになりやすいのが、スカートやハイヒールなど、動きにくい服装をしている女性です。こうした服装をしている人は、逃げようとしても早く逃げられないことを不審者は認識しています。また、前述の通り、性犯罪の加害者の14.0%が、ターゲットの性情報に興奮したことをきっかけとして犯行に及んでいます。[注2]夜間に外出しなければならない場合や、とくに服装にこだわる必要のない場合は、なるべくスカート・ハイヒールなどを避けることをおすすめします。警視庁の調査を見ると、強制わいせつ事件の被害がもっと多いのは、夜の22時から深夜0時までの時間帯です。[注4]

どうしてもこうした時間帯に出歩かなければならない場合は、比較的動きやすい服装を選びましょう。

ぼんやりしていて、警戒心がなさそうな様子をしている人

ぼんやりしている様子の人や、ゆっくり歩いていて警戒心がなさそうな人も、不審者にとって格好のターゲットです。外見的特徴として、スマホを操作していたり、音楽プレイヤーに熱中していたりする人は、注意散漫だと判断されやすく、不審者に狙われる可能性が高まります。

逆に、つねに周囲の状況に気を配り、きびきび歩いている人は、不審者のターゲットになりにくい傾向にあります。

1人で遊んでいる・出歩いている人

不審者による声掛け事案や、誘拐・連れ回しのターゲットになりやすいのが、1人で遊んでいる・出歩いている子どもです。警視庁の「子ども・女性の安全対策に関する有識者研究会提言書」によると、子どもをターゲットにした声掛け・つきまとい・痴漢や公然わいせつなどの犯行のうち58.9%が、子どもが単独でいる時に発生しています。

なお、子どものみが2人以上でいる時にも、公然わいせつ事件の45.5%、声掛け・つきまとい等の36.2%、痴漢の35.6%が発生しているため、子どもを外出させる際は最低でも中学生以上の同伴者をつけるのが理想的です。[注2]

なお、成人しているからといって、一人で単独行動しても安心なわけではありません。痴漢・強制わいせつなどの加害者151名のうち、ターゲットを選んだ動機として、35.5%が「一人で歩いていた」ことを挙げているからです。[注2]

不審者に遭遇せず、被害に遭わないための3つの対策

被害に遭わないための3つの対策
被害に遭わないための3つの対策

不審者との遭遇や声掛けを避けるためには、日頃から防犯意識を高め、防犯対策を実践することが大切です。ここでは、すぐにできる3つの対策を紹介します。

できる限り1人で行動しない

前述の通り、不審者は1人で行動している人をターゲットに選ぶ傾向があります。夜遅くの不要不急の外出を避けるのはもちろん、外出時はなるべく単独行動を避け、同伴者と一緒に出歩くようにしましょう。とくに子どもが外出する場合は、できる限り中学生以上の同伴者をつけましょう。

被害に遭うのは小学2年生~4年生くらいの年齢が多いですが、幼児の被害事例もあります。幼稚園・保育園・学童施設などにおいても、幼児を1人で出歩かせず、必ず保育士や指導員が同伴しましょう。

学校や仕事の帰り道など、どうしても1人で行動しければならない場合は、なるべく明るく人通りの多い道を選び、周囲の状況をよく観察することが大切です。防犯ブザーを携帯し、すぐに鳴らせる場所に取り付けておくと、いざという時に安心できます。

もし不審者に遭遇したらその場から逃げることを優先に

もし不審者に遭遇してしまったら、その場から逃げ、大声で助けを呼ぶことが大切です。

不審者が犯行をあきらめる距離は、電車の車両1両分にあたる約20メートルだといわれています。安全に逃げるためにも、不審だと思った段階で、早めに走って逃げるようにしましょう。

重たいカバンやバッグを持っている場合は、自分の命を優先し、手荷物を捨てて逃げることが大切です。屋内にいる場合は、素早く屋外へ避難し、大声で助けを呼ぶことを心がけましょう。

不審者と遭遇するのは屋外だけではない

不審者と遭遇するのは屋外だけではありません。在宅時であっても、不審者に不法侵入され、家の中で鉢合わせてしまうケースがあります。実際、警視庁の調べによると、都内で発生した強制わいせつ事件のうち、27.0%が戸建てや集合住宅などで発生しています。[注4]

在宅時の不審者対策として役立つのが、ホームセキュリティ機器の導入です。たとえば、窓や玄関ドアなどに防犯センサーを設置すれば、空き巣やストーカーなどが侵入した際にいち早く検知し、アラームで知らせてくれます。

また、ボタン一つで非常通報も可能ですので、不審者の不法侵入時にガードマンが駆けつけ、不審者に対応してくれます。在宅時の安全安心を守るなら、ホームセキュリティシステムの導入も検討しましょう。

3つの対策で不審者との遭遇を回避しよう

不審者はターゲットを選び、高い計画性を持って犯行に及んでいます。不審者との遭遇を避け、被害に遭わないためには、日頃から防犯意識を高め、適切な対策をとる必要があります。

できる限り1人では行動せず、在宅時の安全のためにホームセキュリティ機器を導入しましょう。もし不審者に遭遇してしまったら、1人でなんとかしようとせず、大きな声で助けを呼び、その場から逃げることが大切です。

またALSOKは、GPS機能により緊急時にすぐさまガードマンが駆けつける「まもるっく」を提供しています。

「まもるっく」であれば、付属のストラップを引くだけで、防犯ブザーの鳴動はもちろん、ALSOKへ緊急通話ができるため、不審者への防犯対策として効果が期待できます。

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