ダミーの防犯カメラに効果はある? 実は、設置する方が高リスクの可能性も!

防犯2021.05.10

住宅への防犯カメラの設置は、有効な侵入窃盗対策手段の一つ。

しかし、防犯カメラを1台設置するだけでも、10万円程度の費用がかかり、さらに、一戸建ての場合、空き巣の侵入口は窓が約60%、玄関などの表出入り口が約18%、その他出入り口が約16%と多岐にわたり、防犯対策のためには、最低でも2台以上のカメラを設置するのが理想とされているため、なかなか導入が難しいのが現実です。[注1]

こういった状況から、本物の防犯カメラの代わりに、ダミーの防犯カメラを設置しているという家庭も少なくありません。

では、本物そっくりな見た目のダミーカメラには、一体どの程度の防犯効果があるのでしょうか? また、ダミーの防犯カメラを設置することで、かえって空き巣被害に遭うリスクを高める可能性があるというのをご存知ですか?

この記事では、防犯カメラの設置をご検討中の方へ向けて、ダミーカメラの防犯効果と、設置のリスクについて徹底解説していきます。

ダミーカメラの防犯効果はどのくらい?

ダミーの防犯カメラとは、見た目は本物そっくりですが、録画やデータの保存といったカメラの機能が一切ついていない、言わば、張りぼてのカメラのことです。

パッと見は本物の防犯カメラとそう違わないため、素人の窃盗犯のけん制には一定の効果があると言われています。

警察庁のデータによると、窃盗犯が犯行を思いとどまった理由として、「防犯ビデオ」「セキュリティーシステム」の存在を挙げており、犯人がダミーカメラを本物の防犯カメラと勘違いすれば、犯行を思いとどまってくれる可能性があるのです。[注2]

しかし、窃盗犯が犯行を思いとどまらなかった場合、ダミーの防犯カメラはもう何の役にも立ちません。

録画やデータの保存といったカメラの機能がありませんから、犯人の手がかりとなる見た目の特徴などを記録しておくことは不可能です。

つまりダミーカメラには、窃盗犯、それも、本物の防犯カメラとダミーカメラを見分けられない素人に対する一定の抑止効果しかなく、設置しても、本当の意味での防犯対策にはならないのです。

ダミーの防犯カメラはプロに見破られる恐れがある

ダミーカメラが見破られてしまうのはなぜ?
ダミーカメラが見破られてしまうのはなぜ?

ダミーの防犯カメラはその外観の特徴から、プロの窃盗犯に見破られる恐れがあります。

たとえば本来の防犯カメラの場合、配線が出ているのに対して、ダミーカメラの場合、配線がなく、録画されていないことが犯人に伝わる恐れがあります。また、本来の防犯カメラであれば通電しているため、ホコリがつきやすくなっています。対してダミーカメラの場合は電気が通っていないので、ホコリがたまっておらず綺麗な見た目になりやすい傾向にあります。

このように、ダミーの防犯カメラはプロの窃盗犯に対しては見破られる可能性があり、何も防犯対策をしていない状態と一緒とさえ言えます。

では、どうしてダミーの防犯カメラが侵入窃盗を助長する恐れがあるのでしょうか? 順を追って説明していきます。

プロの窃盗犯に見破られないダミーカメラは存在しない

少し想像してみてください。

あなたは、ダミーの防犯カメラを購入して設置しようとしています。そのダミーカメラは、どうやって選び、どこで購入しますか?

WebやSNSで、効果があった、あるいは、バレないと評判のダミーカメラを探しますか? 見つけたダミーカメラは、通販で購入しますか? それとも、ホームセンターで購入しますか?

窃盗犯は、素早く安全に犯行を行えるよう、常に最新の防犯対策について研究をしています。

そのため、あなたがWebやSNS、店舗で見つけて購入できるダミーカメラなら、例え最新のものであっても、もう窃盗犯に知られてしまっていると考えた方が良いでしょう。

たとえ特注で作った精巧なダミーカメラであっても、目の肥えたプロの窃盗犯たちには一瞬で偽物と見抜かれてしまう可能性が高いのです。

また、「ダミーカメラ」といった単語をWebで検索すると、「バレないダミーカメラの設置方法」といったコラム記事を多数見かけますが、検索ですぐに見つかる記事に書かれている方法を窃盗犯が事前に把握していないわけがありません。

バレないように細心の注意を払って設置しても、目の肥えたプロの窃盗犯には、ちょっとした違和感などから、簡単にダミーカメラであると見破られてしまいます。

つまり、絶対に偽物と見破られないダミーカメラというものは、そもそもこの世に存在しないのです。

ダミーカメラを設置している家=防犯対策をしていない家

ダミーカメラを設置している家=防犯対策をしていない家
ダミーカメラを設置している家=防犯対策をしていない家

ダミーカメラを設置している家というのは、ほとんどの場合、その他の防犯対策、例えば本物の防犯カメラやセキュリティシステムを導入していません。

本物の防犯カメラやセキュリティシステムを導入できるのであれば、わざわざダミーカメラなんて設置しませんよね。

つまり、窃盗犯にとっては、ダミーカメラを設置している家=その他の防犯対策をしていないため楽に空き巣に入れる家ということです。

こういったロジックから、ダミーカメラを設置するとターゲットに選ばれやすくなり、かえって空き巣被害に遭うリスクを高めてしまうことになりかねません。

さらに、一人の窃盗犯にダミーカメラだとバレると、プロの犯罪者たちのネットワークの中でその情報がすぐに広まり、最悪の場合、複数の窃盗犯に狙われて甚大な被害を受ける可能性もないとは言い切れません。

数千円で簡単に防犯対策ができるからとダミーの防犯カメラを設置し、空き巣被害に遭ってしまった場合、その損失は、本物の防犯カメラの導入費用を優に超えます。

リスクを考えると、ダミーカメラを頑張って設置するのであれば、たとえ導入に1台数万円以上かかっても、本物の防犯カメラを設置した方がお得といえるでしょう。

窃盗・空き巣対策には、警備会社の防犯カメラやセキュリティサービスの導入がおすすめ

ここまで解説してきたように、ダミーの防犯カメラの設置は、防犯効果が薄いだけでなく、プロの窃盗犯たちに対して「特に防犯対策をしていない空き巣に入り放題の家ですよ」とアピールしてしまうことにもつながりかねませんので、警備会社としてはおすすめしません。

本物の防犯カメラを導入する場合、もちろん、安価なものでも一定の効果は得られますが、窃盗・空き巣対策には、警備会社の防犯カメラを設置することをおすすめします。ALSOKでは、夜間撮影も可能なデイ&ナイト機能のある防犯カメラや、屋外でも使える防水・防塵のある防犯カメラなど、お客様のご要望に応じた多彩な製品を揃えています。またALSOK独自のノウハウでお客様に最適なプランをご提案致します。取り付けから保守対応まで、アフターフォローも万全です。

また、侵入窃盗被害に遭うリスクが高いと想定される場合には、防犯カメラの設置に加えて、セキュリティサービスを導入されることも検討した方が良いでしょう。

ALSOKのホームセキュリティでは、独自のセキュリティシステムを設置することで、24時間365日体制でお客様のお住まいを見守ります。

空き巣対策に防犯カメラやホームセキュリティの導入を検討されている方は、ぜひALSOKにご相談ください。

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