子ども用GPSの活用方法やメリットについて解説

子ども 2020.12.04

子ども用GPSとは、衛星を利用して位置情報を特定するGPS機能が搭載された専用端末です。登下校や塾・習い事の行き帰り、外遊びなど、ご家族の目の届かない場所で行動する子どもの位置情報や移動履歴を確認できます。迷子対策や留守番見守りなどにも活用できるため、小学校に上がるタイミングで持たせておきたい防犯アイテムの1つです。
今回は、子ども用GPSの必要性や活用方法、選び方についてご紹介いたします。

子ども用GPSの必要性

子どもが小学校へ上がると、1人で外出したり友達と外で遊んだりする時間が増えるため、ご家族が子どもの行動を把握することが難しくなります。
子どもの登下校や塾・習い事の行き帰り、どこで遊んでいるのかなど、ご家族としては、目の届かない場所にいる子どもへの心配は尽きることがありません。

そこで役に立つのが、子ども用GPSです。
子ども用GPSとは、GPS機能を搭載した専用の端末機です。子どもに持たせることで、登下校や塾・習い事、お友達の家への行き帰りなど、「今いる場所」を特定できます。

子ども用GPSでできること

子ども用GPSでできること
子ども用GPSでできること

子ども用GPSの機能は、位置情報の確認だけではありません。
過去数日間の位置履歴によって、治安の悪い繁華街への立ち寄りや危険な場所への寄り道などがないかを確認できます。

また、端末には「通話応答機能」や子どもからご家族・警備会社へSOSを発信できる「危険通知機能」など、さまざまなサービスがあり、子どもの犯罪被害を未然に防ぐことができます。

13歳未満の子どもの犯罪被害は下校時間に集中している

13歳未満の子どもを狙った犯罪について見ていきましょう。
平成21年(2009年)の3万3,840件だった被害件数はこの10年間で年々減少し、平成30年度(2018年)は1万2,947件でした。[注1]

一方、罪種別の被害状況を見てみると、ご家族が最も懸念する「略取誘拐」については被害件数の横ばい状態が続いています。
平成30年度(2018年)は110件と、平成26年(2014年)の109件を超え、過去10年間で最も高い割合となりました。
このほか、「強姦性交等」「暴行」など罪種によっては被害件数が増加しているというのが現状です。[注1]

また、13歳未満の子どもが被害者となった道路上における身体犯の認知件数のうち、最も発生件数が多い時間帯は15〜18時です。
この時間帯は、下校時間や帰宅後外へ遊びに行く時間帯と重なります。[注1]
子どもを犯罪被害から守るためには、日頃の防犯教育や見回りなどの地域の取り組みだけでは限界があります。
子ども用GPSを使用すれば、子どもの現在地や移動経路の把握、安否確認が行えるため、子どもの万一に備えることができるでしょう。

迷子対策・留守番見守りにも活用できる子どもGPS

迷子対策・留守番見守りにも活用できる
迷子対策・留守番見守りにも活用できる

子ども用GPSは、登下校や塾・習い事の往復、外へ遊びに出かけたときの位置情報を確認するだけでなく、迷子対策や留守番中の子どもの見守りなどにも活躍します。

1小さい子どもの迷子対策や無断外出対策

買い物や旅行先などで万が一子どもとはぐれてしまったときでも、子ども用GPSを持たせていれば、すぐに居場所を確認することができます。また、親に何も告げずに外出したとしても子ども用GPSを持たせていれば、探し出すことができます。
子どもと一緒に出かける際は、たとえ近場であっても、必ず子ども用GPSを持たせる習慣をつけておくと安心です。

2共働きやひとり親家庭の留守番見守り

子どもが犯罪に巻き込まれやすい15〜18時は、共働きやひとり親家庭の場合、子どもが家で留守番している時間帯でもあります。
子どもが今どこにいるのか、きちんと帰宅しているか、寄り道をしていないかなど、仕事をしながらも心配で仕方がないというご家族の方も多いのではないでしょうか。

子ども用GPSを使えば、離れたところからでも子どもの行動を見守れます。

子ども用GPSの選び方

子ども用GPSを選ぶときは、次の2つのポイントを押さえておきましょう。

用途に合った種類・機能のものを選ぶ

子ども用GPSには、

  • 警備会社が提供するGPS端末
  • 通信キャリア提供の見守りサービス
  • 登下校の通知メールが届くGPSサービス
  • 腕時計型のウェアラブル端末
  • スマートフォンアプリ

など、さまざまな種類があります。
それぞれの特長や形状、機能面を確認し、ご家庭に合ったものを選びましょう。

中でも特に、警備会社が提供する子ども用GPSの特長は、通報ボタンによる現場急行サービスや、登録番号への通話機能など、より安全面を考慮したサービスが充実しています。

子ども用GPSを利用して登下校時の安全性を高めよう

子ども用GPSは、離れた場所から子どもの位置情報を確認でき、犯罪被害に遭いやすい登下校時などの安全性を高めます。
ご家族と別行動をとる時間が増える小学校入学のタイミングで、ぜひ持たせておきたい防犯グッズのひとつです。

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