個人宅を狙った盗聴対策

治安 2021.02.28

近年、盗聴器はインターネットで簡単に購入できるため、誰もが盗聴の被害に遭う可能性があるといえます。また、機器の小型化によって設置が容易になっていることも、盗聴の被害に遭う可能性を高めています。知らないうち自分の生活音や個人情報が筒抜けになっているかもしれないと不安に感じた方も多いと思います。

そこで今回は、個人宅を狙った盗聴に関する対策について解説します。
「自分は大丈夫!」と思っている人も、もしかしたら重大な個人情報を盗聴されているかもしれません。
この記事を参考に、盗聴対策について考えてみましょう。

よくある盗聴器の設置パターン

個人宅に設置する盗聴器の種類によって設置場所などはある程度パターンが決まっています。
したがって、まず自身の家に盗聴器が設置されているかどうか判断したい場合は、よくある盗聴器の設置パターンについて知っておきましょう。

盗聴器の主な設置場所と種類

盗聴器の主な設置場所と種類
盗聴器の主な設置場所と種類

大前提として、盗聴器が設置される場所は「人目に付かない所」「普段手を触れない所」「設置しても違和感のない所」といったパターンがあります。

以下はそれらの候補になります。

  • コンセントの中
  • ベッドの隙間・裏
  • 小物入れ・花瓶の中
  • 天井裏
  • 電話機の中
  • 時計の裏
  • エアコンの裏
  • ポスターの裏
  • ぬいぐるみの中
  • パソコン周辺

「コンセントの中」は、全ての条件を満たしているうえに、設置が容易なことから盗聴器として使用されやすいものとして有名です。

また、「エアコンの裏」や「ベッドの隙間・裏」などはほんの数秒で設置しやすいことから、盗聴器設置場所の王道とまで呼ばれています。
ただし、盗聴器の種類によって設置場所は異なるので、上に挙げた箇所とはまったく違うところに設置されている可能性はあります。

でもまずは、上に挙げた可能性の高い場所をくまなくチェックしてみてください。

盗聴器の種類

盗聴器にはさまざまな種類があり、形も「本当にこれが盗聴器?」と思ってしまうようなものまで存在します。
個人宅の盗聴で主に使用されるのは、以下の5つです。
特徴も含めて覚えておきましょう。

1コンセントプラグ型盗聴器

文字通り、コンセントプラグの形をした盗聴器のことです。 家のコンセントに差し込むだけで盗聴が可能であることから、誰でも仕掛かけられる盗聴器として有名です。

コンセントプラグ型盗聴器の場合、電源はコンセントから得られるため、電池交換の必要がなく、半永久的に作動します。

しかも、普段私達が住んでいる部屋でコンセントプラグの数などを気にして過ごしている人はほぼいないため、気づかれにくいのです。

2コンクリートマイク

コンクリートマイクとは、形状、使用方法が聴診器に似ているマイクです。
壁にマイクを当て、振動を増幅させることで壁の向こうの音声を盗聴します。

高性能なものほど雑音を抑えて、対象者の声だけ拾うように作られているので、設置さえ完璧にしてしまえば質の高い盗聴が行なえてしまいます。

3ボイスレコーダー

ボイスレコーダーは取材や浮気調査などで使われることが多い機器で、盗聴器だけでは盗聴できない場所に設置されていることが多いです。
市販のボイスレコーダーで録音する場合、録音をするためのボタン操作が必要ですが、盗聴用に特化したボイスレコーダーは録音するための操作が必要ありません。

多くの場合、音を感知すると自動的に録音を開始する「音声監視モード」や「音声起動モード」といった機能が搭載されているので自動的に録音できてしまいます。

4クリップ型盗聴器

壁に設置されたコンセントの内部に組み込むのがクリップ型盗聴発信機です。
この盗聴器を設置するときは、壁コンセントを1度取り外す必要があり手間はかかりますが、埋め込んでしまえば外から見えないため、コンセント型盗聴器よりも見つかりにくいでしょう。

こちらもコンセントプラグ型盗聴器と同様に、コンセントからの電力供給で半永久的に使用できます。
コンセント自体を外すことは滅多に起こらないため、対象者が引っ越した後も設置されている可能性があります。

5電池式ボックス型盗聴器

盗聴器の中には、火災報知器に似せた火災報知器型の盗聴器もあります。
本来、火災報知器は消防法によって、壁から30cm以上離れた場所に設置することが義務付けられています。そのため、壁から30cm未満の箇所に設置された火災報知器は、盗聴器を疑いましょう。

また、部屋の大きさに対して火災報知器の数が多い場合も、盗聴器の可能性があります。

火災報知器型盗聴器の場合、天井についている物は撮影機能も備わった、盗撮器の恐れがあります。疑わしい場合は、携帯電話のライトを放置機に向けてみましょう。カメラのレンズ部分が反射して光れば、盗撮器の可能性が高いといえます。

具体的な盗聴対策

個人宅の盗聴対策として日常的にできることは限られていますがこまめに対策し続けることが重要です。
以下に挙げる対策を参考に、こまめに確認してみましょう。

空き巣対策が盗聴対策になる!

基本的には、引っ越しの時点で盗聴器が仕掛けられているケースが大半ですが、稀に合鍵等を使用して“自身が家にいない時間に誰かが不法侵入している”可能性もあります。

その場合には、以下の様な対策を取り入れることをおすすめします。

  • 鍵を変更する
  • 部屋中の鍵を二重にする
  • 防犯カメラを設置する
  • 玄関のカギはサムターン回し防止カバーを設置
  • 侵入しやすくなるような用具を家の周りに置かない

盗聴器が見つかるまでは音楽やテレビをできるだけつけておく

もし盗聴されていることが明らかであるにもかかわらず、盗聴器が見つからない場合は見つかるまで音楽やテレビをつけておくことをおすすめします。

それらの音が生活音と混ざり、会話や独り言、電話の内容などを盗聴しにくくしてくれる可能性があるためです。

もし音楽やテレビをつけ続けておくのが難しい場合は、無音の「盗聴防止装置」が販売されているので、そちらを購入するのもよいでしょう。

盗聴器発見のプロに依頼するのも1つの手段

盗聴器を発見するのは、素人ではなかなか難しい場合があります。
また盗聴器発見器具を購入しても、使いこなすには時間がかかってしまうかもしれません。

もし、1日でも早く解決させたいのであれば、盗聴器発見のプロに依頼して探してもらうのが1番でしょう。

盗聴器を見つけたときの対処法

盗聴器を見つけたときの対処法
盗聴器を見つけたときの対処法

万が一、盗聴器を見つけたとしても、すぐに破壊したり捨てたりしてはいけません。
まずは設置されていた証拠を残すことから始めましょう。

とくにコンセントプラグ型の盗聴器の場合は、まずコンセントからプラグを抜きます。
電力がコンセントから供給、充電されている可能性がありますが、時間とともに無力化していくはずです。

また、犯人の指紋が付いている可能性があるので、触るときはなるべくハンカチや手袋でつかんで指紋を消さないよう注意して保管しておきましょう。
発見時に、写真を撮っておくことも忘れないようにしてください。
盗聴されていた証拠を残すことが大切です。

ここまでできたら外に出て、警察に連絡を入れましょう。
犯人に盗聴が気付かれたと悟られないようにするのも解決に導くために必要な手段となります。

盗聴器はプライベートを脅かす重大な犯罪です!

「自分は盗聴されても何も取られる心配がないからいいや」と思っている人ほど、盗聴器による被害が大きくなる可能性があります。
盗聴はどんな人に対して行ったとしても犯罪であり、許されない行為です。

不安のないプライベートを過ごすためにも、まずは盗聴器がないか探すことから始めてみましょう。

ALSOKでは盗聴器の探索サービスを行なっております。

ALSOKの盗聴器の探索は超高感度の探査器を使用するので、探査で異常がなければ10分ほどで完了します。
一人暮らしや、引っ越しをするときに、こちらのサービスをご利用いただければ、安心して新生活をスタートできます。

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