窓の防犯対策には柵(面格子)が有効

防犯 2020.11.06

警察庁の侵入犯罪に関する統計によると、一戸建ておよび共同住宅(3階建以下)において、侵入口として最も狙われる箇所は「窓」です。[注1]

家の扉をしっかり施錠していても、泥棒は窓から侵入してくることが多いので、窓に対する防犯対策もきっちり行っておかなければなりません。

窓の防犯対策としては面格子(めんごうし)の設置が有効ですが、面格子を設置することにはメリットもあればデメリットもあるので、それらを総合的に判断したうえで設置すべきかどうかを決める必要があります。

本記事では、泥棒に狙われやすい窓や面格子を設置することのメリット・デメリット、面格子以外の防犯対策などについて解説します。

狙われやすいのはトイレや浴室の窓

ターゲットにされやすい窓とは
ターゲットにされやすい窓とは

戸建て住宅では、泥棒の侵入経路の約6割が窓です。[注1]

カギを閉め忘れている場合はもちろんのこと、カギを閉めていてもガラスの一部を割ってそこからカギを開けて侵入されてしまうこともあります。これは「ガラス破り」と呼ばれる方法で、戸建て住宅では侵入犯罪の4割がガラス破りによるものです。[注1]

そのため泥棒の侵入を防ぐためには、窓にしっかりとした防犯対策を行うことが欠かせません。

とくに気をつけたいのがトイレや浴室の窓

とくに泥棒がターゲットにすることが多い窓は、周囲からの死角になりやすく住人の意識も回りにくいトイレや浴室の窓です。

トイレや浴室の窓は換気のために開け閉めできるようになっており、格子が取り付けられているものも多いですが、この格子はドライバーなどの工具があれば簡単に取り外せるものが少なくありません。格子があるからと安心していると、泥棒の格好の侵入口になってしまいやすいのです。

家にある窓は基本的にすべて泥棒の侵入口になる危険性があると考えておくべきですが、とくにトイレや浴室の窓は油断しないように気をつけましょう。

面格子を設置するメリット・デメリット

面格子をつける3つのメリット
面格子をつける3つのメリット

窓の防犯対策のひとつとして、「面格子を設置する」という方法が考えられます。面格子とは、防犯や装飾のために窓の外側全面に取り付けられる格子のことです。

以下では、面格子を設置することのメリットとデメリットをそれぞれいくつか説明します。

メリット1. 防犯性能が高まる

1つ目のメリットは、防犯性能が高まるということです。

面格子は構造や形状により防犯性能が異なります。面格子を種類別にご紹介しましょう。

  • ステンレス面格子
  • ヒシクロスの面格子
  • エコ面格子
  • 縦の面格子

性能には差があるものの、見た目の雰囲気や価格・防犯性能などを総合的に判断したうえで、どの面格子にするかを決めるとよいでしょう。

また、窓の防犯性能を高めるためには、衝撃に強い「防災安全複層ガラス」を利用するという選択肢もあります。ただ、防災安全複層ガラスは、泥棒の侵入時間を稼ぐものです。一度何者かによって、侵入した形跡があれば、新しいものに交換する必要があります。

その点面格子は目で見てすぐわかるので、泥棒が侵入する家を選ぶ段階での抑止力として効果があります。

メリット2. 家の外からの視線が気になりにくい

外からの視線をやんわりとカットしてくれるのも、面格子のメリットのひとつです。

たまたま窓の外を見たときに、こちらに視線を向けていた人と目が合ってしまうとなかなか気まずいものですが、面格子があればそういった事態も避けやすいです。

外からの視線が気になる機会を少なくしてくれるため、家での時間を安心して過ごすための一助となるでしょう。

メリット3. おしゃれなデザインのものも多い

面格子には花柄や幾何学模様などの凝ったデザインのものも多く、防犯性能を高めると同時に家の外観をおしゃれに飾る役割も担ってくれます。面格子を複数個取り付ける場合はデザインを揃えることで統一感が生まれて、洗練された印象になるでしょう。

ただ、何のデザインもない無骨なものは家の外観を物々しい印象にしてしまうこともあるので、そういったものはほかの家から死角になる窓に付けるのがおすすめです。

デメリット1. 窓の掃除がしにくくなる

窓を覆うようにして格子を取り付けるわけですから、当然窓の掃除はしにくくなります。

付け外しが可能なので掃除をする際には取り外すということも考えられますが、そんなに簡単に取り外せるようでは防犯面で不安が残ることになってしまいますし、頻繁に付け外しをするのは手間以外の何物でもありません。

また、付けはずしを繰り返すことでネジの締め付けが緩くなるなどして、防犯性能が低下してしまう可能性もあります。

デメリット2. 家の中から外が見にくくなる

外から家の中を見にくくなるということは、言い換えれば家の中からも外を見にくくなるということでもあります。

外の景色が見にくくなると圧迫感や閉塞感を感じやすくもなるので、家でのんびりとした時間を過ごしているはずなのにどことなく落ち着かない、と感じるようになってしまうかもしれません。

実際に取り付けてみる前に、面格子を付けた後の外の景色の見え方を想像したうえで、取り付けるべきかどうかを判断しましょう。

デメリット3. 緊急避難時の邪魔になる可能性がある

家が火事になってしまってすでに玄関に火の手が回っているような場合、窓から脱出しなければなりませんが、面格子が付いていると避難の妨げになる可能性があります。

部屋に窓が複数ある場合はすべての窓に面格子を付けるのではなく、泥棒の侵入口になりやすそうな窓にだけ面格子を付けるようにするなどの対策が必要かもしれません。

なお面格子の中には、「緊急脱出機構付き」などのように室内からでも取り外しが可能なものもあるので、緊急時の脱出口になりそうな窓にはそのような面格子を付けるというのも選択肢のひとつです。

窓に必要なのはしっかりとした防犯対策

窓の防犯対策には面格子が一定の効果がありますが、面格子を付けていれば泥棒に入られないというわけではありません。

窓への防犯対策の方法はいくつもあり、期待できる効果もそれぞれの方法で異なります。窓に必要な防犯対策として、主に次の2つが挙げられます。

侵入に時間がかかりそうな窓にする

面格子をつけるだけでなく、防災安全複層ガラスを利用したり、窓に補助錠を取り付けたりといった方法が考えられます。複数の方法を組み合わせることで、防犯効果が高まります。

侵入の証拠が残りそうな窓にする

侵入の証拠が残りそうな窓にするための方法としては、「防犯カメラを取り付ける」という手段が考えられます。窓が映るように防犯カメラを取り付けておけば、泥棒が侵入している映像が残るため泥棒逮捕の決定的な証拠になります。

防犯カメラを設置しておけば、それ自体が泥棒に対する抑止力にもなり、万が一泥棒に入られた場合も警察が防犯カメラの映像を確認することで犯人を逮捕できる可能性が高くなります。

ALSOKでは、各種防犯カメラの取り扱いもございます。防犯カメラには、ALSOKのロゴが入ったカメラもあるため見た目も抑止効果があります。

窓の防犯対策として面格子や防犯カメラを有効活用しよう!

戸建て住宅で泥棒の侵入経路となりやすい窓には、面格子を取り付けることで一定の防犯効果が期待できます。一方で、家の中から外が見にくくなったり緊急避難時に邪魔になったりする可能性もあるというデメリットも、念頭に置いておかなければなりません。

面格子だけでなく補助錠や防犯カメラといったものも窓の防犯対策には役立つため、いろいろな選択肢を比較検討したうえで、自分の家に必要な対策を行うようにしましょう。

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