一人暮らしにも防犯グッズを!窓の防犯対策を紹介

賃貸住宅に一人暮らしで昼間はほとんど留守。盗られるものはとくに置いていないが、部屋に何者かに侵入されるのは避けたい。一人暮らしでも手軽にできる防犯対策があればできればやっておきたい、という人も多いのでは。
ここでは、一人暮らしに最適な賃貸住宅でも設置できる防犯グッズをご紹介します。
空き巣の共同住宅への侵入手口は?
共同住宅への侵入盗の手段の約半数が実は「無締り」。つまり、住人が玄関や窓の鍵をかけずにでかけたところを侵入されたというものとなっています。
どんなに対策を講じても鍵をかけ忘れてしまったり、ちょっとゴミ出しだけだからと油断して鍵をかけずに外出してしまったりしたのでは、侵入を防ぐことはできません。
同居人がいない一人暮らしでは特に少しの時間の外出でも必ず玄関・窓の鍵をかける習慣を身につけるようにしましょう。
「無締り」の次に多いのが「ガラス破り」です。防犯対策に優先順位をつけて施すのであれば、まず「窓のガラス破り」の対策からしていきましょう。


出典:警察庁「令和3年の犯罪」
「窓」からの侵入を防ぐ防犯グッズ
空き巣の「ガラス破り」の手口で多いのが「こじ破り」というものです。窓の鍵の周りが三角に割られることが多いことから「三角割り」ともいわれています。やり方はガラスと窓枠の間にあるゴム部分にマイナスドライバーなどを差し込んでえぐるだけです。ものの数秒で大した音もなく割れ目が入ります。これを鍵の上下にやると割れ目が交差し、ガラスを三角形に外すことができるのです。
これを防ぐには「窓ガラスを割れにくくする」と効果的です。
前述のとおり、普通のガラスではものの数秒で割られてしまいますが、ガラスに防犯フィルムを貼ったり、ガラス自体にフィルムを挟み込んだ「防犯合わせガラス」に取り替えたりすると、簡単には割れず防犯効果を発揮します。
以下は実際の犯罪者たちに「どれくらい侵入に時間がかかったら入るのをあきらめるか」を聞いたものですが、これをみると「5分以上かかれば約7割が侵入をあきらめる」ということがわかります。
また、もし窓にこうした防犯対策を施していることがわかるような印があれば、侵入を試みる前に犯行をあきらめるかもしれません。
防犯対策はまず「犯行を未然に防ぐ」ことができるのがもっとも大切で、「犯行を試みても実行できない」環境をつくるというは実は2番目の目的であることを覚えておくとよいでしょう。

出典:警察庁「住まいる防犯110番」
防犯センサー「どろぼーセンサーⅡ」
アルミサッシ窓用補助錠「ALSOKロック」
アルミサッシ窓用補助錠「ウインドロック」
これでは不安という人はホームセキュリティの導入を!
以上、賃貸住宅に暮らす一人暮らしの方向けに最適な防犯グッズをご紹介してきましたが、設置が大変、これでは不安が残る、という人はぜひ本格的なホームセキュリティの導入を検討しましょう。
ALSOKのホームセキュリティ「アパート・マンションプラン」は一人暮らしにも最適です。多様なニーズに合わせてプランを組むことが可能で費用は月々3,000円からと、とてもリーズナブル。万一の際にはガードマンが駆けつけるので防犯グッズに比べてぐっと安心感はあがります。
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