居空き・空き巣・忍び込みに向けた防犯対策

防犯 2021.01.15

警視庁の調べによると、令和元年中(2019年)の住宅対象侵入窃盗は、都内だけで4,550件発生しています。[注1]

住宅をターゲットにした侵入窃盗は、留守の間を狙う「空き巣」だけではありません。家人が寝静まったのを見計らって侵入する「忍び込み」や、さらには家人が在宅中の隙をついて家財を狙う「居空き」も多発しています。

では、居空き・空き巣・忍び込みの被害に遭わないためには、どのような防犯対策が有効なのでしょうか。この記事では、居空き・空き巣・忍び込みの手口の違いや、住まいの安全を守る防犯対策について解説していきます。

居空き・空き巣・忍び込みの違いは?注意すべき3つの侵入窃盗

居空き・空き巣・忍び込みの違い
居空き・空き巣・忍び込みの違い

居空き・空き巣・忍び込みの違いは、「家人が在宅しているかどうか」です。家人が留守の間を狙うのが「空き巣」で、家人が在宅中に住居侵入を図るのが「居空き」や「忍び込み」です。居空き・空き巣・忍び込みの違いを表にしました。

居空き 家人が在宅中、隙を見計らって侵入する
空き巣 家人が留守の間に侵入する
忍び込み 家人が就寝中に侵入する

忍び込みは家人が就寝中で、警戒が手薄になっている間を狙います。一方、居空きの犯人は家人が起きている間も侵入してきます。居空きの被害が多いのは、高齢者や耳が不自由な方など、物音に気づきにくい方がいる住宅です。

居空きの発生件数は忍び込みよりも少ないのですが、住人が侵入者と鉢合わせるケースも多く、住人に危害が及ぶ可能性もあります。また、居空きの犯人はあらかじめターゲットの家族構成や生活状況を下調べしていることが少なくありません。

侵入窃盗の被害の約4割は「空き巣」によるもの

警視庁の調べによると、2019年に都内で発生した侵入窃盗のうち、居空き・空き巣・忍び込みの被害が占める割合は次のようになっています。[注1]

居空き 3.2%
忍び込み 10.6%
空き巣 39.5%

もっとも発生件数が多いのが空き巣で、都内で発生した侵入窃盗の約4割を占めています。居空きと忍び込みは合わせて13.8%で、被害全体の約10分の1です。発生件数は空き巣よりも少ないですが、居空きや忍び込みは泥棒と住居内で鉢合わせるリスクがあります。

力の弱い女性・子ども・高齢者が泥棒と鉢合わせてしまうと、身体的にまで危険が及ぶ可能性があるため、空き巣同様、防犯対策が必要です。

それぞれの犯行手口の違いは?犯罪統計をもとに解説

居空き・空き巣・忍び込みは侵入パターンだけでなく、それぞれの犯行手口も異なります。住居侵入に使われる代表的な手口は次の3つです。

無締り(無施錠) 戸締まりを忘れた窓や玄関ドアから侵入する
ガラス破り ドライバーなどでガラスを突き破る「こじ破り(三角破り)」や、ライターやバーナーでガラスを急加熱する「焼き破り」など、窓ガラスを破って侵入する
施錠開け(ドア錠破り) 特殊な工具を使ってドア錠の鍵を解錠したり、ドア枠の隙間にバールを差し込んで破壊したりして侵入する

居空き・忍び込みで多いのは「無締り」!夜間・外出時は必ず戸締まりを

居空き・忍び込みの手口でもっとも多いのが「無締り(無施錠)」です。[注2]

都内で発生した居空きの被害

ガラス破り 無締り 施錠開け その他
一戸建て住宅 23.2% 69.5% 4.9% 2.4%
中高層住宅 3.6% 89.2% 3.6% 3.6%
その他の住宅 2.9% 88.5% 5.7% 2.9%

都内で発生した忍び込みの被害

ガラス破り 無締り 施錠開け その他
一戸建て住宅 10.1% 78.7% 6.6% 4.6%
中高層住宅 0.0% 91.8% 8.2% 0.0%
その他の住宅 6.0% 86.8% 4.8% 2.4%

とくに4階建て以上の中高層住宅では、居空き・忍び込みともに侵入手段として9割近くを占めています。一方で、一戸建て住宅では窓ガラスを破って侵入する「ガラス破り」の手口も増えています。

「ガラス破り」の手口のなかでも、ライターやバーナーを使う「焼き破り」は、窓ガラスを壊すときにほとんど音がしません。在宅中でもお構いなしに窓ガラスを突破される可能性があるため注意が必要です。

空き巣の手口の大半は「ガラス破り」!窓のセキュリティに注意

一方、空き巣の手口の多くが、窓ガラスを破壊する「ガラス破り」です。[注2]

都内で発生した空き巣の被害

ガラス破り 無締り 施錠開け その他
一戸建て住宅 67.7% 24.1% 3.6% 4.6%
中高層住宅 13.4% 51.4% 33.1% 2.1%
その他の住宅 25.6% 54.2% 17.9% 2.3%

一戸建て住宅の被害の67.7%が「ガラス破り」によるものです。4階建て以上の中高層住宅の場合でも、13.4%のケースで窓が侵入口となっています。住まいの安全を守るため、玄関ドアだけでなく、窓のセキュリティを強化しましょう。

居空き・空き巣・忍び込みを撃退する3つの防犯対策

居空き・空き巣・忍び込みの違い
居空き・空き巣・忍び込みの違い

居空き・空き巣・忍び込みから大切な住まいを守るには、どのような防犯対策が効果的なのでしょうか。すぐにできる3つの防犯対策を紹介します。

防犯対策の基本は「ワンドアツーロック」

住まいの防犯対策の基本は、1つのドアに2つの錠を取り付ける「ワンドアツーロック」です。通常の錠に加えて補助錠を設置すれば、錠が破られるまでの時間を稼げます。泥棒が侵入をあきらめる時間の目安は5分です。

警察庁の調べでは、泥棒の17.1%が「2分以内」、51.4%が「2分を越え5分以内」に侵入をあきらめることがわかっています。[注3]

ALSOKでは、ご自宅の引き戸式のアルミサッシ窓に内側から取り付ける補助錠を取り扱っています。貼り付けるだけで、時間を稼ぐことができます。

防犯フィルムで窓のセキュリティを強化しよう

一戸建て住宅の空き巣被害の67.7%、居空き被害の23.2%が「ガラス破り」によるものです。窓ガラスを破る手口は年々巧妙化しており、ライターやバーナーを使う「焼き破り」のように、ほとんどガラスの破壊音がしない手口もあります。

窓のセキュリティを強化するなら、「防犯フィルム」がおすすめです。ALSOKの防犯フィルム、ガラスマンを窓ガラスに貼り付けるだけで、耐貫通性を強化し、窓からの侵入を遅らせることができます。

防犯カメラを設置すれば泥棒が寄り付かなくなる

防犯カメラを設置すれば、防犯意識が高いことを泥棒にアピールでき、侵入窃盗の抑止力になります。泥棒の多くは事前に犯行場所の下見をしています。防犯カメラや監視カメラが設置されていれば、泥棒は犯行を行いづらいため、家がターゲットに選ばれる可能性が低くなります。

万が一犯罪被害に遭ってしまっても、カメラ映像が犯行の証拠となるため、迅速な犯人特定・逮捕につながる可能性が高まります。

居空き・空き巣・忍び込みを未然に防ぐため、住まいの防犯対策を!

居空き・空き巣・忍び込みの被害に遭わないためには、住まいを守る防犯対策が必要です。補助錠、防犯フィルム、監視カメラなどを活用し、泥棒に侵入させない・寄り付かせない住まいをつくりましょう。

各種防犯グッズを取り付けるだけでも対策になりますが、ホームセキュリティを取り入れればさらに安心です。戸建て住宅に限らず、二世帯住宅、高齢者のいる家や空き家など、さまざまな住まいの安全安心を守ります。

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