高齢者のスマホ利用について

高齢者・介護 2021.01.29

これまで、高齢者はあまりスマホを使っていないイメージがありましたが、最近では高齢者へのスマホ普及率が目に見えて増加してきています。高齢者の方がスマホを選ぶ際は、操作性や画面の大きさ・見えやすさなどに注意して選ぶことで、より快適にスマホを利用できるようになるでしょう。

本記事では、高齢者へのスマホの普及状況や高齢者の方がスマホを選ぶ際のポイント、スマホ利用時に注意しておきたいセキュリティなどについて、解説します。

高齢者のスマホ普及率は年々右肩上がり

高齢者のスマホ普及率
高齢者のスマホ普及率

マーケティングリサーチのMMDLaboが運営するMMD研究所は、昨年12月11日に2012~19年における「シニアのモバイル利用推移調査」の結果を発表しました。[注1]

調査結果によると、60~79歳のシニア世代において「携帯電話を利用している人におけるスマホの利用割合」は68.5%でした。この割合は、2012年の調査時から年々右肩上がりで増加しており、2012年の12.7%と比較すると実に55.8ポイントも増えています。

一方、それとは反対に年々減少しているのが、ガラケーと呼ばれる従来の携帯電話「フィーチャーフォン」利用割合です。2012年には87.3%だったのが、1年ごとに着実に割合が減少していき、2019年には31.5%となっています。

このことからわかるとおり、従来の携帯電話の利用者は年々減少しているのに対して、利用者は年々増加しています。

高齢者がスマホを選ぶ際の5つのポイント

いわゆる「ガラケー」から初めてスマホに乗り換えた際、同じ携帯電話でありながらまったく操作感の異なるスマホを使いこなすのに、四苦八苦した方も多いと思います。

高齢者の方が初めてスマホを使う際にも、同じようなことが起きることが十分想定されるため、高齢者の方がスマホを選ぶ際には以下のようなポイントに注意しておいたほうがよいでしょう。

  • 操作がわかりやすい
  • 画面が見やすい
  • 持ちやすく丈夫で壊れにくい
  • 家族と同じキャリア
  • サポートがしっかりしている

それぞれのポイントについて、説明します。

1操作がわかりやすい

操作がわかりやすいことは、高齢者がスマホを選ぶ際の必須ポイントです。スワイプにピンチイン・ピンチアウト・フリック入力など、スマホの基本的な操作はただでさえ慣れるのに時間がかかるため、そのほかの操作がわかりにくいと高齢者の方が使いこなすのは非常に大変です。

普段の生活のなかで、どの程度スマホを利用するかにもよりますが、利用頻度の高い電話・メール・インターネットといった機能を利用するための操作や、困ったときにホーム画面に戻るための操作はわかりやすいのが望ましいでしょう。

スマホは物理的なボタンが少ないので、感覚的にわかりやすく操作ができるかどうかは非常に重要です。
また、機種によっては、物理的なボタンが1つもないスマホもありますが、なるべく物理的なボタンがある機種を選んだ方がわかりやすいでしょう。

2画面が見やすい

スマホの画面は、以前の携帯電話から比べれば大きくなったことは間違いありませんが、それでも高齢者の方にとっては見にくいことが多いです。そのためできるだけ画面が大きくて見やすいものを選ぶように心がけましょう。

見やすさに影響するのは画面の大きさだけではなく、文字のフォントや画面の明るさ・色調なども影響します。画面の大きさ以外は設定で調節できることが多いので、スマホを購入したら自身が見やすいように設定を変更するとよいでしょう。

3持ちやすく丈夫で壊れにくい

スマホは決して持ちやすさに配慮された形状というわけではないので、高齢者でなくても注意して使っていなければ落としてしまうことがあります。高齢になると握力が衰えてくることも考えられますので、その傾向はより顕著なるでしょう。
画面の見やすさは重要ですが、そこまで大きいサイズではなく、手になじみやすいものを選ぶようにしましょう。

また、万が一落としてしまった場合でも壊れにくいように、耐衝撃性能や防水性能に優れているもののほうが望ましいです。傷がつきにくいガラスを採用して画面の強度を高めているものもあるので、そういった部分もスマホ選びのポイントとなります。

4家族と同じキャリア

高齢者の方がスマホの使い方でわからないことがある場合、頼りにする頻度が高いのはおそらく家族でしょう。

例えば、スマホは「ガラケー」と違い「OSのアップデート」「アプリのアップデート」という操作を定期的に行う必要があります。
パソコンを使ったことがある方はアップデートの意味を理解していることが多いですが、そうでない場合はこの処理を行うために四苦八苦するかもしれません。家族と同じキャリアであれば、こうした操作方法を教えてもらえますし、代わりに対応してもらうことも比較的簡単でしょう。

5サポートがしっかりしている

家族が頼れない場合には、キャリアのサポートに頼ることになるので、サポート体制がしっかりしていることも、高齢者にとっては重要なポイントです。「わからないことがあってもサポートに確認すれば安心」と思えることは、スマホの利用に対する不安を和らげてくれます。

ただ、サポート体制はバッチリでも、どのようにすればサポートセンターに連絡できるのかがわからないということも考えられます。スマホのなかには、サポートセンター直通のボタンが設けられているようなものもあるので、そのような機種を選ぶことでより安心して利用できるでしょう。

高齢者がスマホを使用する際にはセキュリティに注意が必要

高齢者がスマホを利用するときのセキュリティ
高齢者がスマホを利用するときのセキュリティ

スマホは「携帯電話」ではあるものの、その性能はいってみれば持ち運びできるパソコンのようなものです。パソコンをよく利用している人は、個人情報の流失を防ぐことや、危険なサイトは訪れないように気をつけることは、当然のことでしょう。

スマホを利用する際も、同じような意識でいるため、危険そうなアプリなどに対してはある程度自衛本能が働くと思います。

しかし、高齢者のなかには、スマホをあくまでも「便利な携帯電話」という感覚で利用している方もおり、スマホ利用時の危険性を理解できていないことも多いようです。そのため、提供元のよくわからないアプリなどを気軽にインストールしてしまい、個人情報が流出してしまうような可能性があります。スマホがどのようなものか、利用する際の注意点などをしっかりと理解することも重要ですが、悪意のあるサイトなどは巧妙な手口のものも多いためそれだけでは心配です。
設定を変更し提供元が不明なアプリをインストールできないようにしておくなど、ハード面でのセキュリティ対策を行っておくことが重要です。

また、スマホではGPS機能を利用してスマホの現在位置を確認することもできます。このような機能は家族と連絡がつかない際に役立ちます。
ですが、GPS情報を介して個人情報が漏えいするケースもあります。そのため、スマホの機能別にGPS情報を設定するようにしましょう。

高齢者のスマホは「安心して利用できる」ことが重要なポイント

高齢者へのスマホ普及率は年々右肩上がりで伸びてきており、ここ数年間でフィーチャーフォンとの立場関係ははっきりと逆転しました。高齢者の方はスマホを利用するのが初めてという方も多く、スマホを選ぶ際は操作がわかりやすい・画面が見やすい・サポート体制がしっかりしている、などの点を重視する必要があります。

また、セキュリティにも注意しておく必要があるので、あらかじめ設定して提供元不明のアプリをインストールしないようにしておきましょう。

スマホは安否確認に役立ちますが、持つのに抵抗があるという方はALSOKのサービスである「まもるっく」の利用がおすすめです。

まもるっくはスマホに似た端末で、GPS機能を搭載しており、通話機能はもちろん24時間365日健康相談も可能です。緊急事態のときは、端末についたストラップを引くだけで、防犯ブザーが鳴りALSOKへ通報、依頼があれば頼もしいガードマンが駆けつけます。防犯機能も兼ね備えて安心の「まもるっく」の利用も検討してみてください。

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