電車の中で痴漢に遭った際の対応

防犯 2020.12.11

電車の中で起こる犯罪である「痴漢」によって悩み苦しむことになった女性は決して少なくありません。

昨今はメディアでも「痴漢は許してはいけない犯罪」と取り上げられているはずですが、それでも無くなる気配すらありません。何かよい対応策は無いのでしょうか。

今回は、電車の中で痴漢に遭ったときの対応についてまとめてみました。

電車の中で痴漢が多い場所

電車で痴漢が多い場所は時間帯で変わる
電車で痴漢が多い場所は時間帯で変わる

電車内での痴漢事件を分析した結果、時間帯によって痴漢が発生しやすい場所が変わることがわかったそうです。分析したのは県警生活安全総務課で、その対象は、地下鉄やJRなどで痴漢をしたとして昨年、県迷惑行為防止条例違反容疑で検挙された62件とのこと。[注1]

発生時間帯別に場所を振り分けてみたところ、午前7~9時は「出入り口付近」が多く、午後7~11時になると「座席」での痴漢が多いことがわかりました。とくに夜遅くになると空席が増えることから、ボックス席の死角などで被害に遭うケースも増えたとのことです。

このような結果からわかることは、時間帯によって電車の中の立ち位置を変えたり、混雑状況によっては車両を変更したほうがよいということです。朝はなるべく出入り口付近には立たないようにし、夜はなるべく死角の多いボックス席には座らないようにしましょう。

電車の中で痴漢が多い場所

電車で痴漢に遭った際の対応
電車で痴漢に遭った際の対応

どのような予防策を講じても、混雑時の電車では身動きが取れない場合もあります。身動きが取れない状態で出入り口付近に立ってしまい、痴漢に遭ってしまったケースも考えられます。

痴漢に遭った場合に周りに知らせずにいると、犯罪をエスカレートさせてしまいます。以下にまとめた対応策を取り入れましょう!

1手に持っている荷物でガード

「触られている…?」「確信はないけどずっと何かが当たっている気がする…」そのように感じた場合は、遠慮なく荷物でガードしましょう。たとえそれが勘違いでも構いませんし、もし本当に痴漢であれば未然にエスカレートするのを防ぐことができます。

「荷物を動かすのは周りに迷惑かもしれない」と思う必要もありません。手に持てるほどの大きさであれば動かしても周りに迷惑がかかることはほぼ無いでしょう。まずは自身を痴漢の手から守ること、そして相手に気づいていることを知らせる手段を取るのが優先です。

2次の駅で降りて改札まで出てしまう

荷物でガードしても犯罪の手が緩まずエスカレートする場合は、次の駅で降りて改札を出ましょう。「改札まで出る必要あるの?」と思うかもしれませんが、電車から降りただけでは痴漢する人は諦めません。

むしろ一緒に下車し、また後ろにつこうとすることもあります。それでは下車した意味がないので、思い切って改札まで出て相手を諦めさせましょう。

3勇気を出して周囲に助けをもとめる

駅と駅の間隔が長く、なかなかその場から抜け出せないときもあると思います。そのような場合は、周囲に助けを求めましょう。

多くの女性が痴漢に遭っている恐怖から声を出せない傾向がありますが、痴漢はまさにその状態を狙っています。もし声をあげるのが怖ければスマートフォンを使って周りに「助けてください、痴漢にあっています」と文章を見せるのも1つの手段です。

痴漢されている状態を我慢する必要はありません。とにかくその場から離れられるように周囲の助けを借りてください。

4警視庁の防犯アプリ「Digi Police」を活用

「Digi Police」とは警視庁公認のアプリケーションで、近隣の防犯情報をチェックできるだけでなく、詐欺の手口を動画で学べたり、痴漢撃退に役立つ防犯ブザー機能が付いていたりします。

防犯ブザーの鳴らし方はとても簡単で、アプリ内の防犯ブザー画面をタップして、ベルのマークが写れば準備完了です。

痴漢に遭った瞬間にもう一度タップすると大きな音でブザーが鳴ります。そして画面には「痴漢です、助けてください」と表示されるのです。この機能は、たとえイヤホンとスマートフォンをつないでいてもスピーカーから流れる設定になっているので周りに聞こえないということがありません。

さらに、もし痴漢にスマートフォンを取られてアプリを終了させられても音は鳴りやまないのもよい点です。恐怖や不安が強く、自身で声を出すことができない人にとってはとても心強いアプリと言えるでしょう。

痴漢を安全ピンで刺す方法は好ましくない

一時期、SNSでも話題になった「安全ピンで痴漢を撃退する方法」については、実際の対処法として取り入れるのはあまりおすすめできません。

なぜなら、正当防衛や違法性を証明できる可能性が低いと考えられるからです。完全に痴漢と断定できる証拠があれば話は変わるかもしれませんが、混雑している電車の中でそのような証拠をおさえるのは、かなり難しいでしょう。

安全ピンなどを使わなくても、痴漢を撃退する方法は他にもたくさんあるので、そちらを試してみましょう。

痴漢について相談できないときは味方になってくれる人を探そう

痴漢は告発するのに相当な勇気がいります。また、自身の心の傷を周りに打ち明けることは過去のトラウマを呼び起こしてしまうリスクもあるため、相談できないのが現状でしょう。

もしその場で痴漢について相談できない場合は、後日でも構いません。家族や親友といった絶対に味方になってくれる人に話をしてみましょう。無理に自分1人で駅員や警察に相談する必要はないのです。絶対的に味方になってくれる人に頼み、代わりに警察へ相談してもらうのも1つの手段です。

近年は、痴漢相談窓口なども設置されているため、そのような窓口を介してもよいでしょう。手段は多くあるので、自分1人で抱え込むことだけはしないようにしてください。

痴漢は決して許してはいけない犯罪!しっかり対応しよう

何度も述べますが、痴漢は決して許してはいけない犯罪です。痴漢によって心に大きな傷ができてしまった女性は数多くいます。ただ痴漢を撃退するには、被害に遭っている方が勇気を出して行動を起こすことも1つの重要な要素です。

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