一人暮らしの親が心配。見守りサービスの利用で解決を

高齢者・介護2021.02.12(2023.01.31更新)

現在日本では高齢者の一人暮らしが増加しています。高齢の親御さんを持つ方の中には、遠方で親が一人暮らしすることに不安を覚える人もいるかもしれません。

今回は、親が一人暮らしすることに伴う子どもの悩みや、どのような対策を講じられるかについて見ていきましょう。

親が一人暮らしするうえでの悩み

親が一人暮らしするうえでの悩み

冒頭にあったとおり日本では、65歳以上の高齢者が一人暮らしをしているケースが増えています。内閣府が発表した「高齢者の姿と取り巻く環境の現状と動向」によれば、65歳以上で一人暮らしをしている高齢者の数は、2030年には約730万人になると予想されています。[注1]

まずは、一人暮らしをしている高齢の親を持つ子どもの悩みを見ていきましょう。

[注1] 内閣府:高齢者の姿と取り巻く環境の現状と動向

1.けがや病気をしていないか

親が離れた場所で一人暮らしをしていると、けがをしたり病気になったりした場合にすぐ駆け付けるのは難しいものです。

急病や重大なけがであれば、そもそも親が子どもに連絡することができないケースも考えられます。そうなると誰にも助けを求められず、最悪の場合命を落としてしまう恐れさえあります。

特に高齢の方の場合、体の機能や筋力が衰えていることが多いので、転倒やヒートショックによる重大なアクシデントが起こるかもしれません。誰にも気づかれずに孤独死してしまう高齢者もいるので、自分の親がそうなってしまうのではないかと不安に感じる方も少なくありません。

2.栄養不足になっていないか

一人暮らしをしている高齢者は、基本的に一人で食事をしなければなりません。そのため、あまり食事の回数や内容、栄養の偏りなどに気を配らなくなることがあります。
一人暮らしの親がしっかりと栄養のあるご飯を食べているか、心配になる方も多いでしょう。場合によっては栄養不足になってしまう危険もあるので、より一層注意が必要です。

3.認知症の発症・進行

高齢の親を持つ方の別の悩みが「認知症」です。認知症は高齢者にとって非常に身近な病気となっています。認知症が発症すると一人暮らしを続けられなくなり、介護が必要な状態になります。

アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症の場合、発症に気づくことができれば治療によって進行を遅らせることができます。しかし親が一人暮らしをしている場合には、発症や進行に気づかずに症状がひどくなってしまうこともあるでしょう。

4.犯罪被害に遭っていないか

一人暮らしをしている親を心配する要因として、犯罪被害も挙げられます。これは、現在、高齢者を狙った犯罪が増加の一途をたどっているからです。
振り込め詐欺やオレオレ詐欺などの特殊詐欺の被害者の多くが高齢者であり、被害者のうち約8割が60歳以上であることがわかっています。[注2]

詐欺だけでなく殺人、窃盗、障害といったさまざまな犯罪に高齢者が巻き込まれる事例も増えており、自分の親が犯罪の被害者にならないか心配だと感じる方は多いようです。

[注2] 警視庁:高齢者の犯罪被害対策

5.火の不始末

ガスコンロのつけっぱなしやたばこの不始末など、火の不始末による火災の心配をされる方も多いでしょう。特に認知症の場合、注意力が散漫になり火を消し忘れてしまうことも考えられます。

そのため、ガスコンロから火が出ないIHコンロへの変更や、燃えにくい家具に変えるといった対策が必要です。

6.ご近所トラブル

認知症が進むと被害妄想や作り話などで人間関係が悪化したり、徘徊によりご近所の方に迷惑を掛けてしまったりすることもあります。
事前にご近所の方に相談しておくなどの対処が必要です。

今回ご紹介した悩みは一例となります。そのほかにもさまざまな悩みがあることでしょう。
このように、親が一人暮らしをするうえで、不安の種は尽きません。

離れて暮らす両親を見守るALSOKの見守りサービス

同居が正解とは限らない

これほど多く心配になる要素があれば、いっそ親と同居してしまった方がよいのではないかと考える方もいるでしょう。しかし、一口に同居するといっても、そう単純な話ではありません。

それでは、同居が正解とは限らないといえる理由について見ていきましょう。

1.双方にストレスが溜まる

同居すれば確かに目が行き届くようになりますが、親も家族も気を遣いすぎてしまうことがあります。話の内容や見るテレビ番組、食事やお風呂のタイミング、家事の分担など親に合わせなければならない事柄は多岐にわたります。

特に義理の親との同居となれば、ストレスが溜まりやすくなる傾向にあります。また、介護が必要な親の場合には、負担は非常に重くなります。

一方で、高齢の親の方もストレスが溜まる可能性があります。一人暮らしでは好きなことを自由に行えますが、同居によって制限ができたり、監視されているように感じたりするかもしれません。結果、双方にストレスが溜まる可能性もあるでしょう。

2.親が援助の必要性を感じていない

子ども自身が親に援助が必要だと考えていても、親本人がそう思っているかは定かではありません。高齢者の中には自分はまだまだ一人で暮らせると考えている方もいます。

無理に同居させようとすると、気分を害してしまうかもしれません。さらに自分が一人暮らしできることを証明しようと、無理に動いてけがをしてしまう恐れもあります。

3.同居・別居以外の選択肢もある

「親が一人暮らしできないのならば同居するしかない」と感じる方がいますが、そうとも限りません。一人暮らしと同居以外の方法を探すのも重要なポイントです。二者択一であると考えれば負担に感じますが、別の選択肢も存在するのです。

たとえば地域包括支援センターを活用すれば、介護認定以外にもさまざまな相談に乗ってくれます。利用できる制度や窓口の説明を受ければ、同居と別居以外の選択肢がきっと見つかるでしょう。

他にも数日だけ訪問介護サービスを依頼する、デイサービスに通ってもらうという選択肢も考えられます。

見守りサービスの利用もおすすめ

見守りサービスの利用もおすすめ

一人暮らしの親が心配な方におすすめしたいサービスの1つが「見守りサービス」です。

いざという時の駆け付け

見守りサービスには、体調が悪い等の異常時にボタンを押せば、警備員が駆け付けてくれるものもあります。
また万が一、不審者が侵入した場合にも、センサーで異常を察知してすぐさま家族に情報を伝えることが可能です。

元気でいるかの安否確認

毎日親がどのように過ごしているのか、元気にしているかをメールで知らせてくれるサポートもあります。仕事で忙しくあまり親元を訪問できない方にぴったりです。

通話サポート

体調に関して相談したいときに利用できる通話サポートもあります。不安に感じたら、24時間いつでも相談ができるので安心です。

離れて暮らす両親を見守るALSOKの見守りサービス

自宅にカメラを設置し、スマホで確認もできる

親の自宅にカメラを設置して、スマートフォンやタブレットで親の様子を確認するという方法でも見守りサービスを利用できます。カメラの映像は権限を持つ人間しか閲覧できないため、プライバシーが守られるのもうれしいポイントです。
また、温度感知がついたサービスもあり、部屋の温度管理ができない高齢の親御さんの熱中症対策も可能です。

ALSOKのアルボeyeでいつでも見守り

一人暮らしの親を温かく見守る新たなサービスを活用しましょう

一人暮らしを続けたいと願う親を心配している方は大勢いらっしゃいます。親御さんに見守りが必要だったり、介護が必要だったりする場合は、親御さんを含めた家族みんなで話し合いながら決めていきましょう。必ずしも同居が正解とは限らないため、さまざまな選択肢を考えてみるのがよいでしょう。また、親の意思を尊重しながら見守りたいという場合は、見守りサービスを活用してみましょう。

ALSOKの「HOME ALSOK みまもりサポート」では、緊急ボタンを押せばすぐにガードマンが家に駆け付けるだけでなく、24時間いつでも健康相談ができます。

また、「HOME ALSOK アルボeye」を使えば親の自宅を映像で確認でき、さらに温度感知による熱中症対策も可能です。スマートフォンを通して声かけも可能なので、親を安心させることもできるでしょう。

新たな親孝行の形として、親の一人暮らしを見守りサービスで支援するという方法を検討するのはいかがでしょうか。

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