カードの磁気を守る方法は?

お店で会計しようとしたらクレジットカードなどが利用できなかった、という経験がある方は少なくないでしょう。カードが利用できない原因にはさまざまなものがあります。そのなかのひとつに「磁気不良」が考えられます。

今回は、カードの磁気を守る方法や磁気不良の原因についてご紹介します。

磁気不良が起きる原因は?

磁気不良が起きる原因
磁気不良が起きる原因

磁気不良を起こしてしまう原因としては、3つ考えられます。それぞれについて、詳しく解説します。

1磁気を発する物と一緒にしている

磁気ストライプは、磁石などの磁力を発生させる物と一緒に置いてはいけません。長時間ほかの磁力の影響を受け続けると、磁気不良を起こして急にカードが利用できなくなってしまうことがあるためです。

磁気を発する物としては、以下のアイテムが挙げられます。

  1. スマートフォンやパソコン
  2. ゲーム機
  3. テレビやラジオ
  4. 車の電磁ロックキー
  5. スピーカー

とくに、スマートフォンと一緒にカードを保管している方は要注意です。手帳型のスマホケースにはカードをしまえるポケットが付いていますが、磁気不良を引き起こす可能性があるので注意が必要です。

ほかにもキャッシュカードなど、磁気ストライプがついている物はしまわないようにしましょう。

2ほかのカードと重ねてしまっていた

財布にカードをしまうとき、何枚かカードをまとめて同じポケットに入れてる方もいるでしょう。しかし、磁気ストライプがついているカード同士を接触させると、磁気不良が起きてしまうことがあります。

クレジットカードのほかにも、銀行のキャッシュカードや社員証、ポイントカードなども原因となります。財布のポケットにカードを入れるときは、1枚ずつ個別で収納するようにしてください。

3経年劣化

長年使っているカードの場合、摩擦や汚れなどの経年劣化で読み取れなくなってしまうことがあります。指紋やホコリ等がついてないか確認し、汚れている場合は拭き取ることで読み取れるようになる可能性があります。

また、磁気ストライプは熱に弱いので、車などに長時間財布を放置する習慣がある方は要注意です。折り曲げにも弱いので、財布をズボンのポケットに入れる方も気をつけてください。

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カードが磁気不良になったときの対処法

カードが磁気不良になってしまったときの対処法を2つ紹介します。

1再発行する

一度磁気不良を起こしたカードは自力で復活させることはできないので、発行元に依頼して再発行してもらいましょう。

ただし、クレジットカードの場合は、再発行の際にカード番号やセキュリティコードが変わってしまうので注意が必要です。新しいカードが届いたら、自動引き落とし等で登録しているカード情報の更新を忘れないようにしてください。

2キャッシュカードはATM磁気復元サービスを試す

ICチップ付きキャッシュカードのなかには、ATMで磁気が復元できるサービスを提供しているものもあります。復元方法は簡単です。銀行ATMにカードを通すだけで磁気が戻ってきます。

磁気不良からカードを守る方法

磁気不良からクレジットカードを守る方法
磁気不良からクレジットカードを守る方法

最後に、カードが急に利用できなくなって困ることがないよう、磁気不良からカードを守る3つの方法についてご紹介します。

1磁気を発する物と一緒にしない

まず意識してほしいのが、磁気を発する物の近くにカードを置かないようにすることです。とくに男性はスマホと財布を一緒にポケットに入れる方も多いため、それぞれを別のポケットやかばんに入れることで、日頃から磁気不良を防ぐことが大切です。

2カードを重ねて保管しない

カードを重ねて保管しないことも重要です。ポケットが少ない財布だと、どうしても1つのポケットに何枚もカードを入れることになりますが、財布を替えたりカードケースを使用したりするなどの対策が必要となります。

利用頻度が低いカードがあるなら、自宅で保管して必要なときだけ持ち歩く方法もおすすめです。

3磁気防止ケースなどで保護する

どうしてもスマホケースなどにカードを入れたい場合は、磁気防止ケースの活用がおすすめです。磁気防止ケースにクレジットカードを入れるだけで、ほかの磁気から防ぐ効果があります。通販サイトでは1枚あたり数百円程度で購入できるものもあるので、ぜひ活用してみましょう。

貼るタイプの防磁シートもありますが、カード番号が見えなくなってしまうため、クレジットカードへの使用はあまりおすすめしません。

カードが利用できない原因は磁気不良だけではない

カードが急に利用できなくなる理由としては、以下のようなものが考えられます。

  • 有効期限切れ
  • 利用限度を超えている
  • 支払いの遅延がある
  • 第三者による不正利用の疑いがある
  • 店舗の端末の故障

とくに注意すべきなのは、不正利用の恐れがあるケースです。すぐにカード会社に問い合わせましょう。

上記の理由に心当たりがないときは、磁気不良を起こしてしまっている可能性が高いです。磁気不良とは、カードの裏についている黒い線「磁気ストライプ」の磁気が異常をきたしている状態のことを指します。磁気不良が起こるとカードの磁気を読み込めなくなり、決済ができなくなってしまいます。

会計時にカードが使用できないと、カード自体に問題があると疑う方がいると思いますが、別の原因も考えられます。

カードが使用できない要因として、お店の端末が故障していることでカードが利用できないケースもあります。1回利用できなくても慌てずに、数店舗で試してから再発行などの対処をするようにしましょう。

カードの磁気不良を防ごう!

カードは磁気を発するものと一緒にすると磁気不良を起こしやすく、急に利用できなくなってしまうリスクがあります。今回ご紹介した方法を実践し、磁気不良を起こさないように気をつけましょう。

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