男の子の初節句のお祝いは?

子ども 2021.03.12

日本には、季節ごとにさまざまな行事があります。その中の1つ「節句」は、子どもの成長と無病息災を願うために行う行事であり、昔から多くの家庭がこの伝統を守ってきました。

令和になり、様々な行事が簡素化されてきてはいますが、「我が子の初節句はしっかり祝ってあげたい」と思う親は多いはず。そこで今回は、男の子の初節句の祝い方に焦点を当てて紹介します。

男の子の初節句の日は5月5日

そもそも「初節句」とは、自身の子どもが初めて迎える「節句」のことを指します。

上述したように、子どもの成長を喜ぶとともに無病息災を願うお祝い行事として、古くから伝統行事として受け継がれてきました。ちなみに初節句の日は男女で異なります。女の子は3月3日の「桃の節句」、男の子は5月5日の「端午の節句」と考えられており、端午の節句には五月人形や鯉のぼりを飾るのが一般的だと言われています。

初節句にふさわしい祝い方

男の子版・初節句の祝い方
男の子版・初節句の祝い方

皆さんは、初節句で食べる食べ物や部屋に飾る飾り物の意味をご存じでしょうか。ここでは我が子、孫の初節句を盛大にお祝いするうえで知っておきたい、初節句の飾り物や食べ物の意味をご紹介します。

まず飾り物に関してですが、男の子の場合は「兜(五月人形)」や「鯉のぼり」を飾ります。兜(五月人形)には、「男の子を厄災から守る」「立派に成長する」という2つの願いが込められており、鯉のぼりは「環境の変化に流されず、自分の力で歩いていく子どもの成長」が象徴されているようです。

食べ物に関しては、「ちまき」や「柏餅」を食べる習慣があります。従来、ちまきは解毒作用があり「魔よけのお守り」と称されていた菖蒲(しょうぶ)の葉に包まれていました。現在はほとんどが笹に包まれていますが、菖蒲の葉に包まれたちまきには、厄除けの効果があると信じられていたのです。

また「柏餅」を包む柏の葉については、「子孫繁栄」の意味があると考えられています。新しい芽が出るまで古い葉が落ちないという特性からきているようです。他にも「出世魚(しゅっせうお)」として考えられているブリ、「勝男」という言葉とかけた鰹、「まっすぐに伸びる子ども」を象徴している「たけのこ」も、節句の行事には縁起が良いと考えられています。

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兜(五月人形)や鯉のぼりを買う人は誰でもいい

飾り物に関しては、誰が買わなければいけないという明確な決まりはありません。従来は、兜(五月人形)や鯉のぼりを嫁入り道具のひとつとして考えられていたため、子どもの両親または母方の実家が購入するというのがほとんどでした。

ただ、昨今は両家折半という形も多くなってきています。したがって初節句の飾り物を誰がどのように購入するかは、各家族で話し合うのが良いのではないでしょうか。

兜(五月人形)や鯉のぼりを飾る時期の目安は近い

兜(五月人形)と鯉のぼりは、飾る時期の目安がそれぞれ異なりますが、日にちとしてはとても近いのが特徴です。兜(五月人形)は、「内飾り」と言われることもあり、家の中に飾るものです。時期としては、春の彼岸が過ぎれば飾ってもいいとされているのがほとんどでしょう。そのため4月に入ってから飾り始めるところが多いそうです。また六曜の「大安」の日に飾る家庭もあるようです。

一方、鯉のぼりは家の外に飾ることから「外飾り」と言われています。飾る時期は、4月上旬~中旬に飾るのが目安のようです。もし初節句で鯉のぼりを購入する場合や、家紋や名入れを考えている場合は、1ケ月ほど納期に余裕を見て購入した方が良いでしょう。

1点、気を付けることがあるとすれば、「一夜飾り」にしないことです。「一夜飾り」とは、節句の前日や当日に兜(五月人形)を慌てて飾ることであり、古くから縁起が悪い行為として考えられてきました。せっかく節句で厄災を払おうとしているのに、縁起が悪いことをするのは良くない、厄を払うことはできないという考えがあります。4月に入れば、いつから飾っても早すぎるということはありません。遅くても節句の2週前までに飾るようにしましょう。

ちなみに片付ける時期にも厳格な決まりはありません。ただし、兜(五月人形)は湿度に大変弱く、鯉のぼりも雨で濡れてしまうのは良くないと言われています。したがって湿度が高くなる6月よりも前に片付けるのがベストです。

4月生まれたばかりの男の子はいつ初節句になるのか?

4月に生まれた男の子は、生後1ヶ月で初節句をむかえることになります。ただこれはあくまで形式上の話であって、必ずしも生後1ヶ月から初節句の行事を行う必要はありません。そもそも新生児は、体調が安定しない時期でもあります。子育てに関わる両親の負担も大きく、子どもの体調以外のことはあまり考えられないことがほとんどでしょう。生後1ヶ月から初節句を執り行うのは難しいと感じた場合は、翌年の5月に初節句を執り行うようにしましょう。その方が落ち着いてお祝いできます。

初節句のお祝い品

初節句におすすめな祝い品
初節句におすすめな祝い品

男の子の初節句では、兜や鯉のぼりを飾りますが、それ以外にもお祝い品を送ることもあります。

和装ロンパース

子育てに欠かせないロンパースは、節句にぴったりな和装タイプもあります。

和装ロンパースなら、初節句はもちろん、結婚式や披露宴といったフォーマルな場面でも活躍します。

身長計

節句は子どもが健やかに成長することを祝うタイミングです。そのため、身長計は初節句に適したプレゼントといえます。180cmまで測れる身長計であれば、長い期間使用できます。

柏餅

柏の葉は、新芽が出るまで落ちないため、跡継ぎが絶えないことを意味し、縁起の良い食べ物として知られています。

スイーツとしての柏餅はもちろん、柏餅を模した飾り物も初節句のプレゼントとして適しているでしょう。

初節句のお祝いにお返しは必要?

もし初節句を祖父母や義父母から頂いた場合は、基本的にお返しを用意します。お返しする品にこれといった決まりはありませんが、彼らをお祝いの食事会に招待して一緒にお祝いするのが良いお返しになるでしょう。孫の顔を見ることもできます。もしホームパーティーが難しければ、ホテルや料亭など旅館を予約しお祝いするのも1つの手段でしょう。

ただ、昨今はコロナ禍のため、なかなか親族で集まることが難しい状態です。そのような場合は、事情を話したうえでお返しの品を郵送しましょう。初節句のお返しの品には「紅白蝶結び」ののし紙を使用してください。こちらはお祝い事のお返し全般に使えるものなので、覚えておいて損はないでしょう。

表書きについてはいくつかルールがあります。上段に「初節句内祝」または「内祝」、下段に赤ちゃんの名前を書き、親の名前や苗字は書かないというのが基本です。このルールを守っていれば、義父母に失礼となることはありません。

4、5歳のお子さんの節句に合わせ防犯意識を高める

4、5歳のお子さんの節句を執り行う場合は、今後のことも併せて考えておきましょう。年齢的にはそろそろ小学校に進学する時期です。おそらく1人で留守番をする機会も増えるでしょう。

そこで気になるのが留守番中のトラブルです。そこで導入をご検討いただきたいのがALSOKのホームセキュリティとまもるっくサービスです。

ALSOKのホームセキュリティは、長時間の外出からちょっとしたお出かけ、そして在宅中まで、最新のセキュリティシステムでお客様のお住まいを24時間365日体制で見守ってくれるサービスのことです。また万一の時は、ガードマンが迅速に駆けつけてくれます。

また、まもるっくサービスとは、子どもがもしトラブルに巻き込まれたとしても、ストラップを引くだけですぐにブザーが鳴り、ALSOKのガードマンが駆けつけてくれるGPSみまもりサービスのことです。どちらも大事な子どもを危険から守るために役立つサービスです。下記URLから、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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