シロアリから大切な家を守るための対策

住宅設備2021.03.23

戸建て住宅の大敵"シロアリ"。

シロアリの食害スピードは速く、その存在に気がついた時にはすでにあちこち食い荒らされ、家がボロボロになってしまっていることも。

シロアリによる被害は大きいため、そもそも家に侵入させないように対策をすることが重要です。

この記事では、シロアリから大切な家を守るための対策方法をご紹介していきますので、シロアリ被害が心配な方は、できることからすぐに実践してみてください。

シロアリとは?

住宅に使われている木材を食害するシロアリ。

名前に"アリ"とついていますが、実はアリの仲間ではなく、ゴキブリに近い生き物です。

日本で住宅に大きな被害を与えているのは、主にヤマトシロアリ、イエシロアリ、外来種のアメリカカンザイシロアリの3種と言われています。

ヤマトシロアリ

関東で多く見られるのが、「ヤマトシロアリ」です。北海道の北部を除く、日本全国に生息しています。

主に建物の床下から侵入し、住宅の木材を食べながら移動。湿った木材を好むため、湿気の多い建物の場合は、天井まで被害が広がっていることもあるそうです。

イエシロアリ

「イエシロアリ」は寒さに弱く、主に関東より南の太平洋側に生息しています。

イエシロアリの特徴は、大きな塊状の巣を形成すること。

またイエシロアリは水を運ぶことができるため、湿った木材だけでなく、乾いた木材やコンクリートの建物にも被害を及ぼします。

ヤマトシロアリよりも食害スピードが速いため、被害が大きくなりがちです。

近年、温暖化や断熱性・気密性の高い住宅が増えた影響で生息地が北上しているとのことなので、今後は寒い地域でも注意が必要になります。

アメリカカンザイシロアリ

「アメリカカンザイシロアリ」は外来種で、主に輸入家具などに紛れ込んで侵入します。在来種の2種類とは異なり、土の中ではなく、食害した木材そのものに巣を作ります。

輸入家具から家全体に被害が広がってしまうこともあるため、巣の痕跡やフンなどを発見したら、すぐに駆除しましょう。

シロアリが発生する原因は?

シロアリは、もともと土の中に生息している生き物です。ではどうして住宅に侵入してきてしまうのでしょうか?

シロアリの好むものが揃っている

シロアリは、暖かく湿った環境を好む生き物です。天敵であるクロアリが苦手な環境でもあり、暖かく湿った場所は、シロアリにとって安心できる居心地の良い場所ということ。

またシロアリは動物の死骸のほか、湿った木材を好んで食べます。特に腐朽した木材は大好物なようです。

この好むものが揃っていると、シロアリが集まってきてしまうのです。

住宅の中で、シロアリが発生しやすいと言われている場所は、以下の通り。

  • 床下
  • 天井裏
  • 台所・お風呂・トイレ・洗面所などの水回り
  • 押入れ
  • 玄関
  • 結露が発生する場所
  • 庭のウッドデッキ

最近の住宅は断熱性・気密性が高くて暖かく、特に床暖房を設置している場合、床下はシロアリにとって最適な生息場所になります。

また天井裏やお風呂場、押入れなどに湿気が溜まってカビが生えていたり、雨漏りや水漏れが発生したりしている場合は、要注意です。

侵入ルートは床下や外壁の亀裂など

シロアリの侵入ルートは、主に床下です。特に地面が土の場合は、簡単に住宅に侵入できてしまいます。

また基礎や外壁のわずかな隙間や亀裂からもシロアリは侵入してきます。

庭に木材などを置いていると、そこを伝って侵入されるケースも。

稀ですが夏の時期に、羽アリが窓などから入り込んで住み着いてしまうこともあります。

番外編:ゲジゲジやムカデが発生する原因は?

ドアの隙間、サッシや網戸の隙間、換気扇の隙間などから、ゲジゲジやムカデが侵入してくることがあります。

ゲジゲジやムカデは、基本的に屋外に生息する生き物。ではどうして家の中に侵入してきてしまうのかというと、実は食べ物の虫、ゴキブリやクモ、シロアリなどを探しに来ているのです。

つまりゲジゲジやムカデを見つけたら、他の虫がいる可能性が高いということ。そのため、すぐに害虫駆除業者に相談をして、点検してもらうのがおすすめです。

ちなみに、ゲジゲジとムカデは全く別の生き物です。ムカデは強い毒を持ち、人間に噛みつくこともありますが、ゲジゲジは無害。

害虫を捕食してくれるため、ちょっと気持ち悪いかもしれませんが、ゲジゲジはそのまま優しく見守ってあげるか、外に逃してあげたいところです。

シロアリから大切な家を守るための対策

シロアリから大切な家を守るための対策
シロアリから大切な家を守るための対策

ここからは、シロアリを家に寄せつけないための対策をご紹介していきます。

定期的に家の周囲を点検しきれいにする

まずは定期的に家の周囲を点検し、シロアリが侵入できる場所がないか、すでにシロアリが侵入した痕跡がないかをチェックしましょう。

基礎や外壁に亀裂が入っていたり、建物に傷んでいる部分があったりする場合は、すぐに修繕を。

また家の周囲に置いたもので換気口が塞がっていないかを確認し、塞がっている場合は、すぐにものを移動します。

地面に木材や段ボールを置いている場合は、すぐに廃棄するか、そのまま置いておく必要がある場合には、下にビニールシートを敷いて地面と接さないようにします。間違っても家の中に入れないこと。

基礎や外壁に、不自然な土の線(蟻道)がある場合は、すでに家の中にシロアリが侵入している可能性があるため、すぐに専門業者に点検を依頼してください。

庭のウッドデッキもシロアリの被害に遭いやすいです。

すでにウッドデッキを設置している場合は、防水加工や防腐剤の散布をしましょう。

これからウッドデッキを設置する場合は、人工木を使用したものを設置するのがおすすめです。

湿気・カビ・雨漏り・水漏れ対策を行う

湿気・水気の対策を徹底的に行いましょう。

水回りを中心に、部屋全体の換気を定期的に行います。結露の対策も忘れずに。結露が発生した場合は、こまめに拭き取りましょう。

また押入れの角など、湿気が溜まりやすくカビが生えやすい場所は特に注意。スノコを敷く、吸湿剤を置くといった対策のほか、定期的に扉を開けて換気します。

雨漏りや水漏れは、すぐに対処し、濡れた場所をそのままにしないこと。定期的に点検をして、雨漏りや水漏れを防ぐことも重要です。

薬剤を散布する

シロアリ予防として、薬剤を散布する方法もあります(バリア工法)。

床下の土に薬剤を散布し、シロアリが土から出てくるのを防ぐ「土壌処理」と、住宅の木材に薬剤を吹き付けて食害を防ぐ「木部処理」の2種類がありますが、両方行った方が効果が高いです。

素人が扱える薬剤も販売されていますが、専門業者に依頼する方が安全で確実なためおすすめです。効果は5年程度なので、定期的に行うようにしましょう。

毒餌を設置する

「ベイト工法」と呼ばれる、毒餌を住宅の周囲に設置する方法もあります。

毒餌には主に「脱皮阻害剤」が含まれていて、毒餌を食べたシロアリは、脱皮ができなくなって死に至ります。

人間やペットへの悪影響はないため、薬剤の影響を心配する方におすすめの方法ですが、即効性はなく、効果が現れるまでに時間がかかります。

ALSOKのハウスサポートでシロアリ対策を

シロアリを侵入させないためには、家や周囲をきれいに保つことが重要です。

長年住んでいて、カビや傷みが気になるところがある場合は、一度専門業者に頼んで徹底的に掃除をしてもらったり、修繕してもらったりするのがおすすめ。

またもし万が一シロアリを発見したら、すぐに専門業者に駆除を依頼しましょう。

シロアリの食害スピードは速く、少し放っておくだけですぐに家をボロボロにされてしまいます。被害が広がるほど住宅の修繕にかかる費用がかさむため、素早い対応が肝心です。

ALSOKのハウスサポートなら、ハウスクリーニングからシロアリ駆除まで、シロアリに関するトータルサポートが可能です。

なかなか落ちないカビの除去から、毎日のお掃除まで、プロが清掃をサポート。また雨漏りや水漏れといったトラブルにも対応します。

シロアリ駆除では、安全性に配慮したニオイの少ない薬剤を床下へ散布し、シロアリを駆除すると共に、再度の侵入を防ぎます。

住宅のシロアリ被害が心配なら、ぜひ一度、ALSOKホームサポートにご相談ください。

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