子どもの事故を考える グラフで見る事故別の特徴

子ども 2023.12.25更新
子どもの事故を考える グラフで見る事故別の特徴

2020年以降、新型コロナウイルスの流行により全国で臨時休校等の措置がとられました。子どもだけで留守番をさせざるを得ない状況になり、頭を抱えてしまった共働き世帯のご両親も多かったかもしれません。ここでは子どもの留守番に潜む危険・事故のリスクとその対策をご紹介します。

留守番に潜む危険について考える

まず子どもだけでの留守番に潜んでいる危険について考えてみましょう。
いきなり少しショッキングなデータですが、厚生労働省が発表している「令和4年(2022)人口動態統計月報年計(概数)の概況」によると、0歳から14歳までの子どもの死因の上位5位には、どの年齢層でも「不慮の事故」が入っていることがわかります。小学生にあたる年代の5~9歳、10~14歳をみても決して少ない人数ではありません。

2022年の子どもの年齢別(死亡数、死亡率(人口10万人対))

出典:厚生労働省「令和4年(2022)人口動態統計月報年計(概数)の概況 第7表 死亡数・死亡率(人口10万対),性・年齢(5歳階級)・死因順位別」をもとに作成

※1)乳児(0歳)の死因については乳児死因順位に用いる分類項目を使用している。

※2)死因名は次のように略称で表記している。

  • 心疾患:心疾患(高血圧性を除く)
  • 先天奇形等:先天奇形,変形及び染色体異常
  • 呼吸障害等:周産期に特異的な呼吸障害及び心血管障害

※3)0歳の死亡率は出生10万に対する率である。

5~14歳における不慮の事故の原因を見てみると、「5~9歳」と「10~14歳」の両方で最も多いのは「不慮の溺死及び溺水」(それぞれ31.1%、28.8%)、2番目に多いのは「交通事故」(それぞれ22.2%、17.3%)となっています。

不慮の事故による年齢別死因の割合

出典:厚生労働省「令和4年 人口動態統計 上巻 死亡 第5.31表 不慮の事故による死因(三桁基本分類)別にみた年齢(5歳階級)別死亡数」より作成

※ 「その他」には、「煙,火及び火炎への曝露」、「有害物質による不慮の中毒及び有害物質への曝露」、「生物によらない機械的な力への曝露」、「電流,放射線並びに極端な気温及び気圧への曝露」、「熱及び高温物質との接触」、「有毒動植物との接触」、「無理ながんばり,旅行及び欠乏状態」、「生物による機械的な力への曝露」、「その他及び詳細不明の要因への不慮の曝露」を含む

また、溺水事故の中では小学生は自然の水域での溺水(川や海での溺水事故)が多くを占めますが、浴槽での溺水事故も少なくないことがわかります。普段から子どもが一人で水または湯がためられているお風呂に近づかないように言って聞かせるようにしましょう。また、子どもの留守番時にはお風呂のお湯(水)は抜いておくようにしましょう。

不慮の溺死及び溺水の年齢別死因の割合

出典:厚生労働省「令和4年 人口動態統計」
厚生労働省「令和3年 人口動態統計」
厚生労働省「令和2年 人口動態統計」
厚生労働省「令和元年 人口動態統計」
厚生労働省「平成30年 人口動態統計」
それぞれ「下巻 1-1 死亡数,死因(三桁基本分類)・性・年齢(5歳階級)別 (2) ICD-10コード V~Y、U」をもとに作成

※「その他」には「水泳プール内での溺死及び溺水」「浴槽への転落による溺死及び溺水」「水泳プールへの転落による溺死及び溺水」を含む

また、厚生労働省が発表している「平成30年~令和4年の人口動態統計」によると、5~9歳と10~14歳の両方における転倒・転落・墜落で最も多いのは「建物又は建造物からの転落」(「転倒・転落・墜落」のうちそれぞれ45.5%、77.4%)となっています。0歳はベッドからの転落による死亡例があり、2歳と4歳では建物又は建造物からの転落による死亡例があります。

住宅ではベランダや窓からの転落事故が懸念されるので、窓の施錠をしっかりと行い、テーブルや布団といった足場になりやすい物を近くに置かないなどの対策を行いましょう。

転倒・転落・墜落の年齢別死因の割合

出典:厚生労働省「令和4年 人口動態統計」
厚生労働省「令和3年 人口動態統計」
厚生労働省「令和2年 人口動態統計」
厚生労働省「令和元年 人口動態統計」
厚生労働省「平成30年 人口動態統計」
それぞれ「下巻 1-1 死亡数,死因(三桁基本分類)・性・年齢(5歳階級)別 (2) ICD-10コード V~Y、U」をもとに作成

※「その他」には「他人との衝突又は他人に押されることによる同一平面上でのその他の転倒」「ベッドからの転落」「その他の家具からの転落」を含む

「東京消防庁の救急搬送データ(2012~2016年)に基づき、消費者庁が集計したデータ(「平成30年版 消費者白書」による)によれば、「落ちる」を原因とした人口あたりの救急搬送者数は、1歳のときが最も多く1万人あたり約60人となっています。一方で、重症以上の割合は、7~14歳のときが最も高く、3.2%となっており、子どもが小学校に入った後でも油断できないということが分かります。」

「落ちる」の年齢別初診時危害程度

出典:消費者庁「平成30年版 消費者白書」

※1)東京消防庁「救急搬送データ」(20012-2016年)に基づき消費者庁が集計。

※2)各年齢後の()内は2012年から2016年までの5年間の救急搬送人員数。

※3)総務省「国勢調査」(2015年)の人口(東京都のうち稲城市、島しょ地区を除く地域)を2012年から2016年までの平均人口として人口当たりの救急搬送人員数を算出した。

※4)「軽傷」は軽易で入院を要しないもの、「中等症」は生命の危険はないが入院を要するもの、「重症」は生命の危険が強いと認められたもの、「重篤」は生命の危険が切迫しているもの、「死亡」は初診時死亡が確認されたものを表す。

下記グラフは、日常生活の事故によって救急搬送された18歳以下の者について、年齢別に事故種別の割合を表したものです。
ものがつまる、落ちる、ころぶ、やけど、ぶつかる、はさむ・はさまれる、切る・刺さる、おぼれる、かまれる・刺される、と日常生活の中にこれだけの事故の可能性が潜んでいるということを改めて認識しておきましょう。たかが留守番と思いがちですが、愛するわが子に万一のことがないとも限りません。悲しい事故に遭わないように、刃物類は子どもの手の届かないところで管理する、赤ちゃんのぶつかり対策として家具などの角にコーナークッション(コーナーガード)を取り付けるなどの対策を日頃から意識すると良いでしょう。

年齢・事故種別ごとの救急搬送人員数の割合

出典:東京消防庁「救急搬送データから見る日常生活事故の実態(令和3年)」をもとに作成

※事故種別が「その他」「不明」を除く

ホームセキュリティを利用して留守番を安全に管理

以上のように、一見安全そうにみえる家庭内での留守番にも、子どもが命に関わるケガをしてしまう危険・事故のリスクが潜んでいます。では、これらの事故を防ぐために、どのような対策をするべきなのでしょうか。

対策としては子どもと留守番時に守るべき約束事をしっかり話し合って決めて、それをしっかり守らせるということがあります。ベランダには出ない、刃物類には触らないといった具体的なルールを決めておくと良いでしょう。
また、子どものけがや事故の原因になり得る家具や設備をチェックして、あらかじめ対策しておきましょう。例えば、窓はきちんと施錠しておく、浴槽のお湯(水)を抜いておく、家具の角にコーナークッション(コーナーガード)を取り付けておく、などが考えられます。
万一の事態を防ぐために、自宅内の危険をできるだけ排除するようにしましょう。

しかし、留守番時のルールを決め、安全対策を行ったとしても、留守番をしている子どもへの不安は完全に拭いきれるものではありません。「外出先でも子どもの様子を見守りたい」と思っているご家族の方も多いのではないでしょうか。

そんな時に役立つのがALSOKの見守りサービス「アルボeye」です。

屋内をカメラで見守る「アルボeye」

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GPS端末で見守る「まもるっく」

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