空き巣や強盗にマーキングをされたらどう対処する?消し方や防犯対策を解説!
本記事では、空き巣や強盗による「マーキング」の消し方から、被害を防ぐための効果的な防犯対策までを分かりやすく解説します。
自宅の玄関や郵便ポストなどに見知らぬマークやシールが貼られているのを発見した場合、それは空き巣や強盗による「マーキング」かもしれません。空き巣や強盗は、ターゲットの家に目印を残すマーキングという手口を使うケースがあります。もし発見したら、消して良いのか、警察に相談すべきか、判断に迷う方も多いのではないでしょうか。
【この記事で分かること】
- マーキングを発見したときの対処方法
- 素材別、種類別のマーキングの消し方
- ターゲットにされないための具体的な防犯対策
目次
- 資料請求・お問い合わせ
-
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空き巣や強盗が下見でつける「マーキング」とは?
マーキングとは、空き巣や強盗が下見の際に目印として残すことがあるサインのことです。自分のメモとして残しているだけでなく、複数人の犯行グループが情報共有するために利用しているケースがあります。
一方で、マーキングは空き巣や強盗だけではなく、訪問販売員や新聞販売員などが営業の目印としてつけていることもあります。すべてのマーキングが犯罪目的とは限りませんが、見慣れない印を見つけた際は警戒することが重要です。
マーキングされやすい場所は、玄関ドア、表札や郵便ポストなどが代表的ですが、空き巣の侵入口となる窓やベランダ周辺なども狙われるケースがあります。
マーキングの種類や記号の意味について、詳しくは下記コラムをご参照ください。
関連コラム:空き巣が残すマーキングの種類は?記号の意味や見つけたときの対処法マーキングに気付いたらどうする?消してよい?
マーキングを発見した場合は、以下の3つのステップで対応してください。
- 証拠として撮影する
- 警察に相談する
- すぐに消す
証拠として撮影する
マーキングを見つけたら、消す前にスマートフォンなどで撮影することが重要です。撮影した写真は、警察や建物の管理会社へ相談する際の証拠資料として役立ちます。日時や場所とともにマーキングを記録しておくと、後の対応がスムーズになります。
警察に相談する
写真を撮って記録し、最寄りの警察署・交番に相談しましょう。相談内容によっては、地域の防犯パトロールを強化してもらえる場合があります。また、警察への相談記録は、万が一被害が発生した際の対応においても重要な情報となります。
すぐに消す
マーキングの写真を撮ったら、すぐに消すことが大切です。そのまま放置していると、空き巣や強盗に「書かれたことに気づかれていない=防犯意識が低い」と思われ、ターゲットにされやすくなります。撮影後は時間をおかずに消すことで、空き巣や強盗の存在に気づいて警戒していることのアピールとなります。
マーキングの消し方
マーキングを消す前に記録を残したうえで、素材を傷めない方法で速やかに除去しましょう。マーキングは種類や付着した素材によって、適切な除去方法が異なります。
- 油性マジックは溶剤系のアルコールや除光液で除去
- チョークは水拭きが基本
- シール・テープはドライヤーで温めてから剥がす
- 傷は深さや素材に応じた補修材で対応
油性マジック
油性マジックのインクには、無水エタノールや除光液(アセトン系、素材により変色の恐れに注意)が有効です。布やコットンに少量含ませ、インクを溶かすように優しく拭き取ります。木材など吸収性の高い素材は、インクが内部に浸透しやすいため、強く擦らず少しずつ処理するのがポイントです。また、メラミンスポンジは研磨作用があるため、塗装面への使用は避けてください。作業前は必ず目立たない部分で試しましょう。
チョーク
一般的なチョークは水溶性のため、濡らした雑巾や布で拭き取ることができます。木材に書かれている場合は、乾いた布やブラシで粉を払い落とし、汚れが広がらないようにしてから水拭きします。
油性のチョークマーカーで書かれている場合は、アルコールやエタノール、または専用の落書き落としが有効です。
シール・テープ
シールやテープは、無理に剥がすと素材を傷めたり、糊が残ったりする場合があります。そのため、ドライヤーで30秒~1分ほど温めて、端からゆっくり剥がしましょう。ドライヤーのコードが届かないなどの場合は、食器用洗剤(中性洗剤)を染み込ませる方法も効果的です。
残った糊は、シール剥がし剤やアルコール、食用油などで除去できます。素材によっては熱や溶剤で変色・劣化する場合があるため、事前にテストを行いましょう。
傷
刃物などで意図的につけられた傷は、深さや素材に応じた方法で補修します。
- 軽微な傷:補修ペンや補修シートで対応する
- 深い傷:やすりで周囲を平らに整えてから補修材を充填する
- アルミ製の部分:専用の金属用補修材を使用する
削り過ぎるとコーティングが剥がれる原因となるため、少量ずつ慎重に作業しましょう。
マーキングされたあとは必ず防犯対策を実施しよう
マーキングを消しただけでは不十分です。 一度ターゲットとして見られた可能性があるため、「侵入しにくい家」「狙いにくい家」に変える対策を組み合わせて行いましょう。
まずは次の5カテゴリから、できることを優先して実施してください。
- 窓・ドア:侵入口を固めて「時間がかかる家」にする
- 屋外:見られている・記録される環境をつくる
- 生活習慣:留守や生活パターンを悟られない
- 地域:不審者に気づける関係をつくる
- ホームセキュリティ:人手と仕組みで総合的に守る
このあと、カテゴリごとに具体策を解説します。
窓・ドアの対策:侵入口を固めて「侵入に時間がかかる家」にする
侵入に時間がかかるほど、犯行をあきらめさせる効果が期待できます。
- 施錠を徹底する(在宅中も含む)
- 補助錠を設置する(ワンドア・ツーロック)
- 窓用の防犯ブザー(アラーム)を設置する
- 窓に防犯フィルムを貼る
- 玄関ドアの防犯性を高める(錠・ガードプレート等)
屋外の対策:不審者に「見られている・記録される」と思わせる
明るさと監視されているというプレッシャーは、下見・接近の段階で抑止力になります。
- センサーライトを設置する
- 防犯カメラを設置し、ステッカーを貼る
生活習慣の対策:留守・生活パターンを悟られない工夫をする
不在が分かる家、生活が読みやすい家は狙われやすくなります。
- 郵便物や新聞を溜めない(長期不在時は停止・回収依頼)
- 外から室内の様子を見えにくくする(カーテン・ブラインド等)
- タイマー式照明で在宅を装う
地域の対策:近隣と情報共有し、早期発見につなげる
地域ぐるみの目があると、不審者は動きにくくなります。
- 普段から挨拶し、顔見知りの関係をつくる
- 不審なサイン(マーキング等)を見つけたら共有する
ホームセキュリティ:自力対策の限界を仕組みで補う
不安が残る場合は、24時間の監視と駆けつけ体制で総合的に守る方法が有効です。
- 異常を検知→状況確認→必要に応じて関係機関と連携
- マーキング後の不安や、対策の手薄を補える
マーキングを見つけた後の不安や、自力での対策に限界を感じている場合には、ホームセキュリティの導入を検討することをおすすめします。
まとめ
マーキングは、空き巣や強盗が犯行前にターゲットの情報を共有するために残す目印です。発見した場合は消す前に写真で記録し、速やかに除去したうえで警察に相談することが基本的な対応手順です。消し方は素材や種類によって異なるため、それぞれに合わせた方法で対応しましょう。マーキングを消した後も安心せず、施錠の徹底や補助錠の設置、防犯カメラの導入、ホームセキュリティの活用など、総合的な防犯対策を実施することが被害を防止するための最善策です。
空き巣や強盗のマーキングに関するよくある質問
Q:空き巣にマーキングされやすい場所はどこですか?
A:玄関ドア・表札・郵便ポスト・インターフォン・窓・ベランダ・メーターボックスなどです。見落としやすい底面や裏側も定期的に確認しましょう。
Q:防犯カメラのステッカーは逆効果ですか?
A:ステッカーだけだと逆効果になることがあります。実際に録画できるカメラを設置したうえで、自然な位置に表示するのが基本です。
Q:「マーキング」以外に空き巣や強盗の前兆はありますか?
A:無言電話が繰り返されたり、不審な訪問者が来たりした場合は注意が必要です。また、郵便ポストの郵便物が抜かれた形跡がある場合や、見慣れない人物が近隣をうろついている場合も、犯行前の下見である可能性があります。異変を感じたら、早めに警察に相談しましょう。
Q:玄関やポストに白いテープ/白いシールが貼られていました。マーキングの可能性はありますか?
A:可能性はありますが、必ず犯罪目的とは限りません。まずは写真を撮って記録し、すぐに剥がして痕跡も拭き取りましょう。不安が残る場合は、最寄りの警察署や交番に相談すると安心です。
Q:ガスメーターやメーターボックスの“数字・印”は、空き巣のマーキングですか?
A:検針や設備管理の表示など、正当な理由の印もあるため断定はできません。見慣れない印で不自然に感じたら、写真で記録したうえで管理会社・大家、または警察へ相談してください。
Q:玄関ドアに細い傷や小さな傷が増えていました。どう対応すべきですか?
A:まずは傷の状態を撮影して記録し、可能なら補修して目立たなくしましょう。あわせて施錠の徹底や補助錠、防犯カメラなど侵入対策を強化し、心配なら警察に相談するのが安全です。
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