入学式の服装はどうする?母親の服装や着こなしマナー

子ども 2022.08.31(2023.09.27更新)
入学式の服装はどうする?母親の服装や着こなしマナー

子どもの小学校入学を控えている保護者の方は、今からどのような準備をすべきかと考えを巡らしていることと思います。特に母親の方が入学式に着る服装はスーツや和服などから選ぶ必要があるため、多くの方は悩みの原因となることでしょう。
この記事では、子どもの入学式での母親の服装や、服装の種類に応じたメリット・デメリット、式当日のマナーなどをご紹介します。

目次

入学式の母親の服装はセミフォーマルが基本

入学式の母親の服装はセミフォーマルが基本

子どもの入学式に付き添う際の母親の服装は、基本的に「セミフォーマル」が望ましいと言われています。ここでは「セミフォーマル」についてご説明した後に、入学式で母親が着るべき代表的な服装としてスーツをご紹介します。

セミフォーマルとは

セミフォーマルとは、日本語に直すと「準礼装」という意味。具体的には、女性の正式なフォーマルであるイブニングドレスほどの格式が求められない、セレモニースーツやパーティ用ドレスなどの服装を指します。出向く場所がパーティであればパーティドレスが適していますし、式典などの場合はセレモニースーツがふさわしいでしょう。
子どもの入学式は「式典」にあたりますから、セレモニースーツとして販売・仕立てがされているスーツを選定することが一般的です。

スーツの色やスタイル

入学式は、基本的に祝賀ムードが漂うおめでたい式典と言えるでしょう。そのため、母親のスーツも色味は全体的に明るいトーンの白、淡いブルーやイエロー、パステル調のピンクやグリーンなどが好まれる傾向です。ベージュや淡いグレーでも良いのですが、小物との組み合わせによっては少し落ち着いた印象になるかもしれません。その場合は靴やアクセサリー、バッグなどの小物で少しだけ華やかめの色を選んでバランスを取りましょう。
スーツスタイルはブラウスにジャケット、スカートの組み合わせが一般的ですが、ワンピースにそれと同じ生地のジャケットやボレロを羽織るセットアップもおすすめです。特に母親が妊婦さんの場合は、ワンピースをベースにしたセットアップが役立つでしょう。

卒業式に着る服装との違い

入学式のスーツには淡く明るめの色合いが選ばれることが多いのですが、卒業式での母親の服装には一般的に黒やグレー、紺色などのダークトーンが選定されやすい傾向です。卒業式にはお別れやお礼の意味合いも強くあるため、その厳粛な雰囲気に馴染むための選択がされていると言えそうです。

着こなしのマナー

入学式で母親が着るスーツでは、スカートとパンツのどちらを選んでも大丈夫です。セミフォーマルには着方にもマナーがあり、入学式の場合はスカートとパンツそれぞれで以下のような着こなしを心がけると良いでしょう。

【スカートの場合】

スカートの長さは膝くらいまでの丈とし、それより長すぎず短すぎないことが望ましいでしょう。ストッキングはヌードカラー(肌色)のものを着用し、入学式の季節がまだ寒い地方などでタイツをはく場合も、色はヌードカラーを選びましょう。

【パンツの場合】

パンツスーツで地味な色味や堅い雰囲気のデザインを選んでしまうと、仕事場からそのまま来たような印象を与えてしまいます。華やかな雰囲気のジャケットを選んで着用するなどし、お仕事感が出ないようひと工夫すると良いでしょう。

服装の種類ごとに異なるメリット・デメリット

入学式の母親の服装メリット・デメリット

入学式の母親の服装はスーツが一般的ですが、近年少数になったものの着物を着用する方もいらっしゃいます。ここでは入学式の服装をスーツ・ワンピース・着物の3通りに分類し、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

スーツ

入学式にスーツで出向くメリットは、なんといっても多くの方が選ぶ服装のため無難であることです。また普段のお仕事でスーツを着慣れている方も多いと思いますので、着心地に日常との違和感が少ない点もメリットとして挙げられます。

ワンピース

ワンピーススタイルのメリットは、スーツよりも堅い印象がなくエレガントさを強調できる点です。ただ、華やかになりすぎると式の雰囲気にそぐわない可能性もあり、それがデメリットになってしまう可能性も。ワンピースを選定する際もスーツスタイルに準じたデザインを選ぶなどし、場にふさわしい印象を与える工夫が大切です。

着物

入学式で和装をする場合、セミフォーマルに該当する着物は「訪問着」です。着て出向くだけでお祝いムードをぐっと盛り上げられることが、入学式に着物を着るメリット。しかし、母親の訪問着もあまりに派手だと、やはり場違いな印象を与えてしまうでしょう。
また動きにくい点も、着物のデメリットです。

入学式に着用するアクセサリーやバッグ

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入学式の母親の服装についてご説明してきましたが、アクセサリーやバッグなどの小物選びも忘れてはいけません。ここでは、入学式に適したアクセサリー・バッグについてご紹介します。

控えめなパールアクセサリー

セミフォーマルに似合うジュエリーを選ぶなら、やはりパールでしょう。入学式のファッションでも、小さめのパールネックレスや1玉パールのペンダントが活躍します。その場合はピアスやイヤリングもパールで統一すると、すっきり見えて好印象です。ゴールドやシルバーのアクセサリーを選ぶ場合は、重量感がなく華奢なデザインを選ぶことがポイント。

コサージュ

大きく華やかすぎるコサージュは重く見え、落ち着いた印象を与えてしまうことも。毛糸・ビーズなどを合わせた異素材ミックスのものや、ダリアや桜など可愛いらしいデザインを選ぶと若々しくフレッシュに見えます。

フォーマル感のあるバッグ

つい普段使いのハンドバッグを持っていきたくなりますが、バッグもこの日はセミフォーマルに準じたものを選びましょう。ブラックフォーマル用のバッグや、結婚式のドレスに合わせるパーティーバッグで大人しいデザインのものが無難です。白っぽく明るい色合いのバッグも、小物でエレガントな演出をする「差し色」として役立つでしょう。

式典会場でのマナー

式典会場でのマナー

服装が決まったら、当日会場に出向いた際に守っておきたいマナーについても押さえておきましょう。

乳幼児は預けることが無難

入学する子どもの弟や妹が乳幼児の場合、連れて行くと長時間静かにじっとしていることが難しいかもしれません。可能であれば、信頼できる大人の方に預かってもらうことが望ましいでしょう。

写真や動画の撮影は周囲に配慮する

子どもの晴れ舞台を記録しておきたい気持ちは、すべての保護者が持っているものです。しかしあまり撮影に熱中しすぎると、周りの迷惑になってしまうかもしれません。常識の範囲内で、周囲に配慮しながらの撮影にとどめましょう。

また、入学式の主役はあくまで子どもです。母親があまりに目立つ服装で付き添っていると、眉をひそめられてしまうこともあるかもしれません。注目を浴びすぎないための配慮も忘れず、当日のファッションを選定しましょう。

小学生になると子どもは一人で外出する機会が多くなる

入学式を無事済ませて子どもが小学生になると、自宅でお留守番したり、塾や習い事などで外出したりするようになり、1人になる機会が増えます。入学式は嬉しいものですが、その先には心配事や不安も尽きません。

下図は、「令和4年版警察白書」による、2012年~2021年までの間で13歳未満の子どもが被害者となった刑法犯の認知件数をグラフにまとめたものです。

子ども(13歳未満)が被害を受けた刑法犯の認知件数

出典:警察庁「令和4年版警察白書」

10年間で件数自体は3分の1以上減少していますが、このデータで最新の2021年においても、8千件を超える多くの子どもの被害が出ています。

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まとめ

今回は入学式に母親が身に着ける衣服や式当日のマナーについてご紹介しました。少しでもお悩みの解消に役立つことができれば幸いです。
また小学校入学を機にお子様が一人で外出する機会やお留守番をする機会が増えますが、犯罪の被害に遭う不安は常にあります。子ども向けの防犯対策なども検討し、この先の成長を安心して見守れる環境を整えてみてはいかがでしょうか。

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