大学生一人暮らしでもできる防災対策とは?おすすめの防災グッズ7選

大学生一人暮らしでもできる防災対策とは?おすすめの防災グッズ7選

一人暮らし 2021.11.19
大学生一人暮らしでもできる防災対策とは?おすすめの防災グッズ7選

地震や大雨、台風などによる災害はいつ起こるかわかりません。大きな災害が起こると、食糧の調達や生活スペースの確保、トイレの問題など、考えるべきことが多くあります。特に一人暮らしの場合、災害時でも一人で対処できるようにしておくことが大事です。
そこで今回は、大学生の一人暮らしでもできる防災対策や、一人暮らしにおすすめの防災グッズについてご紹介します。

日本は災害が多い

1985年~2018年における自然災害の発生件数と被害額の割合データ

出典:経済産業省 中小企業庁資料

1995年の阪神淡路大震災・2011年の東日本大震災・2016年の熊本地震・2017年の九州北部豪雨など、日本では甚大な被害をもたらした災害がいくつも起こっています。特に近年では、毎年のように全国各地で災害が発生している状況です。体感している方も多いかもしれませんが、このように日本は災害の数が非常に多い国だといえるでしょう。

上記の図は、1985年~2018年における自然災害の発生件数と被害額の割合を中小企業庁がまとめたデータです。その発生率を見ると、以下の内訳となっています。

  • 地震:17.9%
  • 台風:57.1%
  • 洪水:14.7%
  • 地滑り:6.0%
  • 火山:4.3%

このように、発生件数としては台風が圧倒的に多いといえるでしょう。しかし一方で、災害による被害額を見ると、地震が82.8%を占めています。地震が一度起こると、どれだけ大きな被害をもたらすのかがわかるデータです。

一人暮らしの方がするべき防災対策

一人暮らしの方がするべき防災対策

万が一に備えて一人暮らしの方がしておくべき防災対策としては、何が挙げられるのでしょうか。重要なものをいくつかご紹介します。

避難場所の把握

まず把握しておきたいのが、家から一番近い避難場所です。多くの場合、近隣の学校などが災害時の避難場所に指定されています。ただし、一度も行ったことがない・詳しい位置がわからないところが避難場所である場合、いざというときにスムーズに行動できません。
各自治体のホームページから避難場所は確認できるので、避難ルートとあわせて把握しておきましょう。

ハザードマップの確認

避難場所・避難ルートとともに確認しておきたいのが、ハザードマップです。ハザードマップには、災害が起こった際の被災想定区域や避難場所などが記されています。ハザードマップを確認することで、災害時にどのあたりがより危険な地域なのかが理解できるでしょう。

家族などの連絡先をメモ

災害が起これば、しばらく電気やネットが使えなくなることもあります。携帯電話など電子機器だけがあっても、電波障害が起こったり、充電がなくなっていったりと不安はつきものです。いざというときに自分の携帯電話がなくても連絡できるよう、家族や大切な人、職場などの連絡先はメモに控えておきましょう。

特に大学生は、実家を離れて一人暮らしをしている方も多いでしょう。災害が起こったときに、離れた家族との安否確認をスムーズにできるようにしておきたいところですね。
そこで、家族との連絡手段として活用できる、災害用伝言ダイヤル(171)や災害用掲示板の使い方も把握しておくことをおすすめします。詳しい使い方などは、以下の首相官邸のページでも分かりやすく説明されているので、一度目を通してみてください。

首相官邸:災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~

家具の固定

自宅にある家具の固定は、地震が起きた際に自宅内の被害を最小限に抑えるための基本的な対策です。家具が倒れてきたり、食器やガラスなどが落ちて割れたりした場合、重大な怪我につながることもあります。
そのため、家具を壁に固定し、家具の転倒防止やものが落ちてこないように対策しておきましょう。賃貸などで強く固定ができない場合は、家具自体を低い位置に設置するなど工夫しておきましょう。

一人暮らしにおすすめの防災グッズ

一人暮らしにおすすめの防災グッズo

ひとたび災害が起こると、日常的に行えていたことが簡単にはできなくなります。例えば、買い物や入浴、トイレなどは通常どおり使用できなくなる可能性が高くなります。

では一人暮らしの場合、どのような防災グッズをそろえておけばよいのでしょうか?ここでは、万が一に備えて準備しておきたいものを7つご紹介します。

1.食料品

水や食べ物など、避難用の食料品は必ず用意しておきましょう。食べ物は、ビスケット・缶詰・チョコレートなど、日持ちがして携帯しやすいものがおすすめです。
避難所が設置されれば食料品が配給されることもありますが、避難後すぐにもらえるという保証はありません。そのため、食料品はできれば3日分程度を準備しておくとよいでしょう。

2.貴重品

財布・預金通帳・印鑑・身分証明書など、貴重品もできるだけまとめて保管し、すぐに持ち出せるようにしておきましょう。身分証明書を紛失すると再発行に手間がかかりますし、そもそも災害後の混乱状態ではいつ再発行できるかもわかりません。
銀行ATMなどがストップしていたり、キャッシュレス決済が対応できない可能性もあるので、現金もある程度持っておくことをおすすめします。一週間分の生活費として2万円程度があれば良いでしょう。おつりの準備がない場合が考えられるため、千円札も用意しておくと安心です。

3.衣類

下着や替えのシャツなど、清潔な状態を保てるよう衣類も用意しておきましょう。女性は、生理用品類も用意しておくと安心です。身体を温めるために、厚手の服やブランケット、カイロなども一緒に準備しておくと良いでしょう。

4.携帯トイレ

災害時に困ることの一つが、トイレの問題です。避難所には人が多く集まりますし、どうしても我慢できないときに必ずトイレが使えるとは限りません。
いざという時に備えて、携帯トイレはぜひ用意しておきましょう。

5.軍手

ガラスやがれき、倒れた家具や木々など、災害時には怪我につながりやすい危険なものが散乱しています。避難時だけではなく、避難後に何か作業をする際にも軍手があると便利です。

6.ライト(懐中電灯)

災害は朝起こるかもしれませんし、深夜に起こるかもしれません。街灯も消えてしまった暗闇のなかで避難するのは、危険なうえ精神的にも不安なものです。暗い時間に避難することも想定して、ライトやランタンなどがあると安心できます。

7.救急道具

災害の発生時や避難時には、どこかを怪我してしまう可能性があります。たとえちょっとした傷だとしても、処置せずに放置しておくと重大な怪我や病気につながることもあり、危険です。できる範囲で応急処置ができるように、消毒液や絆創膏など最低限の救急道具は準備しておきましょう。

一人暮らしでも防災に備えるには?

一人暮らしになると家族と住んでいたころよりも防災対策が手薄になるかもしれません。準備が面倒に感じる場合は、緊急キットの用意からはじめてみませんか。ALSOKでは、災害時に最低限必要な防災グッズを緊急キットにまとめてご提供しています。

災害時に怖いのは、地震をきっかけに火災など二次災害が起こることです。特に一人暮らしの場合、家に誰もいない状態で火災が発生することも十分あり得ます。

ALSOKのホームセキュリティは、火災が起こった際には温度変化や煙を検知し、危険があればガードマンがすぐに駆けつけます。また、ガス漏れを検知し対処するサービスもあるため、火災を未然に防ぐことも可能です。

まとめ

地震や豪雨など日本は災害が多い国です。特に近年は毎年のように大きな災害が頻発しています。いつどこで起こるかわからない災害に、恐怖や不安を覚える方も多いでしょう。
いつ起こるかわからないからこそ、普段から防災対策を意識し、万が一の際には自分の身を守り、スムーズに避難できるように準備しておくことが大切です。
特に一人暮らしの場合は、災害時でも基本的に一人で行動することになります。スムーズに避難できるように、食料品や衣類などを避難用のバッグにまとめておいてください。

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