初詣はいつまで?期間や行ってはいけない日、参拝マナーについて解説

お役立ち情報 2026.05.22更新(2024.11.29公開)
初詣はいつまで?期間や行ってはいけない日、参拝マナーについて解説

本記事では、初詣の起源から参拝期間、行ってはいけない日、参拝マナーについて解説します。

新年が明けると1年の無事や平穏をお願いするため、家族や友人と初詣に行く方も多いでしょう。年が明けてからすぐにお参りするイメージのある初詣ですが、一般的にはいつまでに行けば良いと考えられているのでしょうか。また、初詣に行ってはいけない日や時間帯についても、よく知らないという方も多いかもしれません。地域の慣習や信仰の考え方、また神社とお寺によっても参拝作法が異なるため、事前に確認しておくと安心です。

【この記事で分かること】

  • 初詣に行く時期の目安
  • 初詣に行ってはいけない日、避けるべき時期の考え方
  • 喪中・忌中と初詣の関係
  • 神社・お寺の正しい参拝作法

目次

そもそも初詣の意味とは?由来と起源

初詣とは、新しい年になってから初めて神社やお寺に参拝することです。旧年中の感謝や、新しい一年の無事と平安を祈願します。
初詣の起源は、大晦日~元旦に氏神様に祈る「年籠り(としごもり)」といわれています。古来の日本では、12月31日の大晦日の夜からその土地の氏神様の宿る社寺に籠り、元日の朝まで寝ずに祈る「年籠り」が行われていました。その習慣が時の流れとともに変化し、大晦日の夜に参拝をする除夜詣、元旦に参拝する「元日詣」「恵方詣」が行われるようになりました。
そして明治~大正の時代頃、元日詣が現在の「初詣」として呼ばれるようになったといわれています。

初詣はいつまでに行く?

お正月の松飾り

初詣に明確な期限はなく、必ずこの日までに行かなければならないという決まりはありません。1月1日~3日の三が日に参拝するイメージがありますが、一般的には、「松の内(1月7日または15日)」まで、または、「節分(2月3日頃)」までが目安とされています。

一般的には「松の内(1月7日・15日)」まで

初詣は、お正月の松飾りを建てておく期間(年神様がいらっしゃるとされる期間)である「松の内」の間に行くのが一般的です。松の内の期間は地域によって異なり、関東では1月7日まで、関西では1月15日までです。年神様は松の内の間、各家庭にとどまるため、この期間内に初詣を済ませるのが望ましいとされています。

松の内を過ぎてからの初詣は?

初詣は、松の内を過ぎてからの参拝でも良いと考えられています。松の内の間に初詣に行けない場合は、1月中、遅くとも節分(立春)までに参拝するのが良いでしょう。

初詣の期間として語られることが多い目安は、以下の3つです。

  • 正月三が日:1月1日から1月3日
  • 松の内:年神様が滞在されている期間
  • 節分:旧暦において立春が一年の始まりとされていたため

大晦日の夜からお正月の三が日は人手が集中するため、混雑を避けて参拝したい方は日をずらしていくのも良いでしょう。神社やお寺によってご利益はそれぞれであるため、何か所か参拝しても失礼にはなりません。
大切なのは期日よりも、新年に感謝と祈願の心を持って参拝することです。

初詣に行ってはいけない日はある?避けるべき時期と注意点

「初詣に行ってはいけない日」に明確な決まりはありませんが、宗教的・慣習的な観点から控えるべきケースがあります。特に「忌中」の期間は、神社への参拝を控えることが推奨されています。一方、不成就日や仏滅などの暦の「凶日」については、必ず避けなければならないものではありません。

神社参拝を控えるべき「忌中」の期間

神道において、忌中期間は五十日間とされています。忌中期間は故人の行く先が決まっておらず、穢れが広まってしまうと考えられているため、忌中期間の神社への参拝は避けた方が良いでしょう。
なお、仏教における忌中期間は四十九日ですが、仏教では死を「穢れ」とする概念がないため、お寺への初詣は忌中でも問題ありません。

不成就日や仏滅などの「凶日」はどう捉えるべき?

結論からいうと、不成就日や仏滅といった暦上の「凶日」は過度に気にする必要はありません。不成就日は「何事も成就しない日」とされ、六曜の仏滅は「すべてが滅する」とされる日です。しかし、これらは特定の宗派や占術の概念に基づくものであり、実際に不成就日や仏滅の日でも多くの参拝者が神社やお寺を訪れています。最近では暦の凶日よりも自身の都合や体調を優先し、参拝できる日に行くことが良いという考え方が主流になっています。
もし凶日が気になる場合は、気持ち良く参拝するために避けることを選んでも良いでしょう。

喪中の期間は初詣に行っても良い?神社とお寺での違い

忌中期間は四十九日(五十日)ですが、喪中は一周忌までの1年間を指します。喪中は、亡くなった故人を追悼するため、家族や親族が喪に服す期間のことです。お寺の場合は、喪中期間であっても新年の初詣に行くことに制限はありません。
神道では、忌中期間は外部との接触を避けて身を慎むべきと考えられており、神社への参拝は控えた方が良いとされていますが、忌明けであれば喪中期間であっても初詣に行って良いとされています。
忌中にどうしても参拝をしたい場合は、お祓いを受けてからであれば参拝しても良いとしている神社もあるので、相談してみるのも良いでしょう。また、忌中を過ぎていれば神事を再開しても良いとされているため、厄払いやおみくじを引く行為も問題ありません。

初詣をより深く楽しむために知っておきたいこと

初詣は参拝そのものだけでなく、屋台やおみくじ、混雑対策を知っておくことで、より充実した時間になります。屋台は松の内(1月7日頃)まで、おみくじは年中引くことが可能です。また、混雑を避けるには早朝や夕方以降の参拝がおすすめです。

初詣の屋台やおみくじはいつまで楽しめる?

初詣の屋台やおみくじを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。初詣の屋台・露店は1月7日頃までの出店が多いようですが、なかには1月14日まで、または節分まで露店が出ているケースもあります。

おみくじは、初詣の期間に限らず1年中引くことが可能です。神社やお寺に参拝した後、社務所・寺務所でおみくじを引きます。お札やお守りも1年中いただくことができますが、新年のお守り、破魔矢や熊手、縁起物のだるまなどは初詣期間のみなので注意が必要です。

おみくじで凶が出てしまったら?

おみくじで「凶」が出ると不安に感じる方もいるかもしれません。しかし、「凶」は今後運気が上向く兆しと前向きに捉える考え方があります。境内の結び所に結んで厄除けを願うほか、書かれた助言を戒めとして持ち帰るのも良い方法です。結果に一喜一憂せず、書かれた内容を受け止めて日々の行動に活かすことが大切です。

混雑を避けてゆったりと参拝するコツ

三が日の初詣は特に混雑するため、早朝や夕方以降、または4日以降の参拝がおすすめです。比較的人が少なく、落ち着いた雰囲気でゆっくり参拝できます。

ただし、早朝や夜間、長時間の外出時は自宅の防犯にも注意が必要です。初詣の際は、戸締まりを忘れずに行いましょう。

初詣の参拝マナー

手水舎でのお清め

初詣の参拝のマナーは、神社とお寺で少し異なります。ここでは、初詣の参拝マナーについて神社とお寺に分けて解説します。

神社での参拝の作法

鳥居をくぐる際は、軽く一礼してから中央を避けてくぐります。手水舎で心身を清めてから、拝殿に向かいます。参道を通って神前へ進み、賽銭箱の前に立ったら会釈をします。賽銭箱にお賽銭を納めて鈴を鳴らし、姿勢をまっすぐにして腰を90度に曲げて二礼します。二礼した後、手を合わせて二度拍手したら静かに目を閉じてお祈りします。最後に深く一礼してお参りは終了です。

お寺での参拝の作法

一礼してから山門をくぐり、手水舎で心身を清めます。山門をくぐる際は中央を通っても問題ありませんが、敷居を踏まないように注意しましょう。香炉がある場合は線香を供えます。賽銭箱の前に立ったら一礼をして、お賽銭を納めます。鐘をついたら手を合わせて、静かにお祈りします。最後に深く一礼してお参りは終了です。
本堂内に入る場合は、ご本尊の前でまずご焼香をしてから、正面を向き合掌します。焼香の回数は1~3回と宗派によって異なるため、わからない場合は1回で良いでしょう。

手水舎でのお清めの手順

鳥居または山門をくぐり、境内に入ったらまずは手水舎の水で心身を清めます。神社・お寺どちらでも手水舎での作法は原則同じです。

ひしゃくがある場合

  1. あらかじめハンカチを用意し、浅く一礼してから手水を始める。
  2. 右手でひしゃくの柄を持ち、水をすくう。左手から洗い、柄を持ち替えて右手を洗う。
  3. もう一度、右手で柄を持ち、左手に水をためて口をすすぐ。
  4. 左手を洗い、ひしゃくを両手で静かに立てて柄の部分を水で流し、ひしゃくをもとの位置に戻す。
  5. ハンカチで口と手を拭き、最後に浅く一礼して手水を終える。

流水の場合

  1. あらかじめハンカチを用意し、浅く一礼して手水を始める。
  2. 両手を洗い、両手に水をためてその水で口をすすぐ。
  3. 両手を洗う。
  4. ハンカチで口と手を拭き、最後に浅く一礼して手水を終わる。

参拝する際、お賽銭の金額に決まりはありませんが、無理のない範囲で納めると良いでしょう。お賽銭は、神様への感謝の気持ちを込めて納めるものなので、自身が思う金額で気持ちを込めて納めることが大切です。また、願い事をいくつしてもマナー違反ということはありませんが、ご利益を授かれるようにある程度内容は絞る方が良いと考えられています。お賽銭を納めたら1年間のお礼と報告をし、新たな願い事とお祈りをささげると良いでしょう。

家族全員で安心して新年を迎えるために

初詣で家族全員が外出する際、意外と見落としがちなのが「留守中の防犯対策」です。年末年始は帰省や旅行、初詣などで長時間・長期間にわたって家を空ける機会が増えるため、空き巣などの被害が起きやすい時期でもあります。

外出時には戸締まりの徹底はもちろん、プロの防犯サービスを活用することも有効な選択肢の一つです。

たとえば、ALSOKのホームセキュリティなら、センサーが異常を検知した際にALSOKが急行するため、家族全員での外出中も安心感があります。初詣や年末年始の外出をより楽しむためにも、ぜひホームセキュリティの導入をご検討ください。

また、手軽に防犯対策を始めたい方には、スマートフォンで自宅の様子を確認できるネットワークカメラ「HOME ALSOK Connect Eye」もおすすめです。移動中や参拝の待ち時間にアプリからリアルタイム映像をチェックできるため、不安になった際もその場で確認できます。

初詣の参拝期間に関するよくある質問

Q:初詣には何時から行くと良い?

A:三が日や松の内の期間は、深夜・早朝に開門している神社やお寺も多くあります。三が日の日中は特に混雑するため、早朝や夕方以降を狙うと比較的ゆったりと参拝できます。

Q:お寺と神社のどちらに参拝しても良い?

A:はい、どちらに参拝しても問題ありません。神社は神道、お寺は仏教の施設なので参拝作法は異なりますが、両方をお参りすること自体が失礼というわけではありません。
ただし、参拝作法は分けて考えるのが基本です。神社では二拝二拍手一拝が一般的で、お寺では合掌一礼が基本です。

Q:去年の古い御札やお守りはどうすれば良い?

A:お神札やお守りは、1年ごとに新しく受けていただくことが良いとされています。前の年のお神札やお守りは、受けた神社にお納めするのが良いでしょう。受けた神社に行くことができない場合は、お近くの神社に相談、またはお気持ちを添えて受けた神社にお送りする方法もあります。

Q:初詣は二回行っても良い?

A:はい、問題ありません。同じ年に複数の神社やお寺を参拝することは失礼にあたらず、複数の神社を巡る「初詣めぐり」を楽しむ方も多くいます。また、異なる目的(家内安全、合格祈願、縁結びなど)で複数の場所にお参りすることも一般的です。二回目以降の参拝でも、丁寧な作法でお参りすることを心がけましょう。

まとめ

本記事では、初詣の起源や期間、行ってはいけない日、参拝マナーについて解説しました。初詣に明確な期限はなく、不成就日や仏滅などの凶日も気にしすぎる必要はありません。神社では「二拝二拍手一拝」、お寺では「合掌一礼」を基本に、混雑を避けて早朝や夕方以降の参拝がおすすめです。留守中の防犯対策にも気を配りながら、気持ち良く新年の参拝を楽しみましょう。

執筆:ALSOK株式会社

「安全・安心」を皆様にお届けするため、セキュリティのプロフェッショナルであるALSOKが編集しています。日常生活に潜む危険から身を守るための防犯対策、突然の災害に備える防災情報、ご高齢者やお子さまのみまもりまで、暮らしに役立つ確かな情報を分かりやすく発信しています。

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