Wi-Fi不要の見守りカメラはある?高齢者・介護向けの見守りカメラの選び方

高齢者・介護2026.06.29更新(2025.08.27公開)
リビングで会話するシニア夫婦

本記事では、Wi-Fi不要で利用できる高齢者・介護向けの見守りカメラの種類や選び方について詳しく解説します。
離れて暮らす親や高齢の家族の安全を見守りたいものの、「一人暮らしの親の様子を遠隔で確認したい」「実家にWi-Fi環境がない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。また、見守りカメラを導入したくても、設置の負担や費用、プライバシーへの配慮が気になり、どのような機器を選べば良いのか分からないケースも少なくありません。

【この記事で分かること】

  • Wi‑Fi不要で使える見守りカメラの主なタイプ
  • 高齢者・介護向けに選ぶ際のポイント
  • Wi‑Fi接続型が向いているケースとの違い
  • カメラ以外の見守り方法も含めた考え方

目次

資料請求・お問い合わせ

お電話番号(通話料無料)0120-39-2413

年中無休24時間365日受付

Wi-Fi不要の見守りカメラはある?

結論として、Wi-Fi環境がなくても利用できる見守りカメラはあります。
例えば、SIM内蔵タイプや、有線インターネット接続タイプ、映像を本体に保存するローカル保存タイプなどがあり、設置環境に応じて選択できます。
これらの機種はWi-Fiを使用せずに運用できるため、モデルによっては電源を確保するだけで利用を開始できるものもあります。ただし、有線インターネット接続タイプはWi-Fiを使わない一方で、インターネット回線自体は必要となります。
一方で、離れた場所からリアルタイム映像や録画データを確認したい場合は、モバイル回線や有線回線など、何らかの通信環境が必要です。そのため、「Wi-Fiが不要=通信環境が不要」というわけではありません。
利用目的や設置環境、必要な機能(遠隔監視・録画・通知など)を整理したうえで、それぞれの特徴を踏まえて適したタイプを選ぶことが重要です。

Wi-Fi不要の見守りカメラの種類

Wi-Fiがなくても利用できる見守りカメラは「SIM内蔵タイプ」「有線インターネット接続タイプ」「ローカル保存タイプ」の3つがあります。

SIM内蔵タイプ

SIM内蔵タイプの見守りカメラは、カメラ本体にSIMカードを挿入し(またはeSIM内蔵)、スマートフォンと同じようにモバイル通信を通じて映像を送信するタイプです。携帯電話の電波が届く場所であればどこでも設置でき、離れた場所からでもスマートフォンやパソコンからリアルタイムで映像を確認できます。ただし、SIM内蔵タイプは月々のデータ通信料が発生するため、ランニングコストを考慮する必要があります。

有線インターネット接続タイプ

カメラ本体にLANケーブルをつないでインターネット回線に有線接続するタイプです。Wi-Fiは不要ですが、光回線などのインターネット環境は必要です。インターネットに接続されているため、遠隔から安定して映像を確認できます。ただし、配置の際に配線が必要で、ケーブル断線のリスクもあります。

ローカル保存タイプ

ローカル保存タイプは、撮影した映像をSDカードに保存するタイプの見守りカメラです。インターネット接続は不要でシンプルな操作性のため、初心者でも扱いやすくなっています。
録画された映像は、SDカードを直接取り出してパソコンで確認する方法が一般的です。ただし、離れた場所からリアルタイム映像や録画データを確認できない点には留意する必要があります。

遠隔監視型カメラの比較

遠隔監視型のカメラは、「SIM内蔵タイプ」「Wi-Fi接続タイプ」「有線インターネット接続タイプ」の3つがあります。これらはインターネットの接続方法が異なり、それぞれメリット・デメリットがあります。

メリット デメリット
SIM内蔵タイプ
  • 自宅にインターネット回線がなくても遠隔で映像を確認できる
  • 電源を入れるだけですぐに使用できる
  • 流通量が少ない
  • 本体価格が比較的高め
  • 毎月データ通信料が発生する
Wi-Fi接続タイプ
  • 流通量が多い
  • 手頃な値段のものも多く、種類も豊富
  • カメラ単体の月額料金が発生しないものもある
  • Wi-Fiが届く場所であれば移動可能
  • インターネット接続と無線LANが必要
  • 停電やインターネットトラブルにより停止するおそれがある
  • 映像を確認できるアプリが接続エラーになる可能性がある
有線インターネット接続タイプ
  • 映像が安定している
  • セキュリティ性が高い
  • 電源も一緒に供給できるタイプもある
  • ケーブル配線の工事が必要
  • 設置する場所を自由に変えられない
  • LANポート(有線)に対応したルーターが必要

遠隔監視型カメラは種類によって強みが異なるため、設置環境や用途に応じて選ぶことが重要です。では、実際に離れて暮らす家族を見守る場合、どのタイプを選べば良いのでしょうか。

離れて暮らす家族の見守りには、どのタイプを選ぶべき?

離れて暮らす家族の見守りには、「遠隔で確認できるか」と「設置環境」を基準に選ぶことが重要です。見守りカメラには複数の通信方式があり、それぞれ適した利用環境が異なります。

  • インターネット回線がない、工事や設定を避けたい場合:SIM内蔵タイプ
  • すでにインターネット回線があり、通信の安定性を重視する場合:有線インターネットタイプ
  • Wi-Fi環境がある、設置場所を状況に応じて変更したい場合:Wi-Fi接続タイプ

それぞれ特徴が異なるため、自宅の通信環境や見守り方法に合わせて選びましょう。
ただし、見守りカメラはあくまで状況を確認するための機器です。万が一の際の対応方法や緊急連絡先などもあわせて検討しておくことが大切です。

高齢者・介護向けの見守りカメラの選び方

部屋の様子を映すカメラとスマートフォン

カメラのタイプを選んだ上で重要となるのが、どの機能や仕様を選ぶかです。
見守りカメラは、以下のポイントを重視して検討しましょう。

  • 動体検知機能付きのカメラを選ぶ
  • ナイトビジョン機能があるカメラを選ぶ
  • 撮影範囲が広いものを選ぶ
  • 双方向でコミュニケーションがとれるカメラを選ぶ
  • 見守りサービスの導入も検討する

ポイント①動体検知機能付きのカメラを選ぶ

24時間継続して映像を監視することは現実的ではないため、人の動きを自動で検知する動体検知機能が搭載されたカメラを選ぶと安心です。人の動きを検知して録画を開始したり、スマートフォンに通知が送信されます。特に、異変があればすぐに知りたい場合におすすめの機能です。

ポイント②ナイトビジョン機能があるカメラを選ぶ

高齢者の見守りでは、昼夜を問わず安全を確保する必要があります。特に急変や転倒のリスクがある場合や、夜間徘徊の症状がある場合、夜間でも鮮明な映像を撮影できるナイトビジョン機能はとても役立つ機能です。ナイトビジョン機能を搭載しているカメラであれば、就寝中に異常が発生しても記録することができ、緊急時の迅速な対応に役立ちます。

ポイント③撮影範囲が広いものを選ぶ

カメラの撮影範囲が狭いと、設置位置によっては部屋の一部しか映らず、死角が生まれてしまう可能性があります。リビングや寝室など、高齢者が長時間過ごす場所に設置する場合、部屋全体をカバーできる画角が必要です。一般的に、部屋の隅にカメラを設置する場合は、水平方向に90度以上の画角があることが望ましいとされています。また、パン・チルト機能があるカメラを選択すれば、遠隔操作でカメラの向きを変更でき、高齢者の動きに合わせて撮影範囲を調整できます。

ポイント④双方向でコミュニケーションがとれるカメラを選ぶ

マイクとスピーカーが内蔵されている見守りカメラの場合、カメラを通じて遠隔にいる家族とコミュニケーションをとることが可能です。定期的な安否確認や服薬確認のほか、徘徊の防止、異常を発見した際にすぐに声をかけるなど、さまざまなシーンで活用できます。また、高齢者にとっても家族の声を直接聞くことで安心感が得られ、孤独感や不安感の軽減にもつながります。

ポイント⑤見守りサービスの導入も検討する

見守りカメラだけでは対応できない緊急事態に備えて、専門の見守りサービスの導入も検討することをおすすめします。見守りサービスを導入すると、緊急時の初期対応や医療機関との連携など、包括的なサポートを受けられるのが大きな利点です。特に離れて暮らしている場合、映像で異常を確認したあとすぐに駆けつけを依頼できるため、より安心感のある見守り体制を構築できます。

認知症の見守りでは、カメラ以外の方法も含めて検討した方が良い?

見守りカメラは状況確認には役立ちますが、徘徊や転倒などが発生した際に直接対応することはできません。認知症の方の見守りでは、見守りカメラだけに頼るのではなく、緊急通報サービスや訪問サービスなどを組み合わせて検討することが大切です。

導入前に確認したい注意点

見守りカメラは異常の早期把握に役立ちますが、緊急対応そのものを代替するものではありません。緊急時の対応については、別途検討する必要があります。
また、家族であっても設置前に本人の同意を得ることが重要です。映像の保存先や閲覧できる人を家族間で明確にルール化し、トイレや着替えスペースへの設置は避けるなど、プライバシーへ配慮しましょう。

見守りカメラだけでは不十分なケース

見守りカメラは、ご家族の様子を見守ることはできますが、それでは不十分なケースもあります。

  • 仕事や就寝中など、異変にすぐに気づけない可能性がある
  • 異変に気づけても遠方にいる場合はすぐに対応できない
  • 転倒や急病の際、初動対応ができない

そのため、見守りカメラの設置だけではなく、第三者による迅速な対応ができる体制が必要です。

見守り+対応を実現する「アルボeye」

見守りカメラは離れて暮らす家族の様子を確認できますが、異変に気づいたあとの対応までは担えないという課題があります。その課題を解消する選択肢の1つがALSOKの見守りサービス「アルボeye」です。

見守りと駆けつけ対応を一体で実現

アルボeyeのポイントは、カメラで「見える」こと、異常時に「対応できる」ことです。室内に設置したセンサーカメラによって、離れて暮らす家族の様子をスマートフォンで見守ることができます。異常時にはALSOKによる駆けつけ対応を依頼できるのが大きな特長で、緊急時の対応まで含めた見守り体制を構築できます。

リアルタイムでの確認とコミュニケーションが可能

アルボeyeでは、自宅の様子を外出先からリアルタイムで確認でき、日常的な見守りにも活用できます。
また、双方向通話機能により、体調や薬の飲み忘れを確認したり、異変時に呼びかけたりすることができます。日常的にコミュニケーションを取れるため、高齢者本人はもちろん、見守る家族の安心にもつながります。

緊急時も安心のサポート体制

転倒や体調不良などの異変が発生した場合には、ALSOKに連絡することで、現地への駆けつけ対応を依頼できます。初期対応をALSOKが行い、状況に応じて各関係機関と連携するため、夜間や不在時など家族がすぐに行けないときでも安心です。状況に応じて必要な対応を実施するため、「見て終わり」ではなく、行動につながる見守りが実現できます。

「アルボeye」は、こんな方におすすめ

  • 離れて暮らす高齢の家族を見守りたい
  • 見守りカメラの設置だけでは不安を感じる
  • 異変時に頼れる体制を整えたい
  • 日常の様子確認と安心の両方を重視したい

遠方に住んでいてすぐに駆けつけられない場合は、見守りだけでなく緊急時の駆けつけにも対応できる「アルボeye」がおすすめです。

Wi-Fi不要で設置できるALSOKの「みまもりサポート」

ALSOKでは、Wi-Fi不要で自宅に設置可能な見守りサービス「みまもりサポート」を提供しています。固定電話回線で利用できるほか、回線がない場合でもALSOKが回線を用意して利用可能なため、通信環境に不安がある方にも安心です。カメラ設置以外の見守り方法を検討したい方におすすめのサービスです。

みまもりサポート

ALSOKの「HOME ALSOK みまもりサポート」は、高齢者の一人暮らしを24時間365日サポートする見守りサービスです。

【サービス内容】

  • 24時間365日、看護師への健康相談が可能
  • ボタン1つで警備員が駆けつける安心感
  • オプションで離れた家族の安否確認にも対応

急な体調不良や発作時には、ボタンを押すだけでALSOKが駆けつけて対応します。また、看護師資格を持つスタッフに24時間いつでも健康相談ができるため、日々の不安や疑問を解消できます。
オプションを利用すれば、毎日のみまもり情報を取得でき、離れて暮らす家族が安否確認をすることも可能です。高齢者の一人暮らしを支えるサービスとして活用できます。

高齢者・介護向けの見守りカメラに関するよくある質問

Q:見守りカメラだけで介護の安全は確保できますか?

A:見守りカメラは補助的な役割となるため、設置することで必ずしも介護の安全が確保できるわけではありません。介護サービスや緊急通報システムなど、対応体制と組み合わせて活用することが重要です。

Q:ポケットWi-Fiでも見守りカメラは利用できますか?

A:多くのWi-Fi対応カメラはポケットWi-Fiでも利用可能です。ただし、データ通信量が増え通信制限がかかるおそれもあるため、契約プランを確認しましょう。バッテリー切れや電波状況によって、接続が途切れやすい点には注意が必要です。

まとめ

Wi-Fi環境がない住宅でも、SIM内蔵タイプや有線インターネット接続タイプ、ローカル保存タイプなど導入可能な見守りカメラがあり、用途に応じて選択できます。
また、カメラによる見守りだけでは限界がある場合は、専門的な見守りサービスとの併用も検討することがおすすめです。高齢者の安全と家族の安心を両立させるため、利用環境や、機能、予算に応じて最適な見守りシステムを選択しましょう。

資料請求・お問い合わせ

お電話番号(通話料無料)0120-39-2413

年中無休24時間365日受付

執筆:ALSOK株式会社

「安全・安心」を皆様にお届けするため、セキュリティのプロフェッショナルであるALSOKが編集しています。日常生活に潜む危険から身を守るための防犯対策、突然の災害に備える防災情報、ご高齢者やお子さまのみまもりまで、暮らしに役立つ確かな情報を分かりやすく発信しています。

この記事に関連する商品

HOME ALSOK Connect
お買い上げプラン
月額費用4,070円(税込)
  • スマホで簡単に警備操作
  • 24時間365日の徹底警備。緊急時にはガードマンが現場に急行
  • お手頃価格で家計も警備も安心
HOME ALSOK アルボeye
カメラ稼働式
月額費用2,750円(税込)
  • 自宅内に設置したカメラの映像をスマホでいつでも確認!
  • もしもの際はメールで異常を通知+ガードマンが駆けつけ
  • ご高齢者様の見守りなどの利用にも