旦那の実家と“いい距離感”を保つために
理想は「円満な嫁姑関係」
育児に仕事、家事などで毎日忙しい現代人。その中でも特に、子どもがいるご家庭の方はかなり忙しくて、疲れも溜まっているはず。そんな毎日の中で、自分が体調を崩したとき、どうしても外せない仕事があるとき、息抜きがしたいときなど、頼れる人が近くにいるとすごく助かりますよね。
仲の良い嫁姑関係なら、そういった場面でも気兼ねなくお願いできるメリットがあります。それに対して、少し疎遠だとしても、自分たちの生活に干渉されず自由に暮らせるメリットがあります。
仲の良い悪い、住んでいる場所の距離を問わず、ある種の”距離感”を大切にしたいですね。
祖父母の愛情に甘えすぎない
内閣府発行の「平成26年度『結婚・家族形成に関する意識調査』報告書」によると、出産後に自分の親と近居をしたい女性は75%、夫の親と近居をしたい女性は45%ほどいることがわかりました。一方、夫の親と近居をしたくない女性も、20%ほど存在します。
しかし、子どもが小学校に上がるくらいの年齢まで祖父母に手助けしてもらいたい人は80%も存在しているのです。
いい距離感を保ちながら手助けしてもらいたい理由として、共働きが当たり前になりつつあり、仕事と家庭を両立させたい気持ちが背景にあるのではないでしょうか。
外で仕事をするために祖父母にしてもらいたいことは、子どもの話を聞き役や遊び相手になってもらうこと。とはいえ、特に遊び相手となるとパワーが必要です。甘えすぎると祖父母の肉体的、精神的負担になることもあるので、お願いする頻度を考えましょう。
自分の実家との距離感も再確認、両家ともにバランスよく
両家との物理的・心理的距離感のバランスを改めて確認しましょう。どちらかの実家に偏りすぎないように、パートナーとも相談をして、互いの実家との距離感を保つことが大切です。
物理的に距離が遠く、なかなか会いに行けないのであれば、子どもの写真を送ったり、オンライン通話などをしたり、子どもと一緒にお手紙を書くなど、心が近づくコミュニケーションを取りたいですね。
また、物理的に距離が近く苦痛に感じることがあるのなら、「距離は近いけれど会うのはたまにでもいいよね」と提案するのも良いでしょう。
しかし、各実家との距離感を考えると「本当にサポートが必要なのは親なのでは?」と感じる方もいるかもしれません。もしそう感じたら、こちらからのサポートを打診してみましょう。
物理的距離が心配ごとにならないために
祖父母をサポートしたいと思っても、無理に押し付けるのはよくありません。本当にプロのサポートが必要なのかどうか、祖父母の意向もよく聞いて決めるようにしましょう。
物理的距離が近ければ直接様子を見に行けますが、距離があるのなら、サポートを打診することで心理的距離が近づき、距離感のバランスも良くなるかもしれません。
離れていても安心して過ごせる、ALSOKのサポートを取り入れてみてはいかがでしょうか。