
健康術
感染症から体を守る
コロナ禍には世界中で感染症対策をしていましたが、落ち着いた今、少しおろそかになっている人も多いはず。冬はさまざまな感染症が流行します。対策を思い出しましょう。

1年を通してさまざまな感染症が流行
感染症とは、細菌やウイルス、真菌、寄生虫などの病原体が体内に侵入し、増殖することによって体に異変が生じる状態のことをいいます。通年、警戒が必要なコロナウイルス感染症はもちろん、秋から冬にかけて流行るインフルエンザやノロウイルスのほか、お子さんのいるご家庭では水ぼうそうやおたふく風邪、ヘルパンギーナ、手足口病などの経験がある方もいるでしょう。過去の感染症のイメージが強い、結核、はしかなども注意が必要だといわれています。
感染源となるウイルスや細菌は、さまざまな経路で体の中に侵入します。感染者の咳やくしゃみが原因となる空気感染や飛沫感染。直接的、あるいは物体を介した間接的な接触による接触感染。感染源に汚染された食品を食べたり飲んだりする経口感染もあります。感染源は目には見えないため、知らないうちに感染するリスクがあります。
感染症対策の基本はマスク·手洗い·換気
そこで、感染症対策です。まずは、こまめな手洗いを。帰宅したらすぐ、調理や食事の前、トイレの直後などは石鹸で丁寧に手首まで洗いましょう。このとき、うがいもするとより効果的。口の中を清潔に保ち、のどの粘膜の防御機能を高めてくれます。
混雑した電車の中など、不特定多数の人と密な状態になる場合は、マスクで口と鼻をしっかり覆っておくと安心です。一度着けたマスクは、むやみに触らず、着脱する際は耳付近のゴムを持つようにしましょう。
室内に2人以上の人が30分以上一緒にいる場合は、換気をすることが大切です。感染源がその場にとどまらないよう、窓や扉を2ヵ所開けて空気の流れを作ることが大切です。また、空気が乾燥する時期はウイルスが活発になるといわれています。ウイルスの活動を抑えるためにも加湿器などで湿度を50~60%にしておくといいでしょう。

症状がある場合は「広げない」を徹底
どんなに対策を徹底していても、罹ってしまうのが感染症です。発症直後は特に他人に感染させるリスクが高いので、外出は控えましょう。また、家族のお世話をしている人も、外出時は人混みを避け、マスクを着用しておくなど、周りの人にうつさない工夫が必要です。
家族間感染を避けるためには、可能な範囲で部屋を分けること。難しい場合は、こまめに換気をし、感染者に接触する際はしっかりマスクを着用して、手洗いとうがいを行います。また、汚れたリネン・洋服はすぐに洗濯し、ゴミは密閉して捨てましょう。
参考:厚生労働省「感染症情報」「感染対策の基礎知識」



















