
環境が変化する春
犯罪から子どもを守るには
入学や進級で環境が大きく変わる春。行動範囲がぐっと広がる子どもたちが危険な目に遭わないためには、親子でのシミュレーションが大切です。
Text: Hiroko Nagashima
お留守番編様々な危険について、親子で約束ごとを決める
小学校入学をきっかけに子どもだけでお留守番をさせてみようというご家庭も多いと思いますが、やはり心配は尽きません。
ALSOKの「小学生のお留守番実態調査※」で不安に感じる保護者が最も多かったのは、訪問者対応でした。子どもが訪問者を不審者かどうか判断するのは難しいため、配達員などであっても応答しないことが原則です。家族以外からの電話に出ないことも約束しておきましょう。
不審者の侵入を防ぐ大前提は施錠です。玄関はもちろん、窓や勝手口などの施錠を徹底し、子どもが自分で開けないように伝えておきましょう。家の鍵を手に持って歩いていると不審者に狙われる可能性があります。玄関の前で周囲をよく確認してから鍵を取り出し、速やかに家に入って鍵を閉める練習をしておくと習慣にできます。
まずは「お留守番約束シート」などを使って具体的な危険をイメージさせ、親子の約束ごとを決めておくことが重要です。


約束ごとを書いておける「お留守番約束シート」をダウンロードできます!
登下校編子どもと一緒に通学路をチェック!
小学生になると、子どもだけで登下校することが増えてきます。通学路にはどんな危険が潜んでいるのか、確認し、いざという時の対策を子どもと話し合っておくことが大切です。
まず考えられる危険は不審者との接触です。見知らぬ人から声をかけられたときの対処法として「いかのおすし」を教え、シミュレーションをしておきましょう。
不審者は子どもが一人でいるところを狙っているので、登下校は友人と一緒にすることが基本。親子で通学路を歩いて危険マップを作ってみると具体的な対策が立てやすくなります。「人通りの少ない場所」「薄暗い場所」「見通しの悪い場所」のほか、危険が迫ったときに子どもが駆け込める「110番の家」やコンビニ、交通事故に遭いやすい場所なども書いておくことをおすすめします。
登下校中の会話で個人情報を聞き、巧みに声をかけてくる不審者もいます。個人情報を漏らさないことを幼いうちから徹底し、防犯意識を高めましょう。
子どもの犯罪被害は15時〜18時に多発!
警察庁の調べ※によると、子どもの犯罪被害は夕方に多発しています。放課後に子どもが外出する際は「どこに行き、何時までに帰ってくるか」の自己申告を徹底し、親が行動を把握することが大切です。
※出典:警察庁「令和元年版 警察白書」


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1
「いかのおすし」を覚える
- いかない
- 知らない人についていかない
- のらない
- 知らない人の車に乗らない
- おおきなこえをだす
- 危ないと思ったら大きな声を出す
- すぐにげる
- その場からすぐに逃げる
- しらせる
- 大人の人に知らせる
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2
「110番の家」の場所や利用の仕方を確認する

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3
通学路の危険な場所を調べてマップにする

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4
人の名前や住所や年齢などを外で大きな声で話さない




















