熱帯夜対策に扇風機をフル活用!体感温度を下げるのがコツ

2018.07.19
熱帯夜対策に扇風機をフル活用!体感温度を下げるのがコツ

夜間の最低気温が25℃以上の日を熱帯夜といいます。

熱帯夜が続くとぐっすり眠れなくなり、睡眠不足になる方が多いのではないでしょうか。エアコンや扇風機の風を直接当てると体が冷えてしまいますが、かといって部屋の窓を開けたまま寝ることは防犯上問題があります。

そこで今回は、熱帯夜対策として扇風機の上手な活用方法をご紹介します。

増えている熱帯夜

増えている熱帯夜

2017年に東京(地上気象観測地点)で熱帯夜が記録された日は、7月と8月を通じて合計18日でした。
気象庁の統計データによると、東京で2000年~2009年の10年間に記録された熱帯夜(7~8月)は合計で約280日。一方、2010年~2017年に記録された熱帯夜は8年間で既に270日を超えています。年によるバラつきはありますが、気象データを見ると2010~2012年は熱帯夜が多かったことが分かります。

熱帯夜はなぜ寝苦しい?

日本の夏は高温多湿。熱帯夜が多い7月と8月の湿度を調べてみると、東京の場合、2017年7月の平均湿度は78%、同年8月の平均湿度は83%と、どちらの月も湿度が高いといえます。

暑いと汗をかきますが、この汗には明確な役割があり、汗は蒸発する際に気化熱を発生させ体温を奪うことで体の表面温度を下げているのです。しかし、気温も湿度も高い時は汗がなかなか蒸発しません。そうすると、汗が蒸発して体温を下がる仕組みが働きにくくなるだけでなく、皮膚もベタベタするため、不快に感じるようになるのです。

それでは、そんな不快な熱帯夜でも涼しく過ごす方法はどのようなものがあるのでしょうか。

扇風機を活用して体感温度を下げる方法

扇風機を活用して体感温度を下げる方法

人が感じる温度の感覚を“体感温度”といいます。体感温度は湿度の高低や風の有無によって左右されるため、同じ温度・湿度であっても風があれば涼しく感じ、風がなければ暑く感じるといわれています。
この考え方を利用すると、寝苦しい熱帯夜でも風(=空気の流れ)をつくることができれば、体感温度を下げることが可能といえます。

こちらでは、扇風機を活用する簡単な方法をご紹介しましょう。

扇風機を上に向けて冷気を下へ

暖かい空気は上へ、冷たい空気は下へ移動する性質があります。この性質を利用し、扇風機を斜め上に向けて天井へ風を送ります。徐々に冷たい空気が下の方に下りてくるため、自分の周囲の空気が涼しく感じられるようになるでしょう。冷え過ぎを防ぐため、扇風機は布団やベッドのある位置から離し、さらに頭ではなく足元の方に置くようにしてください。

扇風機を2台使って空気を循環

扇風機を2台使う方法もおすすめです。1台目の扇風機は天井へ向かって風を送り、2台目の扇風機は反対側の位置に置いて床や壁など違う方向へ風を送ります。扇風機を2台使用することによって空気に対流が発生するため、室内の空気を循環させることができます。

熱帯夜対策に扇風機を活用する際のポイント

扇風機はもともと人に直接風を送り、涼しくするようにできています。しかし、長い時間扇風機の風に当たり続けていると体が冷えてしまい、体調不良の原因につながることがあります。熱帯夜対策として扇風機を使う場合は、以下4つのポイントに注意しましょう。

  1. 風が直接自分に当たらないようにする
  2. 弱い風を送るようにする
  3. 扇風機は自分から離れた場所に置く
  4. タイマーをセットして2時間程度にする

体感温度を下げて熱帯夜を涼しく過ごそう

睡眠は心身の疲労回復に大切な役割を果たしているため、睡眠不足が続くと体が疲れやすくなったり、昼間に強い眠気を感じたりするなど、健康への影響が懸念されます。
高温多湿の熱帯夜であっても体感温度を少しでも下げることで、ぐっすり眠れるようにしたいものですね。熱帯夜対策には今回ご紹介した扇風機を使う方法のほか、ひんやり涼しく感じる寝具を使う方法もあります。よく眠れる工夫をして寝苦しい熱帯夜を乗りきりましょう!

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