小学生の子どもは安全に留守番できる?子どもの留守番についての意識調査

2019.03.07

子どもの留守番

子どもが小学校に上がると、家で留守番を頼む機会があるかもしれません。保護者の留守中は、子どもだけで判断しなければならないことがたくさんあるため、留守番を頼むにも心配事が多くなりますよね。今回は、小学生の子どもを持つ働く男女の中から、週1~2日以上子どもが留守番をする日があると答えた方を対象に、アンケート調査を行いました。子どもが家で留守番をする際の防犯対策について、アンケート結果をもとに考えてみます。

子どもの留守番は何時間?

子どもの留守番は何時間?

子どもだけで留守番をする時間は、「約1時間」と答えた方が最も多くなりました。次いで「約2時間」、「3時間以上」と続いています。
全体の7割以上が、子どもだけで留守番をするのは2時間以内と回答していました。
2時間という比較的短い時間の留守番で済むのは、学童保育を利用している家庭が多いという背景がありそうです。
学童保育は、放課後学校や施設内で子どもを一時保育する自治体もしくは民間のサービスです。学童保育を利用することで、子どもたちは放課後大人の監督下で安全に過ごすことができ、自宅での留守番時間の短縮につながります。

一方で、約2割の方は3時間以上と、子どもが長時間留守番をしていることも明らかになりました。
自治体が実施する学童保育を利用している児童は小学校1年生~3年生が約8割を占めているため、小学校高学年からは自宅で留守番をするという家庭もあるようです。
また、育児のための時短勤務制度の取り組みも各企業で行われてはいますが、厚生労働省の調査によると、時短勤務制度は小学校卒業まで、もしくは小学校卒業以降も利用可能としている企業は、全体の10%にとどまっているのが現状です。

保護者の9割が子どもの留守番を不安に感じている

保護者の9割が子どもの留守番を不安に感じている

子どもが留守番することに対して、約9割の保護者が不安や心配を感じていることが分かりました。

子どもの留守番中、最も心配なのは「不審者の侵入」

帰宅する小学生

子どもの留守番中、最も心配なのは「不審者の侵入」

子どもの留守番で心配なことを質問したところ、最も多かった回答は「不審者の侵入」でした。次いで、「火災」、「宅配便などの荷物の受け取り」、「急病」、「家の中でのケガ」、「電話応対」と続きます。

不審者は、保護者が不在であることを確認し、そのタイミングを狙って自宅を訪れる可能性があります。点検業者や宅配業者を装ってドアを開けさせるケースや、事前に電話をかけて保護者の不在を確認するケースも考えられます。
また、家の中にはガスコンロなど火元となるものがあるため、子どもが好奇心から触ってしまうと火災につながる恐れがあります。
普段から子どもがキッチンに立って手伝いをしていても、保護者のいない時間帯に火を使わせるのは心配だと感じる方は多いでしょう。

その他にも、留守番中に体調を崩す場合や、家の中で遊んでいてケガをするケースなど、保護者にとっての不安要素は少なくありません。

「その他」の回答の中には、「地震」を不安に感じている声もありました。近年、日本各地で大きな地震が発生しています。地震などの災害はいつ起こるかわからない突発的なものですが、被災時の行動を事前に確認しておくことが大切です。

子どもと決めておきたい「留守番の際のルール」

保護者が家にいない間の子どもの安全を守るために、子どもに留守番をする際のルールを教えている、と答えた方は多くいました。

留守番中は「ドアを開けない、電話には出ない」がルール

Q4 .留守番の際に、お子様に教えているルールはありますか?ある場合は、ご入力ください。

  • 誰か来ても絶対に出ないこと。(千葉県/35歳/男性/お子様の学齢:小学1年生)
  • インターホンのスイッチは切っておく!窓とかを開けない。(神奈川県/30歳/男性/小学1年生、2年生)
  • 鍵は必ず閉める。ドアチェーンをする。(千葉県/39歳/男性/小学3年生)
  • 電話はでない。宅配もでない。電子レンジだけ使っていい。ガスは禁止。鍵は内鍵の二重ロックをする。(福井県/52歳/男性/小学6年生)
  • 火は使わない。(長野県/43歳/男性/小学6年生)
  • インターホンにはでない。家族からの電話以外には出ない。ベランダには行かない。友達を勝手に呼ばない。友達の家に行く前に電話する。(東京都/47歳/女性/小学3年生)
  • 宅配便が届く時は事前に知らせている。中に入ったら必ず鍵をかける。(埼玉県/33歳/女性/小学3年生、6年生)
  • 来客があってもドアを開けない。家に着いたら親に帰宅メールする。ガスコンロは使用しない。(兵庫県/46歳/男性/小学5年生)
  • 知らない番号の電話には出ない。体調が悪い時はすぐに親のケータイに連絡する。インターホンの対応はしない。(宮城県/46歳/女性/小学6年生)
  • ドアを閉めたらすぐ鍵をかける。インターホンが鳴ってもドアを開けない。帰った時は誰もいなくても「ただいま」と言う。(広島県/32歳/女性/小学1年生、6年生)

特に多かったのは、「インターホンが鳴ってもドアを開けない」という回答でした。
事前に分かっている宅配便のみ対応するといった回答も一部ありましたが、誰が来てもドアを開けない、電話には出ないといった、子どもに判断を任せずにルールを徹底している回答が多く見られました。

留守番の際の約束は「い・い・ゆ・だ・な」

アンケートの回答として、『誰もいなくても「ただいま」と言う』という声を紹介しましたが、これは親の不在を不審者に悟られないために有効な方法です。
ALSOKでは、小学校で防犯授業「あんしん教室」を行っています。そこで子どもたちに教えている「留守番前に気をつける5つのポイント」を分かりやすい覚え言葉にしたのが「い・い・ゆ・だ・な」です。

  1. い「いえのカギを見せない」
  2. い「いえのまわりをよく見る」
  3. ゆ「ゆうびんポストをチェック」
  4. だ「だれもいなくても『ただいま!』」
  5. な「なかに入ったらすぐ戸じまり」

いずれも、子どもだけで留守番をする際、不審者の侵入を事前に避けるために大切なポイントです。

子どもが安全に留守番するために保護者が心がけていることは?

子どもに電話をする保護者

子どもが留守番をする際、保護者の方自身が心がけていることについても質問しました。

保護者が心がけているのは「まめな電話、LINE、メール連絡」

Q5.留守番の際に、あなたご自身が心がけていることや行っている対策はありますか?ある場合は、ご入力ください。

  • こまめに家の電話にかける。(岐阜県/38歳/女性/小学3年生、5年生)
  • LINEで確認。(長野県/50歳/男性/小学6年生)
  • できるだけ早く帰宅するようにしている。(東京都/42歳/男性/小学1年生)
  • 早く帰るようにする、電話、メールをこまめにチェックする。(広島県/31歳/女性/小学3年生)
  • 火元の確認、鍵をかけ忘れてないかを確認。1時間以上留守にする場合は、1時間ごとに連絡を取り合う。(愛媛県/37歳/女性/小学3年生)
  • 施錠チェック、マメな電話、メール、LINE。(大阪府/51歳/男性/小学4年生)
  • 何かあったら電話するようにと伝えている。お菓子を用意しておく。(北海道/40歳/女性/小学1年生、6年生)
  • 防犯カメラを玄関と室内に設置。(群馬県/51歳/男性/小学3年生)
  • きちんとセキュリティのセンサー操作をします。(千葉県/33歳/男性/小学1年生、2年生)
  • 心配なときは、隣にいる祖父母に連絡する。(千葉県/48歳/男性/小学3年生、6年生)

最も多く挙がったのは「こまめに電話をする、LINEやメールで連絡を取る」という回答でした。
スマートフォンやキッズ携帯が普及し、小学生でも携帯電話を所有していることが珍しくないこともあり、電話やLINE、メールで連絡を取るという方法で子どもの安否確認をしている家庭が多いようです。LINEやメールをするといった回答は、学年が上がるにつれて回答数が多い傾向にありました。

「早く帰宅するようにする」という回答は、小学1年生など低学年のお子様がいる方に多く見られました。子どもが低学年のうちは携帯電話や家の電話を十分に使いこなせない可能性があるだけでなく、留守中の過ごし方など心配事も多いため、保護者も早く帰宅することを心がけていることが分かります。
また、「施錠チェックをする」という回答も多く挙がっています。玄関の施錠はもちろんですが、窃盗犯などは窓や裏口など玄関以外から侵入してくる可能性があるため、施錠の確認は家全体で行う必要があります。防犯カメラやセキュリティシステムを設置しているという回答もありました。

まとめ

今回のアンケートでは、保護者の方の多くが子どもだけで留守番をすることに対して不安を感じていること、留守番中の子どもの安全を守るために、子どもとルールを決めたり、保護者自身が心がけている点があることが分かりました。
学童保育制度などを利用することで、子どもの留守番時間は短くなり、またキッズ携帯やLINEの普及などによって子どもの安否確認の方法は多様化し、連絡を取りやすくなっています。
それでも、子どもの留守番中にトラブルが起こる可能性はゼロではないため、防犯対策はしっかりと行うようにしましょう。
ALSOKのホームセキュリティは、外出中だけでなく在宅中も警備が可能なため、お子様が留守番をする際にもご活用いただけます。緊急時にはガードマンが駆けつける仕組みとなっており、万が一保護者の留守中になにかあった場合に、子どもの安全をいち早く確認することができるため、安心です。

調査概要
調査区域
47都道府県
調査方法
インターネットリサーチ
実施期間
2019年01月31日~2019年02月01日
有効サンプル数
222(小学生の子どもが週1~2日以上留守番をすることがある、公務員または会社員として働いている20歳~59歳の男女)

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