ALSOK セキュリティコラム

在宅時も安心して過ごすための防犯対策とALSOKの在宅警備について

2026.08.31更新

本記事では、在宅中に侵入窃盗から身を守るための防犯対策や、在宅時にも利用できるホームセキュリティの機能「在宅警備」について解説します。
「在宅中は侵入窃盗の被害には遭わない」と思うかもしれません。しかし、住宅への侵入窃盗は住人の在宅中にも発生しており、侵入者と鉢合わせすると暴力行為を伴う強盗へ発展するおそれがあります。安心して自宅で過ごすためには、玄関や窓の施錠を徹底するだけでなく、在宅中にも活用できる防犯対策や「在宅警備」が備わったホームセキュリティを取り入れることが大切です。

【この記事で分かること】

  • 在宅警備は、生活中の動線に配慮しながら玄関や窓などを警戒する機能
  • ALSOKでは外出・在宅とALSOK警備・セルフ警備を組み合わせて使い分けられる
  • 警備するエリアはアプリ等から設定できる
  • 在宅中も施錠や訪問者の確認など、基本対策が必要

※本記事でいう「在宅警備」とは、自宅内で生活しながら住居への侵入を監視するホームセキュリティの機能を指します。名称や機能は警備会社ごとに異なります。

侵入窃盗認知件数の約3割は在宅中の被害

警察庁「令和6年の刑法犯に関する統計資料」によると、住宅を対象とした侵入窃盗16,962件のうち、忍び込みと居空きは計4,897件で、約28.9%を占めます。

出典:警察庁「令和6年の刑法犯に関する統計資料」

忍び込み・居空きとは?在宅中を狙う侵入の手口

住宅を狙う侵入窃盗は、侵入するタイミングによって主に3種類に分類されます。

  • 空き巣:住人が留守にしている間に侵入し、金品を盗む手口
  • 忍び込み:住人が夜間に就寝している間に侵入し、金品を盗む手口
  • 居空き:住人が在宅している時間帯(夜間の就寝中を除く)に侵入し、金品を盗む手口

空き巣はよく知られていますが、警察庁の統計でも出ているように忍び込みや居空きといった、住人が家にいるタイミングを狙った侵入窃盗も発生しています。そのため、在宅中であっても玄関や窓の施錠を徹底し、防犯対策を怠らないことが大切です。

在宅中の鉢合わせは強盗に発展するおそれがある

在宅中の侵入窃盗で特に注意したいのは、侵入者との鉢合わせです。在宅中に侵入者と鉢合わせすると、逃走目的で暴力行為に及ぶ危険があります。侵入者を発見した場合は自力で取り押さえようとせず、身の安全を確保し警察へ通報してください。

また、近年は宅配業者を装って住宅に侵入しようとする事件も発生しています。心当たりのない訪問には安易にドアを開けないことが大切です。

在宅中に安心して過ごすための防犯対策

在宅中の防犯対策では、「施錠」「窓の対策」「訪問者の確認」の3つが基本です。在宅中は、施錠されていない玄関や窓から侵入されるケースもあります。在宅だから安心と考えず、侵入経路を減らすことが大切です。

玄関や勝手口の施錠管理

在宅中であっても、玄関や勝手口、ベランダへ出入りする窓などは、こまめに施錠する習慣をつけましょう。
「少しゴミを捨てるだけ」「家の中にいるから大丈夫」と無施錠のまま過ごしていると、そのわずかな隙を狙われるおそれがあります。
マンションの高層階であっても、隣のベランダや屋上などから侵入されるケースもあるため、油断は禁物です。また、玄関には補助錠を設置したり、防犯性の高い鍵へ交換したりすることで、侵入に時間をかけさせ、犯行を思いとどまらせることが期待できます。

窓の施錠とガラス破り対策

窓も忘れずに施錠しましょう。窓を開けたまま就寝したり、鍵を開けたままにしたりすると、侵入窃盗だけではなく不審者が侵入するリスクも高まります。性犯罪などの被害に遭うリスクもあるため、在宅中も、使用していない窓は施錠する習慣をつけましょう。換気などで窓を開ける場合は、開口幅を制限できる補助錠の利用も選択肢です。

また、窓の防犯性を高めるためには、防犯フィルムの貼り付けも有効です。クレセント錠周辺のガラスを破って開錠する「ガラス破り」への対策となり、侵入に時間をかけさせる効果が期待できます。

訪問者への対応

訪問者が来た際は、ドアを開ける前にドアスコープやインターホンのモニターで相手を確認しましょう。また、応対が必要な場合も、ドアチェーンやドアガードを掛けたままにし、ドアを大きく開けないようにしましょう。身に覚えのない訪問や、不審に感じる点がある場合は、無理に対応せず、必要に応じて警察へ相談することも検討してください。

在宅中の防犯性をさらに高めるためには、防犯グッズの活用やホームセキュリティの導入も有効です。詳しい対策については、以下の記事をご覧ください。

防犯強化のためには「在宅警備サービス」の導入も検討しよう

在宅警備とは、在宅中に玄関や窓など、設定した箇所への侵入をセンサーで警戒するホームセキュリティの機能です。外出警備とは、利用する場面や警戒するエリアが異なります。施錠などの基本対策に加えて防犯を強化したい場合の選択肢といえます。
なお、ホームセキュリティの在宅時向け機能は、警備会社によって名称や仕様が異なる場合があります。

比較項目 外出警備 在宅警備
使う場面 外出中・留守中 在宅中(就寝時・室内でくつろぐときなど)
主な目的 留守中の侵入を検知する 在宅中の侵入を検知する
警戒範囲 家全体(外周+室内) 生活空間を除いたエリア(窓・玄関などの侵入口)
室内を移動した場合 無人時の警戒対象エリア内の人や動物の動きを検知 在宅中の生活動線を考慮した設定が可能
想定される利用場面 留守中(外出・旅行など)の侵入への警戒 就寝中や在宅中の侵入への警戒

※警戒範囲や検知対象は機器構成や設定内容によって異なります。詳細は各ホームセキュリティサービスの仕様をご確認ください。

ここからは、ALSOKのホームセキュリティで利用できる「在宅警備モード」を例に、その特徴や活用方法をご紹介します。

ALSOKのホームセキュリティで利用できる在宅警備モード

ALSOKのホームセキュリティは、外出中だけでなく在宅中の警備モードもあり、住人が在宅中の防犯対策としてもご活用いただけます。

「HOME ALSOK Connect」の4つの警備モード

ALSOKのホームセキュリティ「HOME ALSOK Connect」は、「外出」と「在宅」、さらに「ALSOK警備」「セルフ警備」と4つの警備モードがあります。在宅中の防犯対策として利用するのは「在宅ALSOK警備」「在宅セルフ警備」の2モードです。

モード 使う場面 侵入を検知したときの対応
外出ALSOK警備 外出・留守中 ALSOKへ自動通報+アプリ通知 → ALSOKが駆けつけ
外出セルフ警備 外出・留守中(自分で対応) アプリに通知(自動通報なし)。必要なら依頼駆けつけ(有償)
在宅ALSOK警備 在宅中 ALSOKへ自動通報+アプリ通知 → ALSOKが駆けつけ
在宅セルフ警備 在宅中(自分で対応) アプリに通知(自動通報なし)。必要なら依頼駆けつけ(有償)

外出と在宅の違いは「使用場面」で、ALSOK警備とセルフ警備の違いは「異常が発生した際に、誰が動くか」です。セルフ警備では異常発生時は利用者へ通知され、利用者が状況を確認後、必要に応じてALSOKへ駆けつけを依頼できる仕組みです。ALSOK警備は、ALSOKに通報され警備員が駆けつける仕組みになっています。

「HOME ALSOK Connect」在宅警備モードの使い方

ALSOKのホームセキュリティ「HOME ALSOK Connect」には、在宅中でも侵入監視を行える「在宅警備モード」があります。在宅中でも、玄関や窓など侵入経路となる場所を監視できるため、夜間の就寝時や在宅ワーク中などにも活用できます。

「HOME ALSOK Connect」はスマートフォンアプリから簡単に操作でき、在宅警備モードの開始・解除も数ステップで行えます。

在宅警備の設定方法(専用アプリ)

① アプリのトップ画面にある「警備操作」から「対象地区選択」を押し、警備する地区にチェックを入れる

一括警備操作(対象地区選択)

② 在宅対象エリアを設定する場合「在宅対象確認」を押し、警備対象にする部屋(エリア)にチェックしたら「適用」を押す

在宅対象エリア-自宅

③ 確認メッセージが表示されたら「はい」を押す

④ 「在宅」タブを押し、「セルフ」を選択する。在宅ALSOK警備を利用する場合は、「セルフ」ではなく「ALSOK」を選択

警備操作

⑤ 「警備状態を変更」を押したら確認画面の「はい」を押すことで警備開始(完了メッセージを確認)

⑥ お知らせメッセージが表示されるため、内容を確認し「OK」ボタンを押す

スマートフォンのアプリだけではなく、専用のコントローラーからも暗証番号で開始・解除が可能です。
また、警備対象にした部屋の窓が開いていると(戸締り異常)警備を開始できないため、開けておきたい部屋は「対象地区選択」で警備対象から外す必要があります。

警備の解除方法

警備を解除する際も、スマートフォンのアプリまたは専用のコントローラーから操作します。

① トップ画面の「警備操作」で解除する対象地区を確認

警備操作 選択

②「解除」のタブを押す

警備操作 解除

③ 「警備状態を変更」を押すと確認メッセージが表示されるため「はい」を押す

④ お知らせメッセージが表示されるため、内容を確認して「OK」ボタンを押すと解除完了

在宅警備モードは、日常生活を送りながら住まいの防犯性を高められる機能です。使い方を理解し、日頃の施錠や訪問者確認などの防犯対策と組み合わせることで、より安心して在宅時間を過ごせるでしょう。

まとめ

ホームセキュリティの在宅警備モードを利用すると、生活動線に配慮して警戒する場所を設定しながら、在宅中の侵入に備えられます。ALSOKには、外出・在宅それぞれにALSOK警備/セルフ警備の4つのモードがあり、設定や解除もコントローラーやスマートフォンのアプリから操作可能です。在宅中の防犯に不安があれば、ご自宅に合った備え方から検討してみてください。

在宅中の防犯対策に関するよくある質問

Q:在宅時に泥棒と鉢合わせしてしまったら?

A:自ら取り押さえようとせず、安全な場所へ避難して警察へ通報してください。発見された侵入者が逃走のため暴力に及ぶおそれがあるためです。金品だけでなく命に関わる危険もあるため、日頃から侵入させない環境づくりを心がけることも大切です。

Q:庭などの敷地内への侵入を防ぐには?

A:防犯カメラやセンサーライトを設置すると、防犯効果が期待できます。また、上階への足場となるものを置かないことや、踏むと音が鳴る防犯用玉砂利を敷くことも有効な対策です。

ALSOKでは、屋外に工事不要で設置できる防犯カメラ「HOME ALSOK Connect Eye」もご用意しています。人感センサーによる自動録画やオプションの駆けつけサービスに対応しています。また、人の動きを検知するとLEDライトが点灯するため、夜間や暗い時間帯でも状況を把握しやすく、安心感を高めてくれます。

Q:居直り強盗とは何ですか?

A:居直り強盗とは、窃盗犯が住人に発見された際、暴行や脅迫を加えて金品を奪う犯罪です。空き巣や忍び込みなどの侵入窃盗が、強盗へ発展するケースもあるため注意が必要です。