ALSOKあんしん通信
「今どこ?」から「熱ある?」まで 〜見守りサービスの現在と未来〜
★皆さんのご家庭には、小さなお子さんや年配の親御さんがいらっしゃいますか? 日々の生活の中で安全安心を考えた時に、自分よりも我が子や親のことの方が気になる方は多いのではないでしょうか?
そこで、今回のあんしん通信は、「見守りサービス」についてご紹介します。
○高齢者の1人暮らし、増える孤独死
★そのため、お年寄りに何かあってからご家族の方が気づくまでに時間がかかるケースが増えています。内閣府が、全国の60歳以上の方を対象に実施した「高齢者の地域におけるライフスタイルに関する調査」によると、全体の約43%の人が「孤独死」を身近な問題として感じているようです。
【例えば、こんな見守りサービスがあります】
●ガスや電気、水道などの使用状況から、その家庭の生活状況を見守る。●人感センサーで人の動きを検知し、家の中で活動しているかどうかを見守る。
●携帯電話やICタグの位置情報で、今どこにいるかを見守る。
●新聞や牛乳配達のタイミングで安否確認をする。
●スタッフが電話をかけて安否確認をする。
○子どもの事故、連れ去りの危険
★また、警察庁の統計「平成21年の犯罪情勢」によると、中学生以下の子どもが被害者となる割合の高い犯罪は「誘拐」で、特に昼間から夕方にかけて、学校やその他の用事が終わって帰宅する途中の道路上で狙われることが多いようです。
【例えば、こんな見守りサービスがあります】
●駅の改札の通過を検知し、移動経路を把握することができる。●通学路の通過を検知し、登校や下校がきちんと行われているかを見守る。
●携帯電話やICタグの位置情報で、今どこにいるかを見守る。
なお、高齢者や子どもを対象とした見守りサービスでは、万一異常があった場合に、ご家族のPCや携帯電話にメールが送られたり、必要に応じてスタッフが駆けつけたりするサービスもあります。
○見守りサービスの発展!
【例えば、こんな内容です】
●高齢者の行動パターンの学習専用センサーを使って、対象者の日常生活のパターンを学習します。例えば、いつもは就寝前にトイレに行く人が、トイレに行かなかった場合にアラームを出す、といったものです。こちらが実用化されると、従来の見守りサービスよりもさらに対象者に合わせた行動で見守ることができるようになります。
●子どもの急な動きや脈拍を検知
カメラと、心拍計測器などの多様なセンサーを使った見守りサービスです。例えば、子どもが走ったり驚いたりして心拍数に変化が現れた場合に、カメラが周囲の状況を撮影して知らせてくれる、といったものです。こちらも実用化されると、従来の見守りサービスと比べてより詳細な子どもの状況を見守ることができるようになります。
★このように、センサーや技術の発達などから、見守りサービスの内容はどんどん進化しています。今や、血圧などの生体情報を測るセンサーも、非常に小型で、かつ通信のできるものが出てきています。これらの情報から、より早く、より詳しい身体の異常や病気の兆候を発見できる「見守りサービス」も出てくることでしょう。
○まとめ
なお、ALSOKでも、「ホームセキュリティBasic」をご導入いただいている方を対象に「見守り情報配信サービス」を提供しています。人感センサーで高齢者などの日常の動きを感知し、その状況をご家族など見守る方の任意の間隔で、メールで受け取ることができるサービスです。さらに見守る方の依頼により、ALSOKが代わりに確認に伺うことも可能です。
また、高齢者にニーズの高い「非常通報」「火災監視」「救急情報登録」を基本サービスとした「HOME ALSOKみまもりサポート」の販売も開始しましたので、興味のある方は紹介ページをご覧ください。
「見守り情報配信サービス」紹介ページは、こちら
https://www.alsok.co.jp/person/silverpack/mimamori.html
「HOME ALSOKみまもりサポート」紹介ページは、こちら
https://www.alsok.co.jp/person/mimamori/
「子供見守りサービス」紹介ページは、こちら
https://www.alsok.co.jp/person/child/
以 上
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対象別
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場所・シーン別
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犯罪・災害別
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