ALSOKみんなが作る!防犯何でもランキング
「逃げる」派と「助けを呼ぶ」派が約7割。防犯ブザーは、すぐに鳴らせる準備が大切。
皆の衆は、なかなやか優秀ですな。不審者にばったり遭遇したら、「逃げる」、「助けを呼ぶ」対応は適切な判断じゃ。「助けを呼ぶ」場合は、声がでないこともあるので、普段から笛や防犯ブザーなどを携帯し、すぐに鳴らせるように準備しておくと良いであろう。「手荷物をなげつける」時は相手の顔ではなく、足下に投げた方が効果的。相手が避けにくいし、近寄って来る相手の勢いをかわすことができますぞ。力に自信があっても、「勇敢に立ち向かう」のは最後の手段にしてくだされ。
昔から「君子危うきに近寄らず」と言うように、自分の身を守るための基本は、まず不審者と遭遇しないようにすることが、なによりも肝心じゃ。皆の衆には、帰宅の際に夜道を歩く時、人通りの少ない暗がりや駐車場など襲われそうな場所はないか、チェックをお薦めする。多少回り道になっても危険を回避するためには、より安全な道を使うのですぞ。それでも、万一不審者と遭遇してしまったら、「三十六計逃げるにしかず」と言うように逃げるのが一番じゃ。
不審者から逃げるときは、まず後ずさりから。
不審者に危害を受けそうになったら、大声を出して周りの人に知らせることが効果的じゃ。いざという時に、大声が出だせるか心配なら防犯ブザーも良いであろう。不審者は人に見られたくないので、心理的なダメージを与えることができる。そして、大声を上げたらすぐに逃げること。しかし、不審者と近距離の場合、いきなり背を向けて走り出すのは危険極まりない。なるべく目をそらさず、数歩後ずさりして距離をとってから走り出すのじゃ。そのときポケットに小銭を持っていれば、顔に投げつけて目つぶし代りに使える。ペットボトルを投げつけるのも良いであろう。そうして、不審者がひるんだ隙に逃げるのじゃ。
周りの様子を伺い、不審者がいないか確認することが肝心!
夜道を歩く時、携帯電話での会話に夢中になり周囲を気にしないのは言語道断!これでは相手に、隙だらけであることを伝えているようなものですぞ。夜道だけでなく、日中も同様に気をつけていただきたい。不審者は、ひと言で言えば「本来、その場所と時間にいるはずのない人」。例えば、住宅街に見かけないスーツ姿の男性がうろついていたり、スモークガラスの車が長時間停車していれば、それらも怪しいと疑うべきであろう。日頃から周囲に注意を向けておくことが、安全につながるのですぞ。
怪しげな人につけられているような恐い思いをした女性は少なくないはず。自分の身を守るためにも、危険に遭遇した時の対応や、日頃の意識が大切であることを肝に銘じるのじゃ。警察や地方自治体のWEBサイトでも地域の安全に関する情報を公開しているので、防犯対策に是非役立ててくだされ。