ALSOKセキュリティ川柳

防犯標語・スローガンに使える!ALSOKセキリュティ川柳

<2019年4月18日>

今回は、「火の用心」をテーマに取り上げてみました。

優秀賞の句はお見事ですね!防火もさることながら、エコロジー(環境保護)やエコノミー(節約)の視点が盛り込まれていて、大変素晴らしいと思いました。

皆さんは、コンセントとプラグの間にホコリがたまっていると、火災の原因となることはご存知ですか?ホコリが湿気を含むことによって「トラッキング」とよばれる現象が発生し、それがきっかけで火災を引き起こすことがあるので、注意が必要です。対策は簡単。佳作の1番(『コンセント ほこりを払って 火の用心』)のように、コンセントからプラグを抜いてホコリを取り除くことです。年末の大そうじの時など時機を見て、普段手が届かない場所も乾いた布でしっかりホコリを取り除きましょう。

佳作の2番(『料理中 離れるときは 火を消して』)は、皆さんの肝に命じていただきたいことです。調理中の火事というのはかなり多く、平成18年総務省消防庁の統計によると、住宅火災の出火原因のうち、「こんろ」が全体の24.2%にも達しています。特に多いのは揚げ物をしている時。電話がかかってきた、訪問客があった、テレビ番組が始まった等でついそちらに気をとられ、そのスキに鍋に火が入ってしまうというパターンが多くあります。キッチンから離れるときは必ず火を止めてください。また、万が一の出火に備えて、消火器を用意しておくことをお勧めします。消火剤は鍋の内側に向かって噴射しましょう。

3番(『全電化 でもねやっぱり 火の用心』)は、オール電化といったスタイルが確立した昨今、特に注意したいことです。「災害は進化する」といわれています。便利になればその分、新しい形の災害が生まれてくるのです。便利になったからといって必ずしも安全になったということではなく、使う際には、今まで同様に注意することが必要です。

そして4番(『警報器 つけて防火の 心がけ』)。これは、旬の話題といえます。といいますのは先頃、消防法と市町村条例により、全ての住宅に「住宅用火災警報器」の設置が義務づけられたためです。これにより、新築住宅は平成18年6月1日から、既存住宅も各市町村で定められた期日以降は警報器を設置しなければならなくなりました。住宅用火災警報器の設置はアメリカの先例にならうもので、アメリカでは警報器の普及が90%超になったとき、住宅火災の死者が約半分になったそうです。警報器を購入する際は、日本消防検定協会の鑑定品をお求めください。ALSOKでも販売しております(煙センサー・熱センサー)ので、どうぞご利用ください。

5番(『「火元ヨシ」 家族を守る その動作』)は常に心がけたいことです。当社でも実践していますが、指差し呼称することが大切です。電源スイッチ、ガスの元栓、暖房器具、灰皿など、一つひとつ指を差しながら、確認しましょう。

そして、防火に対する基本的な心構えは、6番(『恐い火事 念には念の セキュリティー』)、7番(『気のゆるみ 消して注意の 火を灯す』)の句を参考にしたいものです。

これからの季節、皆さんどうぞ火の元には注意し、火事をおこさぬようお気をつけくださいね。

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