社会貢献活動

地域社会への貢献

当社は、「ありがとうの心」を形にしていくため、奉仕の精神をもって社会貢献活動を積極的に行っていきます。

社会に対する感謝の気持ちを形にしていく

 当社が提供する警備サービスは、全国の市町村や都道府県などの地域社会の「安心・安全」を確保することで成り立っており、これまで警備業を継続的に発展させてこられたのは、地域社会に属する人々からの信用があったからこそと考えています。
 当社の基本精神「ありがとうの心」は、こうした社会に対する感謝の気持ちを表したものです。
 当社の地域社会への貢献は、社会福祉や教育、スポーツの分野で社会に奉仕するとともに、「安心・安全」な街づくりのために、防犯教室・防犯活動をはじめ、本業を通じた支援活動など、地域社会に積極的に参画し、「ありがとうの心」をさまざまな形にしています。

社会福祉への貢献

ALSOKありがとう運動

 「ALSOKありがとう運動」は、「国家および社会から日々受けている恩恵に感謝し、“生かし生かされるありがとうの心”を理念とし、国の内外を問わず社会に奉仕すること」を目的として、1967年に当社の創業者(故)村井順によって設立されました。
 本運動は、目的に賛同する役員・社員などの会費と寄託金で運営されています。
 本運動は、現金寄付・現物寄付・災害義援金などの形で、社会福祉・災害救済支援、地雷処理支援をはじめ、高齢者・身障者福祉などの支援に充てられています。
 現在、社会福祉施設などへの福祉車両の寄贈は累計83台(2012年10月現在)となりました。また、障がいをもつ方々に製作していただいたオペラグラスを国民体育大会に毎回寄贈し、累計は16万個を超えました。

2011年度・2012年度の主な寄付・寄贈先

【寄贈】

社会福祉施設へ福祉車両寄贈
2011年 東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島、茨城へ4台
2012年 秋田、宮城、新潟へ3台
国体へ授産施設で製作したオペラグラス1万個を寄贈
2011年 山口国体
2012年 岐阜国体

【災害義援金】

2011年 東日本大震災
新潟・福島豪雨
台風12号(和歌山・奈良)
トルコ地震
タイ洪水
2012年 九州北部豪雨

【寄付】

公益財団法人「日本盲導犬協会」
特定非営利活動法人「世界の医療団」
特定非営利活動法人日本地雷処理を支援する会
特定非営利活動法人ポラリスプロジェクトジャパン
一般財団法人メイク・ア・ウィッシュ・オブ ジャパン名古屋支部

(左から2人目)タイ洪水への寄付を寄贈するALSOKタイランドの豆生田社長

「ALSOKありがとう運動」福祉車両贈呈式

「安心・安全」な街づくり

ALSOKあんしん教室

 「ALSOKあんしん教室」は、子どもたちを犯罪から守ることを目的に、2004年10月から活動を開始した防犯出前授業です。これまでに、31,656回の授業を実施し、延べ961,264人の小学生が参加しています。(2013年6月末現在)
 2012年度は、全国で3,296回の授業を行い、96,431人の児童が参加しました。また、2012年度より、従来の3つの防犯授業に加え、新たに「救急救命・命の大切さ」をテーマとした授業の全国展開を開始し、119番通報の練習・AEDの観察・心肺蘇生の体験を通して、「命の大切さ」と人を助けるため一歩踏み出す「勇気」と「思いやりの心」を持つことを呼びかけています。

ALSOKあんしん教室のページはこちら

地域社会の防犯活動

 当社グループでは、地域社会の防犯活動を行っています。具体的には、近隣地域の防犯パトロールを毎月継続して行うほか、駅周辺の違法駐輪などへの注意喚起を行っています。さらに、救急処置について、広く地域住民へ普及啓発を行うために、地域イベントなどで、AEDのアドバイスなどを実施しています。

本業を通じ、聴覚障がい者を支援

 当社は、総務省消防庁から「聴覚障がい者対応型住宅用火災警報器普及事業者」に採択され、聴覚障がい者の方が火災を有効に覚知できる住宅用火災警報器の普及に努めています。

スポーツ活動の振興

運動選手の育成支援

 当社がスポーツ活動を支援する目的は、柔道をはじめとするスポーツ活動を通じ、社員相互の団結心向上を図り、社業の発展に寄与することです。
 柔道やレスリングをはじめ、現在8つの運動部が活動しており、数多くのオリンピック選手、国際大会優勝者を輩出しています。また、地域の子どもたちに武道の楽しさを教える柔道教室も各地で開催しています。

教育・学術への支援

村井順記念奨学財団

 本財団は、2000年より、経済的理由により修学が困難な大学生・大学院生に対して、月額3万円の返還不要の奨学金を給付しています。2011年度は、大学生40名に対して1人月額3万円、合計1,440万円の奨学金を給付しました。

寄附講座の開講

 当社は、学校法人早稲田大学において、2011年度および2012年度の春期に「新時代のセキュリティビジネス〜安全・安心な社会を目指して〜」と題する寄附講座を開設し、セキュリティ産業のさらなる認知度向上に努めました。
 各年度の初回には、代表取締役社長の青山幸恭が「警備会社とセキュリティビジネス」として講義を行いました。

  • 寄附講座の様子(早稲田大学)

  • 講義を行う青山代表取締役社長

TOPICS

「子育て応援企業」主催の事業に参加 〜南多摩支社

 当社の南多摩支社は、東京都八王子市が推進する「子育て応援」の趣旨に賛同し、「八王子市子育て応援企業」が主催する事業に参加しています。この活動は、地域に暮らし、子育てに奮闘する市民やその子どもたちをサポートするほか、自社内で子育てをしながら働く社員の環境整備に取り組む事業者の集まりとして、78団体157事業所が登録しています。当社は、78団体で唯一、防犯・防災のノウハウを持つ企業として、地域防犯パトロールにも積極的に参加しています。

最寄駅周辺の美化活動に参加 〜横浜北支社

 横浜北支社は、新横浜町内会と連携し、新横浜駅周辺に放置された自転車や立て看板に撤去を促す張り紙を貼付するなど、街の美化に積極的に取り組んでいます。

美化活動の様子

早朝の交通安全指導 〜中京綜合警備保障株式会社

 中京綜合警備保障株式会社は、「愛知県安全なまちづくり・交通安全パートナーシップ企業活動」に登録し、毎月“0”の日(10・20・30日)の3日間、本社南側の交差点において、社員が交通安全指導員の帽子とチョッキを着用し、安全旗を振って交通安全指導を実施しています。

交通安全指導の様子