長期留守宅ではガス・電気・水道の解約が必要?

住宅設備 2020.10.01

長期間家を留守にする場合は、在宅している人間がいないからこそのリスクが発生するため、そのリスクに対処するための対策・準備が必要になります。

また、ガス・電気・水道といったライフラインを解約すべきかどうかは、家を空ける期間などによって変わります。

本記事では、家を長期間空ける際のリスクやライフラインへの対処、家を空ける前に行っておきたい対策・準備などについて解説します。

長期留守の前に何も準備しないと起こる4つのリスク

転勤や留学などで長期間家を留守にする場合、実際に家を空ける前にはそれなりの準備や対策を行わなければなりません。

何の準備もせずに家を長期間留守にすると、以下のようなリスクが考えられます。

1空き巣に入られてしまう可能性がある

長期間家を留守にする場合は、郵便局に不在届を出す必要があります。この準備を怠っていると、郵便ポストに郵便物が溜まり、その家の住人が長期不在にしていることがわかってしまうので、空き巣の格好のターゲットとなりかねません。

一般的に、空き巣はターゲットにした家の様子を事前に観察するといわれています。長期不在時は当然ながらカーテンもずっと閉めっぱなしで電気もまったく付きませんし、インターホンを押しても誰も対応しません。そのため、空き巣に住人が不在だと確信されて侵入されてしまいやすいのです。

もちろん侵入するためには窓ガラスなどを割らなければなりませんが、住人がいないとわかっている以上通報されるリスクが少なくなるので、普段よりも大胆な侵入が可能になってしまうでしょう。

久しぶりに家に帰ってきたときに、懐かしの我が家が見るも無残な状態になってしまっているのは避けたいものです。

2ライフラインの費用を無駄に払い続けなければならなくなる

ライフラインの費用とは
ライフラインの費用とは

ガス・電気・水道といったライフラインの費用は、生活していくうえで必要不可欠な出費ではありますが、それはあくまでもそれらが供給されているところで生活をしているからです。

家を長期不在にする関係でガスも電気も水道も使わないのであれば、本来はライフラインの費用を支払う必要はないはずなのです。

ただ、家を空ける前にライフラインの停止や解約の手続きを行わなければ、それまでどおり費用を支払い続けなければなりません。支払うのは基本使用料のみではありますが、一切利用していないライフラインに対して出費が発生するのは無駄以外の何物でもないでしょう。

3ガス漏れ・漏電・水漏れ被害にあってしまう可能性がある

ガスや電気・水道が使えるままの状態ということは、ガス漏れや漏電・水漏れなどが原因で家が災害にあってしまう可能性もあるということです。一軒家の場合は被害が自分の家だけで済む可能性もありますが、アパートやマンションの場合は周囲の部屋も災害に巻き込まれてしまう可能性が高いです。

空き巣に入られたり無駄なライフラインの出費を支払わなければならないというのは、避けたい事態であることは間違いありません。ただ、災害によって帰るべき家がなくなってしまうというのは、それらをはるかに凌駕するアクシデントであることは言うまでもないでしょう。

トラッキング現象などによる火災

トラッキング現象とは、コンセントとプラグの間にホコリがたまり、湿気との交わりによって、電気が流れ発火する現象をいいます。長期留守中に、コンセントとプラグの間にホコリがたまることがあるので、対策が必要です。

ガス・電気・水道を解約すべきかどうかはケースバイケース

費用を無駄に支払わなければならなかったり災害にあったりしてしまう可能性がある以上、長期留守にする際はガス・電気・水道は解約してしまったほうがよいと言えます。

しかし、実際に解約すべきかどうかはケースバイケースです。ガス・電気・水道は一度解約してしまうと、あらためて使うときに契約し直さなければなりません。久しぶりに帰ってきた家でガスも電気も水道も使えないのでは、ゆっくりお風呂に浸かることもできないでしょう。

家を空ける期間が3ヵ月程度なのであれば、その間に発生しているガス代・電気代・水道代は合計しても5,000円前後であるケースが大半です。不在期間がそれより長くなれば、支払わなければならない金額もなかなかバカにできませんが、5,000円程度であればそこまで痛い出費でもないでしょう。

家を空ける期間がどれくらいなのか、帰ってきてしばらくはライフラインが機能しないという不自由をどの程度許容できるかによって、ガス・電気・水道を解約すべきかどうかは変わってくるのです。

ガス・電気・水道の解約方法

ライフラインの節約方法
ライフラインの節約方法

ここからは、ガス・電気・水道をそれぞれ解約するための方法について説明します。

ガスを解約する場合

ガスを解約する場合は、電話・インターネット経由などでガス会社に解約の手続きを依頼します。立ち合いが必要かどうかはガス会社によって異なりますので、事前に確認しておくとよいでしょう。

ガスを閉栓してしまうと、それ以降お湯などが使えなくなるので、閉栓手続きはなるべくギリギリに行ってもらうのがおすすめです。

電気を解約する場合

電気を解約する場合も、電話・インターネット経由などで電気会社に解約を依頼します。お客様番号などがわかったほうがスムーズに手続きが進むので、あらかじめ検針票や請求書などを準備しておくとよいでしょう。

電気の解約には立ち合いなどは必要ないので、家を出ることになるその日までは使えるようにしておくのが賢明です。

水道を解約する場合

水道を解約する場合も、電話・インターネット経由などで水道局に解約を依頼します。電気の場合と同様に、あらかじめ検針票や請求書などを準備して、お客様番号がすぐにわかる状態にしておくとよいでしょう。

水道が使えないと顔も洗えませんしトイレにも行けませんので、電気と同じく家を出る日までは使えるようにしておくべきと言えます。

また、補足として水道を利用していないと水道管が錆びることがあります。錆対策としては、空き家管理サービス等による定期的な通水が有効です。

長期留守する前に準備しなければいけない5つのこと

家を長期間留守にすることにはリスクがあることがわかりました。そのようなリスクに備えるために、家を長期間空ける前に行っておくべきことを以下でいくつか紹介します。

1郵便局に不在届を出しておく

先述のとおり、郵便ポストに郵便物が貯まっている家は空き巣のターゲットとなってしまうので、長期間家を空ける場合は郵便局に不在届を出しておきましょう。

不在届を出しておけば、その間の郵便物はすべて郵便物でストップさせて郵送しないようにしてくれます。郵便物がポストからあふれてしまう心配もありません。

不在届の紙は郵便局に置いてありますし、郵便局のホームページからダウンロードも可能なので、必要事項を記載したうえで郵便局に提出しましょう。提出時には運転免許証や健康保険証といった本人確認書類もあわせて必要です。

2空き巣対策を行っておく

万が一空き巣に狙われてしまっても、空き巣対策をしっかりしておけば空き巣もそう簡単には手出しできません。

空き巣は侵入に時間がかかりそうな家を嫌いますから、窓やドアに補助錠を付けておくことで、空き巣が侵入を諦める可能性が高くなります。

また、万が一ガラスを割られて侵入されそうになった場合に備えて、ガラスの振動を検知して作動するアラームを設置しておくのも有効です。

補助錠やアラームなどは比較的リーズナブルな値段で売られていることが多いので、自衛のためにも出費を惜しまずに購入して設置しておくとよいでしょう。

3近所の人に長期で不在にする旨を伝えておく

近所付き合いがある場合は、近所の人に長期で不在にする旨を伝えておくことも重要です。不在と聞いていた人の家の庭に人影があったり、家の中に電気が付いていたりすれば、近所の人が空き巣に気付いて通報してくれるかもしれません。

近所の人との関係性によっては、庭の手入れなどをしがてら様子を見てくれることもあります。自分がいない間も、近所の人によるチェック機能が働いていると思えば安心できるでしょう。

4トラッキング防止対策としてコンセントからプラグを抜いておく

使用しない家電は、コンセントからプラグを抜いておくことでトラッキング防止対策になります。長期留守中も使用する家電に関しては、プラグをきれいにしておきましょう。また、トラッキング防止用のプラグカバーを購入し対策することもお勧めいたします。

5空き家管理サービスの利用も検討する

家主がいない間、定期的に家の管理を行ったり見回りをしたりしてくれる空き家管理サービスを利用するのも、1つの方法です。サービス内容は業者によって異なるので、内容と値段を吟味したうえで自分にとってもっとも有用そうなサービスを選ぶことが重要です。

空き家管理サービスを活用する場合は、ガス・電気・水道を解約しないほうがよい場合もあるので、その点にも注意したうえでサービスを利用するかどうかを考えましょう。

ALSOKでは、長期不在のご自宅を巡回して異常の有無を報告するという「るすたくサービス」も提供しております。ご希望に応じて、追加できるサービスもありますので、ぜひご検討ください。

長期留守の場合は事前準備を忘れずに!

家を長期間留守にする場合は、空き巣に入られてしまったりガス漏れや漏電などが原因で家が災害にあったりしてしまうリスクがあります。

家を空ける期間にもよりますが、ガス・電気・水道といったライフラインは原則としてストップさせておくのが望ましいと言えます。

また、空き巣に狙われないように郵便局に不在届を出したり、ドアや窓に補助錠を付けて空き巣に入られにくくしたりといった対策を行っておくことも重要です。

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