知らない人に声をかけられる人の特徴は?

防犯 2021.02.15

声かけ・つきまとい被害に遭わないためには、不審者に「隙」を与えないことが大切です。

知らない人に声をかけられやすい人は、周囲への注意力が散漫となり警戒心が乏しい状態にあることから、不審者に声をかける隙を与えてしまっています。知らない人に声をかけられやすい人の特徴を知り、日頃の行動パターンを見直すことが大切です。

この記事では、見知らぬ人に話しかけられやすい人の共通点や、子どもを犯罪被害から守るための防犯教育について解説します。

知らない人に声をかけられやすい人の2つの特徴

知らない人に声をかけられやすい人の特徴
知らない人に声をかけられやすい人の特徴

知らない人によく話しかけられる人には、実は共通点があります。声かけ・つきまとい・立ちふさがりといった迷惑行為は、殺人・強盗・性犯罪といった重大犯罪の前兆事案であるケースも少なくありません。

日頃の行動が「声をかけられやすい人」の特徴に当てはまっていないか、今一度チェックしてみましょう。

注意力が散漫な状態

不審者の多くは、周囲に対する警戒心が乏しく、声をかける隙がある状態の人をターゲットにします。たとえば、次のような人は狙われやすいため注意が必要です。

  • ぼんやりと考え事をしている
  • うつむいた姿勢で、あまり周囲を見ていない
  • スマートフォンや音楽プレーヤーを操作しながら歩いている
  • ゆっくりとしたペースで歩いている
  • はっきりした目的がなく、暇そうな様子をしている

迷惑行為をする不審者は、ターゲットの「後方」から近づいてきます。

警察庁の調べでは、女性に対する声かけ・つきまとい・卑わいな言動の54.6%が、「後方」からの接触によるものであることがわかっています。暴行や性犯罪などの犯罪被害についても、接触方向が「後方」だったものは全体の73.8%です。[注1]

周囲に対する注意力が散漫な状態だと、不審者の「後方」からの接触に気がつくことができません。逆に、視線を上げてきびきび歩いている人や、周囲への警戒を怠っていない人は、不審者のターゲットになりにくくなります。

不審者は大声を出されることや、周囲に助けを求められることを嫌がります。声かけやつきまといに遭わないためには、つねに周囲への警戒を怠らないことが大切です。

同行者がおらずひとりで出歩いている

警察庁の調べによると、ひとりで出歩いている子どもや女性が、不審者の標的になりやすいことがわかっています。逆に、同行者がいた場合は、声かけ・つきまとい・立ちふさがりといった迷惑行為に遭う可能性が低くなります。

被害事案に占める割合
同行者あり 同行者なし
女性(13歳未満) 50.0% 50.0%
女性(13歳~19歳) 17.6% 82.4%
女性(20~34歳) 6.3% 93.8%
女性(35歳以上) 7.7% 92.3%

[注1]

13歳未満の児童の場合のみ、友人などの同行者がいても半数のケースで被害が発生していますが、それ以外の年齢層では同行者の有無が大きな影響を与えています。罪種別に見たデータでも、ひとりで出歩くことの危険性がわかります。

被害事案に占める割合
同行者あり 同行者なし
声かけ・つきまとい・痴漢 21.4% 78.6%
盗撮・のぞき見 31.6% 68.4%
性犯罪 8.3% 91.7%

[注1]

声かけやつきまといは、暴行や性犯罪の前兆事案であるケースが少なくありません。誰かしら同行者がいれば、不審者に狙われる可能性が低くなります。特に夜間に外出する際は、必ず家族や保護者に同行してもらいましょう。

もし知らない人に話しかけられたらはっきりと意思表示を

知らない人にはなしかけられたらどうする?
知らない人にはなしかけられたらどうする?

もし見知らぬ人に声をかけられたら、どう対処すればよいのでしょうか。大切なのは、「いやです」「興味ありません」とはっきり意思表示することです。

何気ない問いかけのように思えても、顔も名前も知らない人が、いきなり話しかけてくるのは不自然な状況です。ちょっとした声かけやつきまといがきっかけとなって、重大な犯罪に発展した事例は少なくありません。もし知らない人が話しかけてきたら、「いやです」「興味ありません」と意思表示しましょう。

それでも不審者がしつこくつきまとってくるようであれば、大声で周囲に助けを求めるか、すぐに110番をして警察を呼びましょう。服や腕をつかまれたりしないよう、不審者が近づいてきたら、すぐに距離をとることも大切です。

防犯ブザーがあれば声を出す勇気のない人も安心

「不審者が怖くて意思表示できない」「大声を出すのが得意ではない」という人もいるかもしれません。そういった場合、普段から防犯ブザーやホイッスルを携帯していると安心です。

不審者は大声や大きな物音を嫌がります。意思表示が苦手な方でも、防犯ブザーやホイッスルで大きな音を出せば、不審者を撃退できる可能性が高くなります。もし防犯ブザーやホイッスルを携帯していない場合は、とっさに携帯電話やスマートフォンで大きな音を出すことでも代用できます。

防犯ブザーやホイッスルには、迷惑行為や犯罪行為の抑止効果がある点もポイントです。防犯グッズを目につく場所に取り付けておけば、防犯意識の高さを周囲にアピールでき、不審者のターゲットになる可能性は少なくなります。

子どもを狙う犯罪を防ぐために「防犯教育」が必要

子どもをターゲットにした声かけ・つきまとい事案は増加しています。愛知県警の調べによると、2019年中に発生した13歳未満への声かけ・つきまといの件数は、2012年以降最多となる1,209件でした。[注2]

警察官を装って声をかけるなど、声かけの手口は巧妙化しています。日本不審者情報センター(JASPIC)によると、実際に発生した声かけ事例には次のようなものがあります。

発生日 発生場所 声かけ 現場の状況
2020年9月8日 熊本県合志市豊岡 お菓子あげるから車に乗らない? 車に乗り、下校途中の児童に後ろから近づき、声をかけた
2020年8月31日 岐阜県高山市清見町三日町 こんにちは、どこの学校? 下校途中の男児に声をかけ、カメラで撮影した
2020年7月31日 大阪府泉佐野市上之郷 日根神社の場所を教えてほしい、車に乗って説明して 車の中から、自転車の男児に声をかけた
2020年6月11日 兵庫県養父市八鹿町八鹿 問題に答えたらお金をあげるよ、名前を教えて 通行中の男児らに声をかけた

[注3]

「いかのおすし」を覚えてもらおう

不審者の声かけにはさまざまな手口があり、子どもが判断に困ってしまうケースも少なくありません。見知らぬ人に声をかけられたら、「いかのおすし」を実践するように教えましょう。「いかのおすし」は警視庁が考案した防犯標語です。

「いか」ない:知らない人についていかない

「の」らない:知らない人の車に乗らない

「お」おきなこえをだす:危険を感じたら大声を出す

「す」ぐににげる:その場からすぐに逃げる

「し」らせる:大人の人に知らせる

「いかのおすし」は小さな子どもでも覚えやすく、全国の小・中・高・特別支援学校などで、防犯標語として浸透しています。

見知らぬ人に声をかけられ、その場で考え込んでしまうと、性犯罪や連れ去り被害に遭う可能性が高くなります。子どもがすぐに正しい行動をとれるよう、「いかのおすし」を教えましょう。

ALSOKでは全国の小学校で、登下校やお留守番などのシーンに合わせた防犯出前授業「あんしん教室」を行っています。

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知らない人に声をかけられないようにするためには

知らない人に声をかけられたり、つきまとわれたりしやすい人には共通点があります。しっかり前を向いてきびきび歩き、周囲への警戒を怠らないことで、不審者のターゲットになりにくくなります。

子どもを犯罪被害から守るためには、子どもへの防犯教育も大切です。「いかのおすし」をキーワードとして、見知らぬ人の誘いに乗らず、すぐにその場から逃げるよう指導しましょう。

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