防盗金庫を狙った犯行と対策について

防犯2021.02.19

金庫はご自身の財産を管理、かつ守るにはうってつけのものといえるでしょう。現代の金庫として、その存在感を高めているのが「防盗金庫」です。

防盗金庫は従来の金庫や耐火金庫よりも優れた性質を持っているため、一家に1台あるべきものとして推奨されつつあります。

そこで今回は、防盗金庫について詳しく解説します。

防盗金庫は厳しい基準に合格したセキュリティレベルが高い金庫

防犯金庫とは
防犯金庫とは

防盗金庫とは、金庫のなかでもセキュリティレベルが高い金庫を指します。防盗金庫の特徴としては、盗難防止力が強いことはもちろんのこと、耐火金庫にみられる耐火性能も持ち合わせているという点です。

つまり、防犯だけではなくもしもの際の災害にも耐える効果が期待できる、すべてを兼ね備えた金庫といえます。

防盗金庫の試験はかなり厳しい

防盗金庫が性能の認証を受け、防盗金庫として販売されるには、日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会が設ける試験において厳しい合格基準に達しないといけません。その基準に合格して、はじめてその金庫の「防盗」機能が認められます。

防盗金庫は設置場所に注意する

防盗機能が高い防盗金庫ですが、設置場所には注意しましょう。日本セーフ・ファニチュア協同組合連合会が発表した「耐火金庫・防盗金庫持ち去り対策ガイドライン『第2版』」によれば、金庫盗難事件の約50%が「扉こじ開け」、約15%が「持ち去り」となっています。[注2]

持ち去りに対しての対策をとるためには、

  • ドアから離れた場所
  • 什器や家具に囲まれた場所

といったように、少しでも防盗金庫の持ち去りにかかる時間が長くなる場所に設置しましょう。同連合会のガイドラインでは、金庫持ち去りの犯行時間は5~10分とされているため、それ以上時間がかかるような場所に配置するとともに、床にアンカー止めを施すことで、持ち去り対策への効果が期待できます。ただし、防盗金庫は重いものが多いので、設置前に床の耐重性を確認する必要があります。

金庫を目的とした犯行について

金庫を狙う5つの犯行手口
金庫を狙う5つの犯行手口

金庫を目的とした犯行にはどのようなケースが考えられるのでしょうか。「家に金庫はあるけど、自分のところは大丈夫!」と思っている人ほど被害に遭う確率を無意識に高めてしまっているかもしれません。

金庫を狙う5つの犯行手口を解説いたします。

1金庫破り

文字通り、金庫を目的とした窃盗のことを指します。特徴としては、事前に金庫があることを知っている人の犯行である場合が多いという点です。またそのような犯行に及ぶ人は、金庫の開錠方法または金庫の持ち出し方法などを把握している可能性もあるため、比較的短時間でスムーズに盗めてしまうケースが多いのです。また、金庫を破壊されたり、持ち去られたりする被害のほとんどは、耐火金庫であると云われています。

さらに専門業者を装い、複数人で1人暮らしの高齢者を狙うといった詐欺のような手口も増えています。そのため、外部の業者を自宅に入れるような場合、身分をしっかりと確認することが大切といえます。

2空き巣

空き巣は、家の中に人がいないことを確認したうえで侵入し、金品を盗み去る犯行のことを指します。

計画的か無差別かによって傾向は異なりますが、金庫を狙った犯行の場合は計画的な場合が多く、時間をかけてゆっくりとその家の生活スタイルなどを把握している可能性が高いでしょう。

また無差別だったとしても、移動可能な金庫の場合は、先に持ち出してしまって、人目に付かない場所でゆっくり開錠するといったことも考えられます。

3居空き

居空きと空き巣の違いは「家主が家にいるかいないか」という点です。

居空きは家主が在宅しているが、昼寝や食事の準備などをしている間に侵入し、金品を盗むことです。かなりリスクの高い犯行ではありますが、令和元年に警視庁が公表した「侵入窃盗手口別発生状況」の資料によると、居空きは全体の6番目に多い犯罪件数となっています。ほかの犯罪手口より少ないかもしれませんが、注意は必要です。[注1]

ただ居空きの場合は、家主がどこを移動するかによって盗む金品も異なるため、金庫だけに焦点を当てるといった犯行にはなりづらいと考えられているようです。とはいえ、油断するのは危険です。たとえ家にいても戸締りはしっかり行いましょう。

4忍び込み

忍び込みも空き巣や居空きと似た手口で、家主が寝ている隙に侵入し、金品を盗みます。したがって犯行は夜に行なわれることが多いと考えられています。

対策としては、しっかり戸締りを行なうことと、金庫がある家は防犯カメラや警備会社による機械警備(ホームセキュリティ)などを用いて家に入られる前に犯行を防ぐといったことが必要になってくるでしょう。窓を二重にするといった対策も有効です。

5事務所・出店荒し

金庫を盗む対象は、一般家庭の家だけではありません。事務所や店舗も対象です。とくに気を付けなければいけないのが、セキュリティレベルが乏しい事務所や個人経営のお店です。

一般的に大きな事務所や会社は、警備会社と契約を結んでいるため、防犯レベルは高いと認識されやすいのですが、小さな事務所や個人経営のお店は、防犯レベルが低いとみなされてしまいがちです。

稀に外から金庫が見えてしまっているお店も見かけますが、かなり危険です。お店や事務所の金庫はその事業の財産そのものですから、一般家庭以上に盗まれない工夫が必要です。

ホームセキュリティを利用した防盗対策を

一般家庭でセキュリティ対策を行う場合、一般的に契約対応型(ホームセキュリティ)とセルフ対応型に分かれます。契約対応型は警備会社に警備を依頼し、異常が発生した際にはすぐに駆け付けてもらうといったシステムを組みます。一方、セルフ対応型は自身で防犯カメラなどを設置し、防犯対策を取ることを指します。セルフ対応型に関しては、異常時にご自身で対応することが大変危険であること、対応が遅くなって被害が多くなる、センサーの設置場所に想定外の抜け穴ができてしまう等のリスクがあります。

また、契約対応型に比べてセルフ対応型は費用が安い反面、保証がないものが多く、そのため被害に遭ってしまった際には、被害額が警備会社に依頼した時よりも高くなってしまう場合があります。したがって、万が一被害に遭ってしまった場合にも補償制度が備わっている契約対応型がおすすめです。

防盗金庫+防犯対策で金庫の中身を守ろう!

防盗金庫自体は、かなり厳しい試験に合格した物だけが商品化されるため、信用度は高いと考えてよいでしょう。ただし、防盗金庫があるからといって100%安心とは言い切れません。防盗金庫にたどりつけないためのセキュリティにも気を配る必要があります。

これから防盗金庫を導入しようとお考えの方は、防盗金庫と同時に周りのセキュリティも同時に検討してみてください。

ALSOKでは、24時間365日体制でお客様の安全と安心を見守ります。

防盗金庫のご用意だけなく、ホームセキュリティサービスを取り入れていくことで防犯効果をより強化させることができます。

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