新築・リフォーム時にできる一戸建ての防犯対策
一戸建ての新築やリフォームを検討しているけれど、防犯面が心配という方は多いと思います。空き巣をはじめとする侵入窃盗の犯罪被害に遭うリスクを低減させるため、一戸建てで講じるべき防犯対策にはどのようなものがあるでしょうか。
ここでは一戸建ての防犯対策について解説します。
目次
一戸建ては侵入窃盗のターゲットにされやすい
侵入窃盗の認知件数は2003年以降20年連続で減少していましたが、2023年に増加に転じました。一般住宅を狙う住宅対象侵入窃盗も同様の傾向となっており、2024年の一戸建て住宅を対象とした侵入窃盗の認知件数は12,475件で、日本全国で1日あたり約34件の事件が起きている計算になります。
侵入窃盗で一番多いのは家人が不在の時に侵入して金品を盗む「空き巣」で全体の約4分の1を占めています。また、認知された侵入窃盗の対象となった住戸を見ると、一戸建て住宅が全体の29%を占めていることが分かります。一戸建てに住む方は、空き巣に狙われないように慎重な対策を検討する必要があると言えます。
出典:(左図)警察庁「令和6年の犯罪」
(右図)警察庁「住まいる防犯110番」
では、一戸建ての場合、空き巣はどこからどうやって侵入してくるのでしょうか。
侵入窃盗の侵入口として最も多かったのが「窓」で52.9%と半数を上回っています。侵入手段に関しては「無締り」が最も多く47.7%、その次が「ガラス破り」で35.7%となっています。一戸建ての侵入窃盗においては、鍵を閉め忘れた出入口や窓から侵入されるケース、ガラス破りで侵入されるケースが多く、注意が必要です。
出典:警察庁「令和6年の犯罪」
空き巣は念入りに下見を行う
ではどのような家が狙われやすいのでしょうか。
空き巣はまず侵入しやすい(人目に付かず侵入でき、その後逃げやすい)環境かどうかをチェックします。その際に気にするのはまず「人通りや人目が少ないか」、次に「ターゲットとした住戸に入りやすく、そこから逃げやすいか」、そして「その時間帯において周辺に留守の家が多いか」です。
「人通りや人目が少ないか」については、立ち話をしている人がいないか、通行人が少ないかなどがポイントとなります。また、これに似た点として、連帯感(近所づきあいがある)のある街を嫌う傾向があります。近所づきあいが良好な街では不審者はすぐに気づかれ、声をかけられたりするからです。空き巣は下見の際にその地域の連帯感の度合いを確認する方法として、ごみ捨てのルールが守られているかどうかをチェックすると言われています。ごみ収集日が守られていない、ごみが放置されているような地域は、地域の連帯感が希薄で防犯に関心が薄い地域と見られてしまうため、空き巣などの侵入窃盗のターゲットになりやすくなります。
「ターゲットとした住戸に入りやすく、そこから逃げやすいか」ということに関しては、住戸から出てすぐに人混みに紛れて逃走できるような場所かどうかがポイントとなります。乗降客の多い駅や繁華街に近い地域などは、万一見つかってもすぐに人混みに紛れて逃走しやすいため、侵入窃盗のターゲットとなりやすくなります。
「その時間帯において周辺に留守の家が多いか」に関して、侵入窃盗犯は住戸のインターフォンを押して留守かどうかを確認することがあります。録画機能付きのインターフォンを設置することで、インターフォンを押した人物の画像が記録されるため、侵入窃盗の被害に遭うリスクを低減させることができます。また、郵便受けに新聞や手紙、チラシなどが溜まっている住戸については、しばらく留守が続いていると思われてしまい、ターゲットにされるリスクが高まります。
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新築・リフォーム時にできる防犯対策~狙われない家にする
上記以外にも空き巣が家の防犯状況を確認して、侵入しやすい家かどうかを判断していることがあります。空き巣はどんな家を好むのでしょうか。
チェックポイントは大きく次の3つです。
- 背の高い庭木や塀、ベランダの腰壁など、周囲の目を遮るものがある
(周辺に通行人から見えない死角が多いと、不審な行動をしていても気づかれず侵入しやすくなります。) - 庭木、屋根付きガレージ、物置、エアコンの室外機など、侵入する際の足場になるものがある
(足場があると、高い窓や2階からの侵入が容易になります。) - 玄関ドアや窓が「ワンドア・ツーロック」になっていない
(錠が1つだけのドアや窓は、侵入口になりやすくなります。)
新築・リフォーム時に、この3つのポイントをチェックして、狙われやすそうなところがある場合は改善しましょう。
新築・リフォーム時にできる防犯対策~侵入を諦めさせる
また防犯性能の高い建物部品を導入することで、侵入時に時間をかけさせ、犯行をあきらめさせることができる場合があります。警察庁のWebページ「住まいる防犯110番」によれば、侵入に手間取り、5分以上かかると侵入者の約7割は諦め、10分以上かかるとほとんどの侵入者が諦めるといわれています。
防犯性能を考慮すべき建物部品には以下のようなものがあげられます。
- 防犯サッシ・ガラス → CPマークがついているものは、高い防犯性能が認められた製品です。窓の場合は、内側から防犯フィルムを貼るというのも効果的です。
- 補助錠 → 玄関・窓は、補助錠を付けるなどして「ワンドア・ツーロック」を実践するようにしましょう。
- 丈夫な面格子・雨戸、シャッターなど → 窓をこれらの建物部品でガードしておくことで、侵入窃盗の被害に遭うリスクを低減させることができます。
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